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【2011シーズン始動!】大宮:新体制発表記者会見でのコメント (11.01.18)

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本日、さいたま市内にて大宮アルディージャの新体制発表記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
2011シーズンチケット販売中!(大宮公式サイト)
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●鈴木茂社長
「あけましておめでとうございます。社長の鈴木です。新体制記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。私から新ビジョンを発表させていただきます。2010年シーズンは、12位という成績で終わりました。わたしの就任以降、オープンで開かれたクリーンなクラブ作り、及び、より地域への密着を約束してきました。また、去年の段階で2007年発表のアルディージャの誓いを白紙にすると発表しました。したがって、誓いを白紙にしたので11年以降どういう考えでクラブ運営をするかを発表したいと思います。

私たちは1999年以降、J2に参画して6シーズン、J1で6シーズン、トータル12シーズン、日本的にいうと一回り終わったところです。その12年間で、今後を考えもう一度原点に帰ろうということです。そもそも理念として、地域に貢献しようと言ってきました。“スポーツを通じた地域振興および青少年の健全育成をはかり「地域に密着したクラブ運営」”という理念を99年から12年間掲げてきました。その中でこの12年間、クラブに対する(周囲の)思いはやさしさ、あたたかさ、わかちあいといったファミリー的なところがいいよねという(声を頂いています)。地域貢献ということでは、さいたま市内だけでなく、戸田、深谷、サッカー教室を相当数やっていますが、長野、群馬、栃木でも行っています。世代の広がりでいうと、青少年だけでなく高年齢に対するアスレチックだとか、フィールドゴルフのようなものも協賛したり、幅広い世代を対象に活動しています。そういうことで考えると、99年に掲げた理念よりももっと広いことをやってきています。

今後、クラブ理念として掲げてやっていこうということは、“スポーツを通じて夢と感動をわかちあえる、より良い地域社会の実現に貢献します”ということです。全世代に夢を持って感動していただけるように変えて行きたいということで、2011年からはこのように変えます。年齢、性別、地域の概念を広くしてやっていこうと。大宮アルディージャですから、ホームタウンであるさいたま市のみならず、埼玉県、群馬県、栃木県へも更に広げていきたいということで変えていきたいと思います。

では次にビジョンです。
“Ardija Vision 2020.「未来をともに」”今後10年間のビジョンです。

この先10年でクラブチームがなくなるわけではありません。それ以降を私たちと関係する、スポンサーを含めて、将来未来を含めて大宮と50年100年やっていきましょうという、その礎を築きたい。築いたうえで「未来をともに」、ということで掲げさせていただきます。

それぞれの項目を見ていきます。
・地域の未来
⇒私たち大宮アルディージャは、地域、ホームタウンのためのクラブなので、地域の未来という項目を先に持ってきました。あらゆるスポーツで地域貢献をします。

・クラブの未来
⇒地域の皆様に信頼いただけるような社会に開かれたクラブを目指します。コンプライアンスを含め、しっかりした情報開示で、みなさまから信頼していただけるクラブを作ろう、と。それによって最終的にしっかりしたチームの未来をつくろうということで、こういう序列になっています。

・チームの未来
⇒07年発表のアルディージャの誓いでは2011年はJリーグ優勝となっています。ですが、私たちがチームの未来と考える、上位に定着し常にタイトルを争うチーム、を今年は目指します。良い補強をしたから良い結果が出る訳ではないチームはJ1にも多い。もう少し分析すると4、5位争い(上位争い)をしていたチームが後に優勝するというのがこのところの流れとなっています。なので、上位に定着する10年にするということを考えています。

そして、チームの未来をより具体的に見ていくと、育成と他チームからの移籍によるバランス型の強化をしていこうと思います。たとえば育成型である広島型なのか?どちらかといえば大物補強をするレッズ型なのか?ではなくうちはバランス型を目指す。それでなくては総力は強くならないと思っています。移籍の選手だけではチームへのロイヤリティから見ても必ずしも強くはならないと思っていて、バランスをとろうということです。

