12月29日（水） 第90回天皇杯準決勝
鹿島 2 - 1 Ｆ東京　（15:00／国立／25,120人）
得点者：39' 平山相太（Ｆ東京）、67' 大迫勇也（鹿島）、120'+1 興梠慎三（鹿島）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●平山相太選手（Ｆ東京）：
「（ゴールシーンについて）自分では分からなかった。（椋原）健太が決めていたと思っていました。来年に向けて心身ともにレベルアップしたいと思います。PKまで持ち込みたかったという。気持ちはあります。ヨネ（米本拓司）には声をかけたけど、落ち込んでいると思うので慰めておきます。来年、J１昇格するためにするためにも、少しでも力になれるようにがんばりたいと思います」

●森重真人選手（Ｆ東京）：
「しのげていたし、自分たちのいい形も作れていた。ただ、最後は相手の地力が勝ったというゲームだったと思う。中盤の激しいプレッシャーを避けて相手の最終ラインの裏をシンプルに狙った。先制点も取れたので、ゲーム展開も良かったと思う。流れがいい時に2点目がとれなかったことが大きい。今年は、凄く苦しかった。チームとしても、個人としてもなかなか結果が出なかった。今年より下ということはない。来年は、J２ですが、１年で復帰できるように全力でやりたい。自分としては勝ちきれないのが今のチームの力だと思う。こういう拮抗したゲームを勝利に繋げられれば、成長できる。それがアントラーズとの差なのかなと思う。また来年、一からやっていきたいと思います」

●鈴木達也選手（Ｆ東京）：
「何とか長いボールも（平山）相太と2人で上手く収めたいと話をしていた。結構、前線で収めて起点を作ることは出来ていたと思う。個人的にも、チームとしても来年に繋がるゲームをしたかった。結果は残念ですけど、いい試合は出来たと思う。でも、いい試合で満足していたら、今年のような結果になってしまう。勝ちきるという強い気持ちを持たないといけない。今日の試合を教訓にしてやっていかないといけない。チャンスもある中で、得点をとりきれれば、結果は違っていたと思う。いい部分も悪い部分もハッキリでた一年だったと思う。今年の自分たちをしっかりと受け止めて、明日からまた何をしなければいけないかを考えるにはいい年だったと思います」

●権田修一選手（Ｆ東京）：
「全体のバランスは良かったし、相手がカウンターを狙ってくることも分かっていた。だからチーム全体の戻りも早かったと思う。攻めるところと、戻るところ、両方の意識が高いゲームができた。みんなきつかったと思うけど、120分頑張ってくれた。だから勝ちたかったが、相手の戦い方も上手かった。今日はトーナメントですし、一度、しっかりとリセットして気持ちを切り替えたい。この試合もそうですが、どのチームと対戦しても戦うことはできる。ただ、リーグ戦でも同じように、例え調子が悪い時でも、戦うことができるチームを目指さないといけない」

●今野泰幸選手（Ｆ東京）：
「サポーターにも、ホームで意地を見せたかった。まだ返せていない。これから勝つところをもっとたくさん見せないといけない。鹿島には底力があった。この結果を真摯に受け止めて這い上がっていきたい。今日はDFラインの裏を狙っていくという狙いがあった。実際に空いているスペースを使えた場面もあったと思う。でも、いい試合をしても、結局は勝ってなんぼ、だと僕は思う。いい試合をしたということで終わらせてはいけない。多少の自信を持つことは悪いことではないが、謙虚に結果を受け止めていきたい」

●石川直宏選手（Ｆ東京）：
「なかなかリズムを作れない中で先制できたので、その流れでいけるかなとは思っていました。鹿島は手ごわかったですね。追加点を取れなかったことが、今年を象徴していた。鹿島にはいつも追いつかれたり、逆転されてしまうことが多い。やはりしぶとかった。僕たちには、そういう部分が欠けている。今年を象徴するようなゲームだったことは悔しい。何で同じ過ちを繰り返してしまうのか。そういうゲームで終わってしまったことは残念です。個人的には、ボールを触って勢いをつけていきたかった。もう少しサイドを使って点を取りにいきたかった。何のための交代だったのか。そういう試合の流れをもっと感じなければいけない。鹿島には、そういう部分があって、うちにはそれがなかった。試合の流れを感じてプレーしなければいけない。スピードを上げる時間なのか、それともリズムを作るためにペースダウンするのかという試合巧者な部分を身につけないといけない。だから結果が出ないのかなと思います。その理由が分かっていれば、変われたと思う。勝負に対して全体的にまだ温い部分があるのかもしれない。その温さをどう変えていくのかということは、僕自身も悩んでいることです。必死にやっていると思いますが、上手く言葉が見つからない。ただ、変わらなくちゃいけないところ。これだけ悔しい思いをしてきて、天皇杯はチャンスだった。自分も含めてシーズンを通してあった雰囲気を変えないといけない。各自がもっと意識することも必要だと思う」

以上