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【J1:第33節 F東京 vs 山形】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(10.11.27)

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11月27日(土) 2010 J1リーグ戦 第33節
F東京 1 - 1 山形 (17:32/味スタ/26,243人)
得点者:74' 平山相太(F東京)、86' 田代有三(山形)
スカパー!再放送 Ch181 11/30(火)深01:00〜
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●小林伸二監督(山形):

「前半、少しシュートは打てなかったが、バランス的には悪くなかった。(F東京の攻撃が)前半は右からの攻撃が中心だったが、後半は左からの攻撃が中心になると思っていました。石川くんが怪我をしたので早めの時間帯でリカルジーニョに代わったので。
後半は、点を取りにくるイメージがあったので、色んな場所にスペースが空くと思っていました。少しずつそのスペースを使えるようになったのかなと思います。残念ながら点の取られ方は悪かったが、点を取られた後、15分で同点に追いつくことができてよかった。次の最終戦に繋がる形はできた。勝点を1つでも増やすことができてよかった。負けると、どうしても順位が変わってしまう。勝っても大差で勝たないとジュビロとは入れ替わらない。だから、まずはこの順位をしっかりとキープしなければいけない。次のゲームもいいゲームをするためにも今日は繋がるゲームをしてくれたと思います」

Q:前節、残留を決めて難しいシチュエーションの中、これだけのゲームができた要因は?
「まず、昨年は勝点39で15位でした。今日、負けるとこの12位の順位が変わると思っていました。だから、勝点を伸ばしながら順位を上げていくことをこのリーグでできればと思って戦ってきました。去年と違って天皇杯も勝ち切ってベスト8に残ることができている。少しずつチームは伸びている。それが一つのモチベーションに繋がっている。
後は、疲れている選手と、パフォーマンスのいい選手を今日は代えたことも一つのモチベーションになっている。J1リーグはやはり厳しい。自動降格となる3枠とACLを争うチームがあるので、最後まで面白いゲーム厳しいゲームにしなければいけない。それが、僕たちの役目でもある。しっかりやることが大事だと言ってきたし、今日のミーティングでもそう言って送り出しました。今日も高めで伊藤を上手く使ってあげたいと思っていました。足らないところもありましたが、彼がボールを持つことでタメができたりということがもう少し高い位置でできればよかった。スピードがある選手なので、もっと相手の脅威となったと思います。少しそこは改善できればと思います。そういうところでモチベーションは抜くことなくできたと思います」

Q:長谷川と、田代のタイプの違いによってどういった違いがあるのでしょうか?
「ボランチがもう少し低い位置をとるのであれば、2トップでもいいかなと思っていました。宮沢を途中から入れると、左サイドからのクロスの質は高くなるので。2トップにしたほうがいいのかなと思っていました。ただ、流れによってどうなるか分からない部分があるので。それと、長谷川は今シーズン、点が取れていないが周りを上手く使える選手なので、他の選手が点を取ったりする。守備でパスコースの限定も上手いというところもあります。田代はやはり点を取るストライカーなので、同じ1トップでも違いは生まれる。2トップにできなかったのは佐藤健太郎の脇を理詰めでプログラム的に1トップで左に羽生、右に前田を入れて健太郎の脇を狙い始めた。そこから羽生を変えて梶山を前に上げてきた。1トップのほうが、2枚のMFに対してうちは中盤を3枚にしたほうが上手く守れるなと思いました。だから迷わず、長谷川から田代への交代を判断しました。
また、クロスからチャンスが来ると思っていたので、どこかのタイミングで石川と宮沢を入れようと思っていたが、そこは宮沢だけになってしまった。ただ、いい形は作れていた。田代もスタメンから外れてストレスを少し受けていたが、こうやってスタメンからでも途中からでも、いいパフォーマンスを見せて点に結びつけるようになってきた。コンディション的にもいいので、最後のアントラーズ戦はやってくれると思う。決まってははいないが、今の1トップの方がプレスのかかったり、バランスもいい。流れの中で2トップや、パフォーマンスによって色を変えられるようになれればいいと思う。田代はこの前点を取ったのに、今日も途中だったので本人はちょっとしたストレスがあったと思う。そうやってちょっとしたストレスが今日も点に結びついたのかもしれません(笑)」

Q:残留が決まった状況で、ぐちゃぐちゃに負けてしまうことを避けたかったことが一番のモチベーションだったのでは?
「そんな選手はいないのでは。今シーズン、手を抜くと痛い目に遭うことをみんな分かってきている。東京の選手はいいし、神戸も去年のレイソルと一緒で、際、際のところで負けない。やっぱり持っているんですよ個は。そういう意味でも、ちゃんとやらなければいけない。選手一人、一人の資質という意味では、そういうところで我慢できる選手が集まっている。そういった捉え方をする選手はいないと思います。
正直に、勝点を伸ばしたい、このゲームが最終戦に繋がっていくということを理解してくれている。今シーズン、地元で負けていないのはそういう結果にも繋がっている。少し先を見据えてできるようになってきたと思う。去年と同じ降格もかかる場所にきていたので本当にクリアしたら気持ちがホワッとしてしまう。大きな深呼吸ではなく、小さな深呼吸をすれば、うちはやられてしまう。選手も苦しかったと思いますが、そこは上手くモチベーションを保ってくれたと思う。それが、今日の0−1のゲームを1−1にしたこの結果に繋がっていると思う。力強さはある。今シーズンは少しだけそういったところが伸びてきたと思います」

以上
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