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【J2日記】東京V:高木俊幸、FKを語る。(10.11.15)

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(C)上岡真里江

トロフィを手に笑顔を見せる高木俊幸選手。

9月度の月間MIPは、高木俊幸選手・高木善朗選手のダブル受賞だったのですが、お二人それぞれのお話をじっくりと伺いたい!との思いから、インタビューは“あえて”個別に行わせていただきました。

その中で、どちらも兄弟の話はもちろん、サッカーの話やチームの話、プライベートの話などなど、サポーターのみなさんのために、本当にたくさんのことをお話しして下さいました。
6、7月度MIP受賞の平本一樹選手と同様、やはり今回も、文字数の関係で本編には掲載しきれず、割愛せざるを得なかった部分がたくさん。
せっかくなので、この場を使ってお伝えできればと思います。

J2 9月度MIP受賞インタビューはこちら!

まずは、お兄さまから。
本編では、「流れから点を取る方が好き。FKはおまけ」と語っていた俊幸選手ですが、FKについても、いろいろとお話し下さっています。サポーターの方からの質問でも、FKに関するものは非常に多かったのでご紹介します。

北九州戦で今季2本目1本目は、第14節vs千葉戦)のFKが決まったことで、今度は、フリーキッカーとして周りから期待を持たれるようになった。それに、あの距離(約30m)から決めたことで、東京Vはあの位置でもうかつに倒せないと相手に思わせることができたことにも、すごく優越感があります。チームとしても、僕個人としても、また違う武器が見せられて良かったのかなと思います。
実は、相当遠くからでも狙えるっていう自信があるので、あのぐらいの位置でのFKのチャンスをずっと待っていました。でも、練習でもあれだけの落ち方をして、しかもあのコースに行くのはほとんどない。僕、本番タイプなのかな〜って思っちゃったりしますよね」

Q:善朗選手と、どちらの方がFKが上手いと思っていらっしゃいますか?(りゅーはーさん)
「近場と遠目というか、距離で蹴り分けをしています。遠目から、善朗があの巻きであのコースに蹴れるかっていったら蹴れないと思うし、逆に僕が近めの距離であれだけコントロールできるかっていったら、できない。タイプが違いますね」

Q:いつ頃から無回転シュートの練習を始めたのでしょうか。(GREEN WINGさん)
「無回転というか、落ちる球は中1〜中2には蹴ろうとしていました。当時、僕たちの間で“ドライブシュート”(漫画『キャプテン翼』に出てくるスーパーシュート)が流行っていて、ジュニアユースの時のコーチが教えてくれました。回転が縦にかかると、本当に落ちるんですよ。そこからの応用です」

自分でも無回転FKを蹴ったあとのボールの変化がわからないからこそ、その行方が毎回楽しみだという俊幸選手。その変化について「説明するには、風がどっちから吹いていて、今日はどういう風に落ちるから、こっちの方に蹴った方がいい、とか、科学的なところまでいくと思います。だから、野球でも、(無回転の)ナックルボールがスゴイって言われているじゃないですか」と、話していらっしゃいました。
本編でも出てきたと思いますが、例え話をしたり、何かを説明する時に、比較の対象として度々野球の話が出てくることが非常に興味深く、また、とても印象に残りました。思わず、「さすが、元プロ野球選手の息子さんですね」と、感心してしまいました。

残念ながら、現在は負傷離脱中ですが、復帰後また、泥臭いゴールとともに、ご本人自画自賛の“スーパー”FKを魅せてくれることを期待しています。

以上

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2010.11.15 Reported by 上岡真里江
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