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【J1:第33節 鹿島 vs 京都】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.28)

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11月28日(日) 2010 J1リーグ戦 第33節
鹿島 2 - 1 京都 (13:03/カシマ/19,588人)
得点者:17' 野沢拓也(鹿島)、31' フェリペガブリエル(鹿島)、64' 宮吉拓実(京都)
スカパー!再放送 Ch308 11/29(月)後10:00〜
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半ちょっと押し込まれる時間帯が多かったと思うのですが後半の戦い方についてコメントをお願いします。
「2-0で勝っていたわけですから、押し込むという状況になることはあり得ます。ただ、我々が以前から不安定な部分が出ていたわけでそこが少し問題だと思います。また失点の場面もそういった不安定さが原因でしたし、失点してからも緊張感やプレッシャーが増してしまったと思います」

Q:フェリペ・ガブリエルが2点目をあげましたが、今季の相対的なチームの貢献度を含めて、監督の評価をお願いします。
「当然ながら、まだ来日して1年目ということで、暑い夏から冬に移動してきて、精神的な部分を含めて体が慣れる時間が必要でした。また、サッカースタイルもブラジルと日本では違いますし、ここ鹿島でやっていることも違います。それに慣れるまでかなりの時間が必要でしたし、また食事に関しても最初は単身で来てたので大変でした。そうした困難な状況を乗り越えてだいぶ慣れてきたのではないかと思います。他の選手もその協力をしている部分があると思います。
今季2点目ということに関しては、2点目を取れたということは自信を深めることになると思います。努力の積み重ねが得点に繋がったと思います」

Q:今日は宮崎選手が左サイドバックで出場したと思うのですが、前回のセレッソ大阪戦より良いプレーが増えたんじゃないかと思います。監督は、今日、どのような印象をどう思っているのか、ということと、ジウトン選手はベンチにも入っていませんが、なにかアクシデントがあったのでしょうか?
「ひとつは12月4日が終わってから最初の週はリカバーに徹しなければならないし、どうしても我々だけでなく他のチームも同様、厳しい日程を強いられたわけですから回復させないといけないわけです。現状でも、何人かの選手はケガや痛みを抱えながらプレーしているわけです。本調子に気持ちで近づこうとしている選手も何人かいます。まずはそこのリカバーと治療に専念できる時間があるわけですから、そこに徹したいと思います。あとは、やはり自分たちのやり方は変わりません。ただ、やるべきことへの意識が薄れてしまっているわけで、そこの部分の徹底していく作業になると思います」

Q:いまの答えの中で「やるべきことをやる意識が薄れてきている」と仰っていますが、監督はずっとそう仰いますし、色んなチームに行ってもどの監督も選手もみんなそう言います。でも、1年通してみると結果に差がうまれ、鹿島は毎年のように優勝争いをしています。一時的にやるのではなく、やるべきことをやることを継続してやることはすごく難しいことですが、監督はそれを常に求めていると思いますが、その辺りはどうですか?
「確かにやり続けることは厳しく、勝ち続けることが一番難しいことです。勝つという言葉は一つですけれど、そのためにしなくてはならないことは場合によっては1億の項目があって、それを全部整理して取り組まなくてはいけないのかもしれません。根本的な部分で言えば、選手の質や能力も必要ですし、献身的にハードワークをする、あるいは努力をし続ける気持ちが大事です。もうひとつはモチベーション、さらには勝ち続けたいという意欲も必要です。根本的な部分はそういったことになりますが、そのなかには細かな部分、取り組むべき部分があります。この3週間で取り組むという風に、さきほど言いましたが、なにかを変えてやっていくのではなく、自分たちが将来的にタイトルを取るという目標を達成するためには、やるべきことがあります。なにか真新しいことをやるのではなく、勝つためにやるべきことは、3年間ずっと取り組んできたわけです。本当に勝ちたいのであれば、もう一度それをやらなければなりません。自分が就任してからやってきたことを、もう一度全員がやるという気持ち、率直に言えば覚悟です。覚悟を持って全員が取り組めるか、それとも取り組めないかによって、意識も変わります。勝ちたい、あるいは覚悟がなければ、集中力が欠如し注意力がない状態になります。選手たちが本気でタイトルを取りたいのか、取りたくないのか、そのスイッチを入れる作業に取り組みたいと思います」

Q:フェリペ・ガブリエルに関して、今季のパフォーマンスは監督の期待に添うものなのか、そこまでのものではなかったのか、そこをお願いします。
「当然ながら、慣れなくちゃいけない時間が必要だったし、環境に適応しなければなりませんでした。残念に思ったところがあって、それは宮崎キャンプと福島のJヴィレッジでのキャンプの時期にケガをしてしまって、チームとしての土台作りをしているときに参加できないことがありました。そうするとやるべきことの理解が深まらずに留まってしまったところがあったのではないかと思います。あと、日本のサッカーは接触が多いところがありますので、そこに対する慣れも必要でした。シーズン終盤に、こうやって良い状態でやれるようになってきたことを考えれば、総合的にはプラスではないかと評価しています」

以上
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