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【2011シーズン始動!】神戸:新体制発表記者会見でのコメント(11.01.16)

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本日、神戸市内にてヴィッセル神戸の新体制発表記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●叶屋宏一代表取締役社長:
「みなさんこんにちは。代表取締役の叶屋でございます。今シーズンもよろしくお願いいたします。今シーズンもJ1で戦えるということで正直、ほっとしているのと同時に、希望、期待感が非常にあります。今年も決して楽な戦いになるとは思わないのですけれど、昨シーズンの厳しい状況のなかで、クラブ全体、監督以下選手、スタッフ、社員、ファン・サポーター、スポンサーも交えて、一丸となってやっていこうという雰囲気が結果として高まったのではないかなと思います。それを引き続き、継続していく仕掛けであるとか仕組みを今シーズンはさらに進めて行きたいと思います。
はじめにヴィッセル神戸の理念やスローガンを改めてお話いたしますが、“ヴィッセルに関わるすべての人を幸せに”が理念、スローガンは引き続き、神戸の中での浸透してきたのかなと思いますが“トモニイコウ”。クラブ一丸を一つのスローガンとして、口だけではなく、みんなで実行していきたい。
そして明日17日は、平成7年に阪神・淡路大震災が起こった日です。今年は和田昌裕監督の熱い希望もありまして、この日が始動日ということになっております。やはりサッカーで街を元気にするというのがJリーグの理念でもありますし、正直、なかなかクラブの中でそれを認識している者は多くないんですけれど、このクラブは周囲の人に支えられていることを忘れずに、また引き続き戦っていきたいと考えています。
会社としてのクラブとして、当たり前の話ですけれど、収入の範囲内でクラブを安定させ、長期的に継続させていくのは同時に大事な使命ではないかと考えております。昨シーズンは経営的にも改善しておりまして、今シーズンもさらに収支をとっていくなど、取り組んでいかなくてはいけないと思っております。チームは、今年改めてコンセプトを定め、監督とも共有して、はたしてこれが出来ているのかをきちんと評価していきたい。切り替えが早い、インテリジェンスがある、ハードワークというものをチームのコンセプトとして浸透させていきたいからです。和田監督のサッカーのキーワードとしては“Speedy & Creative”と表現して、選手の中に浸透させていきたいと考えています。目標順位は過去最高の9位。今年こそ口だけにならないように頑張りたいと思います。充分可能かなと思っています。
昨シーズンの振り返りですが、シーズン当初からケガ人が多かったり、ワールドカップを挟んで大久保嘉人選手の長期離脱というのは苦戦の大きな一つの原因だったと思います。それと同時に、チームメンバーが固定されない中で、新しく使われる選手が充分に力を発揮できなかった。個々のスキルの問題もあると思いますが、課題解決に対する甘さも同時にあったのではないかなと思います。そういう意味では、新しい和田体制、新しいコーチ陣の中でどのように改善していくのか、後半の奇跡的な残留の戦いをシーズン当初からきちんとやっていけるかどうかが、大きなポイントになっていくのではないかなと思っております。
今季は主将に吉田孝行、副将には大久保嘉人と河本裕之を任命しております。主将について、理由はチーム、個人のパフォーマンスに左右されることなく、個人として選手をまとめられる影響力を持っている人間だからです。また、副将はゲームキャプテンとしてパフォーマンスでチームを牽引できるという理由です。編成につきましては、昨シーズンをベースにした布陣になろうかと思います。継続性の中でトライしていきたいと思います。今シーズンは移籍ルールの変更で、ほかのクラブはイン・アウトが多かったと思いますが、我々は例年と違って少なかった。選手の大きな変動がない分、安定的なチームの編成が組めるようにしていきたい。移籍ルールの変更による契約のところの波であるとか、年齢の波であるとか、そういうところのマネジメントは必要になってくるのかなと思っております。
新加入選手の羽田憲司選手ですけれども、センターバックもボランチもこなすということで期待しています。当初からそこのポジションはリストアップしていまして、同時にキャプテンシーもあるということで心強い。
ホジェリーニョ選手は、課題であったセットプレー、特にヴィッセル神戸には左利きの選手が少ないという課題を解決してくれるんじゃないかなと期待しています。
新人選手は2名。小川慶治朗選手はもう説明するまでもないと思います。今シーズンはフルに戦うことになると思うのですけれども、昨年後半のパフォーマンスを出せるように頑張ってほしいと思います。また、
林佳祐選手ですけれども、少し手薄な左サイドバックの即戦力として補強しています。ご存じの通り、彼はユース出身の選手で、大学で活躍してまたヴィッセルに戻ってくるというのはいいケース。これからも林選手のような選手が増えることを望んでいます」

