12/12 13:00 F東京 vs 新潟@深川G
★Jユースカップ2010特集
★Jユースカップ2010出場チーム紹介
体格に恵まれているわけではない。169センチ、68キロとむしろ小柄だ。そんな早川のたくみなポジショニングと攻守のしつこさが、新潟のムービングフットボールを支えている。
U-16日本代表では主にサイドハーフ、サイドバックで主力として活躍し、U-17W杯出場権獲得に貢献した。新潟ユースでも両サイドの前後、どちらもこなす。「特別に足が速いわけでもなく、足元の技術が優れているわけでもない」。新潟の片渕浩一郎監督は言う。同時に「状況判断が的確。何をすればいいか、指示する必要がない」。片渕監督だけでなく、チームメート全員が信頼を寄せる攻守の要が、新潟ユースの上位進出のカギを握っている。
相手のポイントゲッターや、ゲームメーカーがいるサイドに、片渕監督はあえて早川を投入する。鋭い出足と粘り強い守備でプラン通りに封じ込める。そして攻撃の起点に。「全体的なプレーの水準が高い。だから特長が見えづらいだけ」(片渕監督)。ゲームメークは綿密だ。判断も冷静沈着。ただ、ストイックにサッカーにのめりこむタイプではない。練習が終わると、進んで仲間の輪の中で笑いをとる。オンとオフの切り替えもきっちりできる。まだ2年生ながら周囲を引き付ける人間性もある。
2回戦の相手はFC東京U−18。「FC東京」には因縁がある。一昨年の高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-15)大会で、早川は新潟ジュニアユースの主力として準優勝した。優勝したのはFC東京U-15深川だった。昨季のJユースカップ予選グループ、新潟はFC東京U−18と対戦して破れた。早川は前半10分で負傷退場した。大会屈指の強豪は、個人的に未勝利の相手。ここを突破すればチームは勢いに乗れる。早川が持ち味を発揮することで、それは十分に可能になる。
2010.12.10 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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