本日、富山市内にてカターレ富山の新体制・新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●清原邦彦社長
「2011年シーズンのスローガンは「一歩一歩　For the WIN with ALL」。応援いただいているすべての皆さんとともに勝利を目指し、一歩一歩着実に進んでいきたいという思いを素直に表現した。安間監督からも、リーグにおける現在のカターレの立ち位置を踏まえて一歩一歩やっていきたい、との言葉をもらっている。私自身もカターレ富山はこれからのチームだと思っており、やるべきことを一つずつしっかりやっていきたい。昨年のスローガン「躍進さらに躍進」では、志を高く掲げた。今季は皆さんともに確実に一歩ずつ取り組んでいくという決意を込めた。

ここにいる新しいメンバー、そして昨年からのメンバーとともに一致団結して頑張っていきたい。クラブ発足から３年が経過した。緒に就いたばかりで、Jリーグの扉を開いてスタートラインに立つための３年間だったと思う。きょうから始まる３年間が本当にカターレのクラブ、チームづくりにとって重要になる。
昨季までアローズ北陸とYKK APの２つのチームが合体して進めてきたが、今回11人の新加入があった。初めての抜本的な構造改革であり、カターレとしての意志をもってチームをつくっていかなければならない。安間監督のもと新体制で臨む2011年に対し、私自身もわくわくしている。これからの戦いに期待している。みなさま、ご声援をよろしくお願いします。

クラブ運営に関しても、これまでは地域貢献活動など、思っていながらも具体化できなかったことがあった。地域に根差したクラブを目指しており、やるべき方向性が昨年になって見えてきた。さらに具体的に地域と交流しながら、わたしたちができる貢献をしていきたい。チームの協力が必要だが、安間監督は理解してくれており大変に心強い。
また、子どもたちに夢と希望を与えるクラブづくりをしていきたい。学校訪問の回数も増やして交流を大事にしていく。そのような活動を通じて、カターレ富山の地域への浸透を図りたい。私たちがいくら「よろしく」と言ったところで、地域の皆さまから受け入れてもらえなければクラブの存在意義がない。皆さまから評価していただけるクラブになれるように努力していきたい」

●安間貴義監督
「J２昇格１年目に13位となり、それを受けて昨季は８位という目標を掲げた。しかし、試合が（週２回）から週に１回に変わり、ベストは尽くしたが18位という結果に終わった。「一歩一歩」というスローガンを掲げたように、もういちど、ふわふわした気持ちではなく地に足をつけてやっていきたい。
会社と現場で話し合い、目標順位を13位に決めた。一昨年の13位は勢いもあり、週に数試合を行うリーグ戦の中で成し遂げた。今季は、週１度のゲームをベストの状態で戦って、その順位を意図して狙っていきたい。ただ、今のメンバーの中に昨季のリーグ戦に（レギュラーとして）出続けた者はほとんどいない。キャプテンになる足助にしてもそうだ。昨季からの選手がチームを引っ張り、なおかつ新加入の選手がそこにかみ合い、お互いに伸びていかなければクラブの力にはならない。そうなってはじめて目標の13位を成し遂げることができるし、それ以上も狙っていけるようになる。地に足をつけて、やるべきことを一つずつ確実にやっていきたい。

オフザピッチの部分では、地域貢献のために選手をどんどん外に出していきたい。選手たちにも話したのだが、雇ってもらっているのはカターレという会社ではあるが、その先にはサポーターやファンの方がおり、地域のために役立つと思ってカターレに資金を出してくれている。その資金を有効に使うためにも、地域のための活動に反映させていきたい。要求していただけることに応えていきたいと思う。イベント会社ではなくサッカーチームなので、トレーニングやゲームに支障があればお断りすることもある。だが、できることにはトライしていきたい。まずはプレーで熱の入った試合をしていく。一丸となってやっていきたい」

●米田徹コーチ
「今季、コーチとしてみんなの仲間に加わります。このクラブに携わる人の中でも最前線の場所での仕事になる。グラウンドの中で起きることをたくさん見つけて、自分の役割をまっとうしていきたいと思う。よろしくお願いします」