これらは2020年までの考え方です。では、今年は何を目指すのか?
ここ数年のデータを見ると勝点50をとれば、6位から9位を目指せると考えています。アルディージャはここ6年残留争いしてきました。今年はそうならないこと。良ければ6位、悪くても9位を目指します。12年は入賞(7位)、13年はACL出場を目指します。そして最終的には優勝を目指しますが、例えば2005年のガンバは勝点60で優勝しているので60以上で優勝の可能性を求め、2015年以降は(常に)60を目指します。

今年の補強の分析はこの後GMにしてもらいますが、監督を変え、選手も変わるというやり方ではダメです。大宮はこれまでJ2、J1の12年間で11人監督が変わっています。監督が変われば選手も変わり、なじむのに1年かかるということを繰り返しやってきている。なので今回は鈴木淳監督に、全幅の信頼をして、岡本武行GM、監督らで話し合って、補強しました。11年は勝点50、それ以降の結果も出してもらえると確信しています。続いて岡本GMから補強のポイントを説明してもらいます」

●岡本武行GM
「プレースタイルについては、昨シーズン後半のスタイルを継続します。攻撃は自らアクションをおこし、つなぐ。守備はプレスをかけ、積極的に奪う。全員が関わったサッカーを目指します。勝点50を目指すということですが、2010年9位になった新潟は勝点49で、得点差が9(大宮は39得点、新潟は48得点)あり、得点力不足を解消しないと、と思います。勝点50のためには、得点力アップと守備の更なる安定が必要だと考えます。まず基本的には現有戦力、昨年までの主力選手の確保を考え、補強に関しては年齢バランスや、層の薄いところ(ポジション)で考えました。攻撃的ボランチ、センターバック、サイドアタッカー、サイドバックということで戦力は整ったと思います。外国籍選手はリサーチしてチーム力が上がるような選手いれば獲得したいと思っています。48得点、40失点を目標とします」

●鈴木茂社長
塚本泰史選手についてコメント
「彼とは契約を更新します。本人も、更新ということで納得した形での契約になります。塚本は12月下旬、22日か23日まで抗がん剤治療をやっていました。去年の今頃、病気が発覚し、8月には治療が終わる予定でした。だが、徹底したほうが再発しないということで(予定よりも)長くやった。全国から、熱いサポートを受け、泰史の病気は治った。クラブとしては、もう一度鍛えてもらいたい。今は、病後の緩さが出ています。しっかり絞ってもらって、トップの練習に入ってもらったら選手登録をするということにしています。(現在は)契約はするが登録はしません。背番号はとりあえず欠番というか、誰も入れないです。是非、つらい闘病を送った彼が、リハビリをして戻ってきてもらいたいという思いでいる。(ピッチに復帰することが)全国のサッカーファンのみならず、泰史に熱い声援を送ってくれた皆様に対するクラブとしての回答という思いでいる。間違いなく泰史は、リハビリを乗り越えて、チームに戻ってきてくれると信じています」

●鈴木淳監督
「お集まりいただきありがとうございます。今年もひとつよろしくお願いします。私事ですが、今シーズンも指揮をとることになりました。クラブ関係者に感謝申し上げたいと思います。
昨シーズン途中から指揮をとって、今シーズンを迎えますが、あらたな気持ちでシーズンを迎えると共に、岡本GMからの目標やらコンセプトに従って、よりよい結果を出したいと思います。我々の使命は地域の活性化に貢献し、喜んでもらうこと。スポーツ振興や若い世代の育成が本来だと思います。そのためにはピッチで常に全力で戦うこと、みなさんに楽しんでもらうゲームをやること、プロなので勝利することもそうだが、楽しんでもらい更に勝てるチームを目指したいです。
言うのは簡単、やるのは難しいということはわかっていますが、志を高め、やっていきたいと思います。自ら変われるものが成果を出せると思います。私自身も選手もそれぞれに高い目標、高い志を持ち、自分を変えるという気持ちでやっていきたいです。細かいところについては質問で答えたいと思います。よろしくお願いします」

以上

続いて行われた新加入選手あいさつ、質疑応答はこちらから
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