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【J1:第29節 広島 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(10.11.07)

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11月7日(日) 2010 J1リーグ戦 第29節
広島 2 - 1 浦和 (13:05/広島ビ/21,725人)
得点者:31' エジミウソン(浦和)、51' 李忠成(広島)、90'+1 佐藤寿人(広島)
スカパー!再放送 Ch183 11/8(月)前08:00〜
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●佐藤寿人選手(広島):
「ゴールシーンは、GKの寄せが早くて当たりそうだったので、そこはかわした。ただ、それで角度が厳しくなった。その時、(森崎)浩司が中でフリーだったらしいんだけど、それも見る余裕もなかった。もしシュートを外したら申し訳なかったんだけど(苦笑)。まだ、そういうのが見えていない状態だし、コンディションをもっと上げなければいけないなと思う。とにかく、シュートが入ったからよかったんだけど。
あの状況、あの場面では、とにかくオフサイドラインぎりぎりで飛び出して、開き過ぎてもダメだなと思った。フィニッシュができるところに、自分がいたかった。そこでいいパスがきたし、(山崎)マサがアシストしてくれたのは嬉しかった。ちょうど、浩司が走っていたし、どっちに出るかなと思っていた。浩司がいい形で前に入ってくれたので、相手もつかまえづらかったと思う。点をとって、こみあげるものは当然ありました。本当に、特別なゴールになった。
広島に移籍して、今日が一番嬉しいゴール。ケガの経験も初めてだったし、2ヶ月近くサッカーができなかった。特別なものを感じる。サッカーがやれる喜びを感じた。
全治2ヶ月のケガだった。予定より早くベンチに入れたんだけど、再発のリスクがあるので監督もすごく慎重になってくれていた。ナビスコカップ決勝の舞台にも立ちたかったが、監督も断腸の想いで、ああいう決断をしたと思う。ただ僕はピッチに立てなくても、ベンチで闘っていた。
今日は、先制された後、30分くらいから監督からアップの指示が出た。いつ呼ばれてもいいように準備したし、どういう状況でも、それが5分でも10分でも、仕事をしなければと思っていた。
このビッグアーチに戻って来れたことが嬉しい。復帰戦でのゴールというのもよかった。やっぱり、こうなるべくしてこうなったと思う。
7年連続得点は、僕自身も嬉しいこと。ケガなくサッカーがやれていることで、その数字につながっている。これが8年、9年、10年と継続していくことが重要。2ヶ月離れても、そういう数字が達成できたことは、幸せ。残り試合少ないけど、少しでも得点数を増やしていきたい。みんなも僕のゴールを喜んでくれたので、チームメイトには感謝したい。いっしょに闘える仲間がいるのは素晴らしいことだなと感じる。
(李)チュンといっしょに入れば、勢いよくペナルティエリアの中で勝負できる。チュンのゴールは、素晴らしい。同じレフティとして、右足で合わせるのは難しいのはよくわかる。あそこで同点に追いついたからこそ、ああいう形で決勝ゴールが生まれた。点がとれる選手は一人でも多くいた方がいい。もっともっと、お互い点をとれるように頑張って行きたい。チュンとはなかなかコンビを組む時間がなかったけど、もっともっとやれば、よくなると思う。
(青山)トシのパスも本当にいいボールだった。ファーストタッチも完璧だったが、その後のアイデアが少し足りなかったかもしれない。GKが出ているのがわかったので、頭越しで狙ってもよかった。そういうところの瞬時の判断ができなかったというのは、コンディションがまだまだという証拠。トシとも話しているが、『一昨年からずっと“ホットライン”と言われて、今年はまだ二人のゴールがないね』。トシからのパスで点をとりたい。そこは残り5試合、しっかりやっていきたい」

●森崎和幸選手(広島):
「みんな、ナビスコの悔しさはあった。だけど、今日はホームだし、たくさんのサポーターが来てくれたから、選手たちは立ち上がりから行くことができた。失点シーンは特に緩んだわけではなく、ファウルかと思ってみんなの足が止まってしまった。ファウルと思っても、レフェリーの笛が鳴るまでは、続けないと。そこは、残念だった。
ただ、失点は確かによくなかったが、前半からいいサッカーができていたし、逆転できると信じていた。それはとにかく、サポーターの後押しが大きかった。
後半は疲れもあって、イージーなミスも増えた。体力も厳しかった。ただ、やはり気持ちの底に、ナビスコの悔しさが残っていた。本当にあと少し頑張ればタイトルがとれたから。でも、そういう経験が今日の試合に生きて、みんな最後まで頑張れたと思う。
今日はとにかく勝つことが、傷を癒す薬だと思っていた。ただ、勝ったときは少し複雑。本当は、決勝で勝ちたかった。ただ、それは終わったこと。僕らの仕事は、見ている人に少しでも感動を与えること。タイトルはとりたかったけれど、それで全てが終わるわけじゃない。体力はそうとう厳しかった。ただ、それも受け入れて、何も考えずにプレーできた。
浦和もポゼッションスタイルだし、僕らの方がこのスタイルは長くやっているわけで、そこで負けるわけにはいかないと思っていた。そしてポゼッションできたから、体力を持たせることができた。
(柏木)陽介にも仕事はさせなかった。あいつも、やりづらそうにやっていた。それに、アオ(青山)が素晴らしいプレーをしてくれた。あそこが機能すれば、僕らはいい方向に向かっていく。そして(佐藤)ヒサがよく決めてくれた。ああいう星の下に生まれてきたんだなって思うし、それがヒサの才能。チームとしても、ヒサが決めたのは嬉しいこと。2トップ?システムはあまり関係ないと思う。2トップでも1トップでも点はとれたし。ただ、久しぶりだったこともあるし、改善点はあるけれど」