●東保成アシスタントコーチ
「（昨季のU-15監督から）トップチームに入る機会を与えていただき感謝しています。自分自身が成長することによってクラブ、チーム、そしておおげさかもしれないが富山のためになることができればと思っている。目の前の仕事に精いっぱいの力を尽くしていきたい。よろしくお願いします」

●足助翔キャプテン
「先ほど選手たちに伝えたのですが、このチームには経験値、実力、リーダーシップなどあらゆる面で私より優れた選手が何人もいると思う。しかし、その中で何かを期待され、キャプテンを任されたことに対し、責任感とやりがいを感じている。富山で唯一のプロサッカーチームのキャプテンという名に恥じないよう日ごろから努力していく。みなさん、よろしくお願いします」

●池端陽介選手 DF
「今年14年目で31歳になるが、30を過ぎてもまだまだできる、という観客にも伝わる熱いプレーをしていきたい。よろしくお願いします。スピードと対人に自信がある。昨季は失点が多かったと聞いており、相手の決定機をつぶしていきたい」

●大西容平選手 FW
「甲府から移籍してきました。チームスローガンの「一歩一歩」と同じく、私自身も一からのスタートになる。よいタイミングでカターレ富山に声を掛けていただき光栄に思っている。早くチームに溶け込み、少しでも多く貢献したい。応援よろしくお願いします。チームコンセプトを理解したうえで、自分の特長である攻守の切り替えやバランスをみるといった面で貢献したい」

●鶴田達也選手 GK
「愛媛FCから来ました。富山の勝利に少しでも貢献できるように精一杯やるので応援よろしくお願いします。攻撃の起点となるフィードができればと思う」

●飯田健巳選手 GK
「栃木SCから移籍してきました。今年でプロ４年目。ラストチャンスだと思って、前向きに１年間頑張っていく。よろしくお願いします。高さとフィードには自信がある。GKとして後ろからチームを盛り上げたい」

●吉川健太選手 DF
「愛媛FCから加入しました。自分にとって勝負の１年になると思う。カターレのために全力でプレーするので、よろしくお願いします。パスが得意です。身体能力はない方なので、声を出し、まわりの選手を動かすことを心掛けている。後ろからチームを組み立てていければ、と思っている」

●棚橋雄介選手 FW
「阪南大学から加入します。はやく試合に出て、FWとして点を取ることで勝利に貢献したい。よろしくお願いします。ゴール前での仕掛けや得点能力が持ち味なので、そこで結果をしっかり残していきたい」

●吉川拓也選手 DF
「はじめまして。京都産業大学から来ました。ファン、サポーターのみなさんに感動してもらえるような試合、プレーをみせたい。応援よろしくお願いします。昨季は失点が多かったと聞いており、DFとして失点を抑えることでカターレに貢献したい」

●松原優吉選手 DF
「近畿大学から来ました。チームの勝利のため、自分の成長のために全力で頑張りますので、よろしくお願いします。持ち味は空中戦と対人での強さ。そこを発揮できれば勝利に貢献することができると思う」

●酒井貴政選手 MF
「はじめまして、高知大学から来ました。全力でプレーし、常に感謝の気持ちをもって頑張っていきます。応援よろしくお願いします。両足からのフィードに自信がある。そこを伸ばし、全力プレーでカターレの勝利に貢献したい」

●ソ・ヨンドク選手 MF
「FC東京から来ました。チームのため、目標が達成できるように頑張るので、よろしくお願いします。ボランチからサイドハーフまでできる。得意のドリブルを生かし、点を取ることで貢献したい」

●平出涼選手 DF
「FC東京から来ました。（顔つきから年長者に間違われることがあるが）こう見えて最年少です。コンスタントに試合に出場できるよう頑張っていきます。よろしくお願いします。持ち味はディフェンスでのスピード。それだけではなく、後ろからのフィードなどもカターレでみせていけたらと思う」

★続いて行われた質疑応答はこちらから