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【J2日記】岡山:印象に残る選手コメント集(10.12.02)

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写真は第30節東京V戦より。左:川原周剛選手、右:小林優希選手

Jリーグ2年目シーズンが今週末で終了します。この1年間に岡山担当記者歴2年の筆者が、選手から聞いた印象深い言葉を紹介させてもらいます。

◆「岡山サポーターの声援はヤバいですね」(臼井仁志選手)
この後、「あの声援があると、あと50センチ足りないって時でも届く」、と臼井仁志選手は続けました。今季開幕からトップチームでプレーし、第7節のホーム・千葉戦の逆転勝利の後には、「スタジアムの一体感が気持ちよかった」と話しています。その後、第9節・アウェイの徳島戦では、後半35分に交代出場し、その3分後に決勝点となるゴールを決めました。ワールドカップ中断明けから、ファジアーノ岡山ネクストに登録変更となっていますが、もっとどんどん悔しい思い、気持ちいい経験を積んで、「早く戻って来い!」

◆「シュウゴウさんに相談して…」(小林優希選手)
第36節・富山戦で直接ゴールを突きさしたFKについて。「草津戦(第34節、1−2で敗戦)でも、ほぼ同じ位置のFKがあって、理想どおり蹴れたけど、壁に当たったんです。で、シュウゴウ(川原周剛)さんと話して『右足が普通だけど、蹴ってみろ』って言われて。自分では壁を越すというよりは、ファーの空いたスペースに速いボールを入れたら可能性があると判断して、蹴ったらそのとおりになりました。最初、GKのポジショニングを見たらファーをケアする位置だったので、もう一度相談しに行こうかと思ったら、ズレてくれたんです」。

◆「守るのが好きなんです」(田所諒選手)
新卒加入から2年目、今季の岡山で強烈な存在感を発揮した田所諒選手は、常日頃から「守ることが好き」と話す、アグレッシブなディフェンダー。影山雅永監督から、「練習中、いつも自分から大きな声を出して、チーム全体を盛り上げている」と言われる選手のひとりでもあります。第20節・ホームの札幌戦では、「いい形でボールが奪えたので、その流れで」J初ゴールを挙げ、試合後には「みんなの意思統一が出来ていて、90分間ブレていないと思います。後半のオーバーヘッドは、サポーターの集まるGATE10の前だったので…調子に乗ってしまいました。今日だったら入るかと思って」と笑いました。

◆「僕のせいです」(澤口雅彦選手、白谷建人選手)
第34節・草津戦(1−2で敗戦)の3日後。練習後に澤口雅彦選手は、「ゲームの流れが変わった瞬間って、わかるんです。2つ目の失点は僕のミスがきっかけです」と話しました。第36節・富山戦(1−2で敗戦)のゲーム終了直後、白谷建人選手は、「自分に3回はチャンスがあったので、1点は絶対に決めてなきゃダメだった。敗因は自分です」と話しました。
澤口選手は普段からあまり感情を表面に出さず、淡々としていますが、この時の口調も淡々としていました。白谷選手は普段から明るく大きな声で話しますが、この時の口調も明るかった。2人の言葉からは、事実を受けとめて認識し、課題として捉えるアスリートの頭脳が感じられると同時に、理論を超えた潔さ、爽やかさが伝わってきました。「僕のせいです」という言葉をポジティブ・ワードにしてしまう実力と気持ちを持った2人です。

ちょっとやわらかめの印象に残った言葉もご紹介します。
◆「僕、こう見えてお腹、弱いんです」(三木良太選手)
岡山の大型FWは、夏になると真っ黒に日焼けして、「夏男」というイメージですが、夏場は水分を取り過ぎてお腹をこわしてしまうこともあるらしいです。かなり気を使っているようです。

◆「でもアイフォンはデコメが…あ、デコメってわかります?」(竹田忠嗣選手)
家電好き選手、の竹田選手とスマートフォンについて話していた時のことです。いくらインタビュアーが選手の親世代に近い年齢に見えたとしても、デコメくらいわかりますって。でも、様々な世代の方を相手に話をすることに慣れているのだな、と尊敬を新たにしました。

◆ 「クラブかついで自転車に乗ってました」(野田紘史選手)
小学生の頃からゴルフの打ちっぱなしに通っていたという野田選手。ゴルフ練習場には自転車で通っていたそうです。そんな小学生、近所では見たことないですけど。

以上です。

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2010.12.02 Reported by 尾原千明
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