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【第90回天皇杯4回戦 鹿島 vs C大阪】プレビュー:今季2戦2敗の対C大阪戦。復調してきた鹿島が3度目の正直に挑む。(10.11.16)

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11月17日(水)第90回天皇杯4回戦 鹿島 vs C大阪(19:00KICK OFF/カシマ)
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激闘の等々力から中二日。鹿島にとって次の相手も難敵のセレッソ大阪だ。今季のリーグ戦では2戦2敗と負け越し。リーグ戦の通算成績は10勝4分12敗と苦手にしている相手だ。
「いいチームだと思う」
怪我を抱えながらプレーを続ける本山雅志は警戒心を露わにした。
「失点も少ないので上位につけてるんだと思う。でも、この前の対戦ではあんまり崩されていないので大丈夫だと思う」
前回の対戦では後半途中からの出場だった本山。だいぶ体調も良くなってきており、「先々週からはだいぶ変わってきた」と、自身の調子にも手応えを感じていた。
強力な攻撃陣を誇るC大阪に対しては、中盤の選手たちの出来が重要になる。攻守において、このポジションの運動量を維持できるかどうかで、主導権を握るチームは変わってくるだろう。ただ、これまでとは状況が違う。
「夏場にやるのはちょっとやっかいだったけど、コンパクトにやれれば問題ない」
岩政大樹は前線と最終ラインをコンパクトにすることで、相手の特徴を消せると踏んでいた。鹿島は攻撃も守備も、チーム全体が連動することで力を生む。その要となる中盤に運動量が無ければ、C大阪の1トップ3シャドーの前に劣勢となり、押し込まれてしまう。だが、サッカーに適した気候になるにつれ、小笠原満男ら中盤の選手の運動量が戻ってきた。名古屋戦あたりから、セカンドボールなど球際のプレーに迫力が出てきている。そうしたプレーが増えれば、C大阪の自慢の攻撃陣にもパスは入らず、鹿島の時間帯が増えるだろう。

ただ、オズワルド オリヴェイラ監督にしては珍しく、試合前日になっても誰を起用するのか選手にさえ明かされなかった。中二日が続く厳しい連戦でありながら、どの試合も勝たなければならないという厳しい状況は、選手のやりくりが求められると同時に、監督の采配の妙についても見せ所となる。2トップにはリーグ戦を欠場した興梠慎三が戻り、DFラインもいつもの顔ぶれとなるだろう。だが、中盤は本山やフェリペ・ガブリエル、遠藤康、青木剛といった選手たちが控えている。監督がどういう起用をみせるのか楽しみに待ちたい。

対するC大阪は、日曜に山形でリーグ戦を戦ったため、大阪には帰らず、Jヴィレッジで調整を続けて試合に備えてきた。いつもより移動距離は少なく、中二日とはいえ、試合以外の疲労は最小限に留まっているはずだ。もし、鹿島が走れなければ、C大阪のほうが主導権を握る可能性もある。

残念なことに明日の天気予報は雨。しかも平日夜の開催となると観客数はかなり少ないことが予想される。3回戦の熊本戦では、土曜開催で3,834人という数だった。例え人数は少なくとも、熱い応援で選手をサポートしたい。

以上

2010.11.16 Reported by 田中滋
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