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【ACL決勝 11月13日(土)に国立で開催!】城南一和(韓国)のACLでのエピソード(10.11.11)

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■アジアの頂点を決める戦い!ACL決勝戦が11月13日(土)19時に国立競技場でキックオフ!
 ※チケットについてはこちらからチェック!
 ※この試合の模様はCSテレ朝チャンネルで生放送!


悲劇的な幕切れを迎えた04年ファイナルは、韓国国内でも語り草になっている。決勝戦をホームアンドアウエー形式で争った時代の話だ。11月24日、アウエーに乗り込みアル・イテハド(サウジアラビア)との第1戦を3−1のスコアで制した。優勝は手にしたも当然だった。ホームの第2戦では、0−2以上の敗戦を喫しない限りカップを手に出来る圧倒的優位な状況。12月1日、当時のホーム・城南総合運動場には満員の観客が集まった。
ところが……ここで城南一和は大敗を喫してしまう。前半にセットプレーから2失点。後半にも立て続けに3点を失った。0−5。まさかのスコアだった。「アウエーの初戦に勝ち、油断していたのは確か」(当時のキャプテン、シン・テヨン/現監督)。楽勝ムードに浮かれてか、中盤が完全に前がかりになり、チームはバランスを失った。守備ラインも不安定なパフォーマンスに終始した。

歴史的大敗の責任を取り、チャ・ギョンボク監督は5日後にクラブに辞表を提出する。翌日にこれが受理された。チームを02年〜04年の3連覇に導くなど、第2次黄金期を築き上げた名将のショッキングな辞任だった。さらにこの敗戦の心労もあってか、チャ監督は翌年に病に倒れ、この世を去ってしまう。当時、チームのエースストライカーだったキム・ドフン(現城南一和コーチ/元ヴィッセル神戸)は「決勝進出を決めた瞬間、チャ監督のことを思い出した」と言う。決勝対戦相手がサウジのチームではない点を残念がるが、「トロフィーを獲得して、チャ監督の無念をはらしたい」。04年大会のリベンジ。クラブヒストリー上のトラウマの払拭。城南一和には、絶対にカップを掲げなければならない理由がある。

reported by 吉崎エイジーニョ
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