●李忠成選手(広島):
「自分たちのミスから失点してしまって、正直気持ちも落ちそうになった。ナビスコカップのこともあるし。ただ、やっているサッカーが素晴らしかったので、負ける気はしなかった。自分としてもチームとしても、パフォーマンスはよかったから。最高に気持ちいい。
特に前半は、素晴らしかった。浦和のサポーターの皆さんも、僕らのサッカーに目を奪われたのではないか、と思うくらい。それほど、攻撃のバリエーションは多かった。
2トップになった後半は、(佐藤)寿人さんとの距離感を気にしながら、やっていた。特に話し合うことはなかったけれど、僕は僕のプレーしかできないし、寿人さんにも寿人さんのプレーがある。そこを気にしながら、プレーがかぷらないことだけ気にしていた。
ゴールはJリーグで初めて、右足でとれたと思う。ミキッチのことだから、少しインにひっかけるのではないかと思って、少しさがったら、そのとおりにきた。鼻が効いてよかった(笑)。 自分の仕事はできた。ループが決まれば、120点。タイミングを狂わせていけた、と思ったんだけど、ひっかかってくれなかった(笑)。ただ、最後は足が止まってどうしうようもなかったので、監督が気を使ってくれた。
90分間試合を支配し続けることはできない。悪い時にいかに我慢し、いい時にいかに点をとるか。それが大事。とにかく、今日は勝つべくして勝ったと思う。ただ、今日は佐藤寿人さんでしょう(笑)。エースだから決めるんだろうって思っていたら、案の定決めた。本当に素晴らしい選手。絶対に決めると思っていた。そして僕も、本当に勝ちたかった。
逆転するためには、僕たちだけでなく、それ以外の力も必要。今日はサポーターの力もすごかった。選手もサポーターも、少しずつ力をつけてきているんだと思う。
G大阪戦も勝つしかない。もう引き分けも許されない。相手は強いチームだが、3ポイントを取りにいく。そのために、点をとりたい。大切なのは、今日みたいなサッカーをやること。今日は相手よりも球際が一歩も二歩も早かったし、強かった。こういう試合を続けること。
2トップだと中の枚数も多くなるし、寿人さんだから飛び込む質も高い。僕のゴールは、二人の動きがあってこその得点だったと思う」


●細貝萌選手(浦和):
「前半を1-0で折り返したのに、後半立ち上がりの早い段階で点をとられてしまい、厳しい試合になってしまった。ただ、まだ試合は残っているので、全力で勝点3をとるために闘いたい。(そのためにも)選手として同じ方向を見て、プレーしないといけない。キャプテンマークをつけた自分は、みんなより責任があると思う」

●柏木陽介選手(浦和)
「(広島ビッグアーチに)帰ってこれたことは嬉しかったし、ここでまた広島と対戦できたのも嬉しかった。だけど全くいいプレーができなかったし、結果的に負けちゃったので、すごく心残りがある。
成長して帰ってきたかった。チームが変わっても、しっかりと活躍している姿をみせたかった。それができなかったのは悔しい。
広島のやりにくさ?もちろん、僕の全てがわかっている選手ばかりなんで、やりづらかった。僕のボランチに対してもしっかりプレッシャーに来ていたし、非常にやりづらかった。試合中から試合のことで(広島の選手と)話はしたけど、ほとんど余裕もなく終わってしまった。
広島の穴を見つけることもできず終わった。(チームのことを)知っているだけにそこをつけなかった悔しさもあるし、そこを崩すまでに至らなかったことは残念。
自分のいた時のサンフレッチェとの違い?よくわからない…難しいっすね…。何を答えていいのか…。今もいいサッカーをしているし、だからナビスコカップ決勝まで行けたチームだと思う。僕がいなくなってよくなった部分と、よくなくなった部分も両方あるのかなと思うけど…答えるのは難しいっす。
ナビスコカップは、優勝してほしかった。ただ…、優勝したら優勝したで寂しかった部分もあった。今度は、サンフレッチェ広島対浦和レッズという形で決勝を闘えたらいいなと思う。
ユニフォームの交換はミキッチと。前の時は槙野だった…でも、あんまりサンフレッチェのユニフォームばっかりもらっても、正直困るんで…(笑)。とりあえず家には飾りたいと思う。
槙野のおかげで(苦笑)1点はとれたけど、それ以外は何もさせてもらえなかった。今日、勝てれば上にいくチャンスもあっただけに、敗戦は残念。でも落ち込んでいても仕方ないので、また切り替えて大事に闘っていきたい。3連敗になって苦しいが、誰が悪いというわけではない。みんなが一つになって、チームとして闘えるようにやっていきたい」

以上
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