今季もホームゲームは残すところ３試合。11月14日（日）のヴァンフォーレ甲府戦（＠栃木グ）、水戸ホーリーホックとの「北関東ダービー」最終戦（11月23日＠栃木グ）、そして今季最終戦のサガン鳥栖戦（12月４日＠栃木グ）です。ラスト３試合に向けたプロモーションの一環として、栃木ＳＣとしては初の試みとなった有料（バイキングディナー・フリーソフトドリンク・税・サービス料込３５００円）でのトークライブが宇都宮市内のホテルサンシャイン（レストラン　シェスタ）で行われました。
題して「2010 TOCHIGI SC HOMEGAMES FINAL3　プレ・トーク・イベント　TOCHIGI SC TALKING PASS Vol.1」。総合司会はとちぎテレビの栃木ＳＣ応援番組「ＳＣ一枚岩」で、Ｕ字工事さんが不在の際に萬代裕子アナウンサー（通称：マンＵ）とＭＣを務める「おつかれちゃ〜ん」でお馴染みインスタントジョンソンの「すぎ。」さん。３部構成のイベントの中身を少しご紹介します。

【第１部】
第１部には本橋卓巳選手、大久保裕樹選手、橋本真人選手が登場。３人の共通点は、名門・市立船橋高校卒業ということ。市船の強さの秘密や市船あるあるを、「すぎ。」さんが巧みな話術で引き出します。しかし、貴重なエピソードの数々にサッカー好きの「すぎ。」さんはＭＣだということを忘れて思わずエキサイト！　スイッチが入ってしまい、マシンガントークで３選手を圧倒する暴走劇もありましたが、それもライブならでは…ということでよろしいでしょうか？　「すぎ。」さん。

【第２部】
第２部ではラジオの公開録音が行われました。ＭＣは毎週火曜日（20：55〜21：00）にRADIO BERRY（ＦＭ栃木）にて放送されているＳＣ−ＦＭ『ヨネラジ』のパーソナリティー米山篤志選手。普段は２週間分を１時間半かけて収録するのですが、この日の持ち時間は25分ということで、「勝手に来た（米山選手）」入江利和選手をゲストに迎えて公開収録はスタート。会場のオーディエンスからの質問に、２人が絶妙な掛け合いで答え、会場は爆笑の渦に。テンションが上がった入江選手は怖いもの知らず。国民的アイドルグループの歌をダンス付きで披露し失笑を買い、「これ、放送事故だろ」と米山選手から突っ込まれていました。そんな事故がありながらも、収録は思った以上にスムーズに終了。栃木県にお住まいの方、ぜひ来週放送のＳＣ−ＦＭ『ヨネラジ』をお聞きください。入江選手の振り付きのダンスが見られないのが残念ですが、抱腹絶倒間違いなしです。

【第３部】
トリを務めたのは阪倉裕二ヘッドコーチと廣瀬浩二選手の「ユージ・コージ」。聞き覚えのあるコンビ名ですが…軽く聞き流しましょう（笑）。３部は廣瀬選手のチームメイト紹介がメインに。１歳年下のリカルド・ロボ選手を「35歳に見えた（笑）」、キャプテンの落合正幸選手を「年をとると優しくなるんですかね？　とにかく優しい。でも、ヒゲが濃い（笑）。練習前に剃ったのに、練習後にはラモスさんのようになってます。本人もネタでタオルがヒゲに引っ掛かるって言うてますし」と、チームメイトをいじり倒しました。優れた観察眼から導き出される選手評に会場からはどっかんどっかん笑いが起こっていました。ただ、相方のユージの「周りを見る目をもっとサッカーに生かしてほしい」と冷静な批評に、コージが一瞬だけ凍りつく場面も。

２部と３部の合間には杉本真選手と宇佐美宏和選手も掛け付け、サイン会とグッズ販売を行うなどファン・サポーターとの交流を楽しみました。ちなみに、杉本選手と宇佐美選手はトークライブ後に、「２人でコントでも披露すれば良かったな」と神妙な顔つきで反省。次回のファン・サポーターとのイベントでは、２人のコントを見せてもらいましょう！　とプレッシャーをかけてみたりして…。

有料でのイベントはクラブ初でしたが、真剣なトーク、今季のホームゲームファイナル３に向けた意気込み、普段はなかなか聞けない裏話などバラエティに富んだ話が聞けて、個人的には満腹感を味わえました。スポンサーイベントでのトークショーとは異なり、スタイリッシュかつムーディーな雰囲気も心地よかったです。クラブとしては今回のトークイベントを足掛かりに、今後もポイントとなる試合前に同様のイベント、もしくは形態を変えたイベントを行う予定だとか。残念ながら今回は参加できなかった方も、次回はお時間とお財布に余裕があれば参加されてみてはいかがでしょうか。

以上

★【J2日記】のバックナンバーはこちら
★J's GOAL J2 シーズン表彰　サポーター投票受付中！！

2010.11.11 Reported by 大塚秀毅