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【第90回天皇杯準決勝 清水 vs G大阪】試合終了後のG大阪選手コメント(10.12.29)

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12月29日(水) 第90回天皇杯準決勝
清水 3 - 0 G大阪 (13:06/エコパ/14,179人)
得点者:19' ヨンセン(清水)、28' 兵働昭弘(清水)、61' ヨンセン(清水)
チケット情報天皇杯特集
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●明神智和選手(G大阪):
「前半からなかなかボールが落ち着かなかった中で前半2失点したのが全て。それによって相手に余裕をもってプレーさせることになってしまった。後半に失った1失点については、2点のビハインドを負った中で、攻めるしかない中での3失点目だったので。それはしょうがないとしても、さっきも言った通り、2失点が痛かったです。Jリーグの最終戦で僕らが3ー0で勝っていたこともあって、相手も高いモチベーションで挑んで来たと思うし、今日は相手が良かったという印象です。
(目標としていた3連覇の夢がここで潰えてしまったことについて)誰もやったことがないということは、それだけ難しいことだと思いますが、特にプレッシャーを感じる訳ではなく、いいモチベーションを持って挑めていたとは思うけど、残念ながら何かが足りなくて届かなかったということだと思う。
(遠藤選手がいなかった影響はあったと思いますか?)あったとは思うけど、そういうのを感じさせないゲームにしなければいけなかったと思う」

●二川孝広選手(G大阪):
「中盤がなかなか収まらなかったというか…ロングボールが多くなってしまっていたし、慌てすぎたかなというのもある。ボールの獲られ方も悪くて、そこからカウンターを食らうというシーンも何回も作られてしまった。もう少しチーム全体が落ち着いてやれたら良かったのですが、2点を失っている事もあって、急いでしまった感じもした。ゲームプランとしては前線からプレッシャーをかけて、しっかりボールを奪って行こうと言う感じだたtんですけど、なかなかそれも出来なかった。何人かのメンバーが抜けた中で、結果がとれなかったというのは言い訳。チームとして力が足りなかったということだと思う」

●イ・グノ選手(G大阪):
「勝ちたいという強い気持ちを持って挑んだ試合だったけど、やりたいことがやれなかったし、逆に清水はいいサッカーをしたと思う。なかなか中盤が構築できず、FWと中盤の間にも距離があり、フィニッシュに持ち込むシーンも少なかったと思う。3連覇を出来なかった事は残念ですが、このことをいい教訓にして、来年に活かせればいいと思うし、そうやってまたチームとしての力を蓄えていけばいいと思う」

●武井択也選手(G大阪):
「なかなか中盤でボールが収まらなかったですね。前半も後ろに、ヨンセンに合わせて清水に蹴られるので、そこへの意識が強すぎて、ラインが低くなり過ぎた感じもありましたし。後半は相手が落ちると予想できた中で、自分たちのやっていることを変えずにしっかり攻める事を続けようと言っていたけど、結果的に、あまりフィニッシュにつながるような攻撃を作る事が出来なかった。フィニッシュより1つ前のところまではいくんですけど…手数をかけているけど崩し切れないという感じで決定機を作れなかった。
(3連覇が達成できなかったことについて)また1つ1つ積み重ねてそこに、向かっていくしかない。今年はタイトルを1つも獲れなかったけど、来年は1つでも多く獲れるようにチーム力をあげていかないといけないし、そのために僕個人もレベルアップしていかなければいけないと思います」

●平井将生選手(G大阪):
「(右ポストに当てたシュートシーンについて)右足のアウトに当てたんですけど、狙ったと言うより感覚で打ちました。あそこで獲れていれば…というのはあったけど、今日は前半が全てだったと思います。
(どんな気持ちでピッチに立った?)負けていたのでとにかく1分でも早く点を獲って追いつくことだけを考えていました。流れをなんとか変えれればなと思っていたけど、なかなかそういった攻撃もできず、残念です。
(今季を振り返って)得点こそ獲れたけど、終盤になるほど尻つぼみになってしまって…試合に出る機会もへったし、得点ということでもチームに貢献できなかったので、いいシーズンだったとは全く言えない。また来年1からやります」

●橋本英郎選手(G大阪):
「(2点を先行されたことが気持ち的にも重くのしかかった?)いや、気持ちは大丈夫だったんですけど、時間をどうとらえるかという部分で、2点差ですから、1点差よりは当然しんどくはなったのかな、と。1点差なら前半のうちに追いつくとか、後半最初のチャンスを流れを変えるきっかけにすることも出来たんですけどね。早い段階で2−0になってしまって…もう少し決定機を活かせれば良かったのかなというのはあります。
(攻撃を仕掛ける上で、今日の中盤の構成力ということにはどんなことを感じましたか?)焦りが感じられたというか…繋ぐ時に自信を持って繋ぐこととかそう言う部分に。遠藤はどういう時でも相手にプレッシャーを受けても自信を持ってボールを収めて、繋ぐことができる選手だと思うのですが、それが今日はなかなか出来なかったのかなと。スペース自体は全くなかった訳ではなく、トップ下でプレーしている時もフリーでもらえる状態も多かったのに、ボールが頭の上を越えて行くということも多かったように思う。
(今年は4年ぶりに無冠でシーズンを終えた。例年との違いを感じた部分は?)まずやり方が変わりましたね。中盤は繋いでタメを作るとか、相手よりポゼッションを重視するとかというより、今季はラインが落ち気味の中でそこから裏をとってという形が増えた。雰囲気的に連動して、というより、単発的な決定機が多かったようにも思いますし。これまでは、同じメンバーである程度、同じリズムで、そこにルーカスがうまく合わせてくれて作っていた感じだったんですけど、メンバーもいろいろと変わる中で、一人変わればまたその選手のスタイルやテンポがあってという中で、同じ戦いをずっとしてきたという感じではなかったと思う」

●ルーカス選手(G大阪):
「ガンバでの最後のシーズンだったので、本当にタイトルが欲しかったけど、サッカーとはこういうもの。今は終わったことを悔やむより先の未来を考えたい。
(ガンバらしさを出せず無得点で試合を終えたことについて)3年連続して国立の舞台に向って気持ちを強くもって挑んだ中で、その理由を説明するのはとても難しい。ただ言えるのは、この事実がとても悲しいです。
(最後、サポーターのコールはどんな風に耳に届きましたか?)内容は勝てなかったし、今季の最後をいい形で締めくくれなかったけど、最後まで気持ちよくコールしてくれたことに対して、僕らは助けられました。
(日本でのシーズンは自身のサッカー人生においてどんな時間になりましたか?)素晴らしい、本当にいい時間でした。日本でこういう風になるとは全く想像していなかったけど、今振り返っても本当に素晴らしい日々でした。一番の思い出はやはりACLで優勝できたこと。それに尽きます。
(最後にサポーターへのメッセージを)感謝の気持ちでいっぱいだし、大きなサポートをいただいてありがとうと言いたい。僕はこのガンバだけではなく、FC東京と合わせて2クラブでプレーしたのですが、その両方に思いがあるし、ブラジルに帰っても、この2つのクラブのことを思って応援していきたいと思う。ただ…正直に言うと、ガンバの方がタイトルも多く、いい思いを少し多くさせてもらったので少しガンバ寄りで応援するかもしれないけど(笑)。本当にどうもありがとう」

以上
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