●和田昌裕監督:
「ますは新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。昨シーズンに引き続き、今シーズンも指揮を執ることになりました和田です。
昨シーズン終盤、見ている方にも非常に見応えのある、いいゲームができたと思います。本当に選手が頑張ってくれました。サポーターの方々の後押しもあって、みんなで勝ち取った残留だと思います。せっかく残留できて今シーズンもJ1で戦えるので、そのことに感謝の気持ちを忘れずに、1年戦っていきます。
戦い方としては、昨シーズン終盤にできたような、スピード感があり、アグレッシブな戦いを今シーズンも目指します。スピードに関しては、攻撃に移る切り替えやプレッシャー、カウンターなどは、今シーズンも武器になると思います。ただ、見ているとどうも落ち着きのないというか、せわしないサッカーに見えます。その辺をもう少し賢く、クリエイティブな部分を上積みしてチーム力を上げていきたい。1年を通して戦う上で、夏の熱い時に昨シーズン終盤のようなサッカーを90分続けるのは難しいので、その辺を賢く、バランスをとってやっていく必要はあるのかなと。おかげさまで、今シーズンは戦力外の選手以外はほとんど選手がチームに残ってくれました。また、ホジェリーニョ、羽田、小川、林らが新加入し、昨シーズンのベースに選手の面でも上積みできたと思います。
昨シーズンは1年を通してケガ人も多く、なかなか固定メンバーで戦えませんでした。でも、主力を欠く中でも充分に戦えたとも思います。当然、メンバー固定を第一に目指していきますが、今シーズンはそれに加え、普段の練習などから成果を残している選手にチャンスを与え、頑張っている選手がチャンスを得られるような雰囲気のチームに仕上げたいと思います。
目標は9位。過去を振り返っても目標を達成できていないので、今シーズンこそはなんとしてでも達成したい。名古屋は一つ飛び抜けている印象ですが、それ以外のクラブはチーム力が拮抗していると思います。つまり、上位のチャンスもあるし、降格の危機もある。そういう危機感を持ってやっていくとともに、目標は1桁ですが1つでも上に行けるチャンスもあります。
シーズンの初めから指揮を執るのは初めてです。ただ、不安は全くありません。楽しみが自分の中で大きくあります。この2年はケガ人が多いので、また今回フィジカルコーチがいないのでコーチ陣としっかり話をして、コンディションの部分でもしっかり準備してシーズンに挑みたいと思います。2011年、ヴィッセルにとって最高の1年になりますように、また新たな歴史が刻まれるような1年にしたいと思います」

●長谷部茂利コーチ:
「微力ではありますが、勝点を獲るために、また市民・県民にさらに愛されるチームになるように尽力していきたいと思います」

●吉村光示コーチ:
「こんにちは吉村です。選手時代は何もタイトルを獲れなかったので、コーチとしてタイトルを獲れるチーム作りを和田監督の下でやっていきたいと思います」

●ホジェリーニョ選手:
「UAEのアル・ワスルから来ました。社長や監督も言われているように、僕たちにも責任があります。1日でも早く神戸に慣れて、クラブが目標としている順位を達成して、いつかタイトルが獲れたらいいなと思います」

●羽田憲司選手:
「セレッソ大阪から加入した羽田憲司です。日本人で他クラブから加入してきたのは僕だけなので、責任ある立場。年齢的にも責任ある立場だと思うので、強い気持ちをもって目標である1桁順位を目指して、ヴィッセル神戸のために頑張りたいと思います」

●林佳祐選手:
「同志社大学から来た林佳祐です。ユースの頃からお世話になっているヴィッセル神戸に戻ってくることができて、本当にうれしく思っています。ただ、戻ってきただけで満足せずに、大好きなヴィッセル神戸の勝利に少しでも貢献できるように頑張ります」

●小川慶治朗選手:
「ヴィッセルユースより昇格しました小川慶治朗です。今、僕がこの場にいられるのは今まで僕を支えてくれた皆様のおかげだと思い、本当に感謝しています。今シーズンはレギュラーに定着して、勝利に貢献できるよう頑張ります」

以上

新体制発表記者会見での質疑応答
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