10月31日（日） 2010 J2リーグ戦 第32節
千葉 1 - 2 甲府　（16:03／フクアリ／13,393人）
得点者：16' パウリーニョ（甲府）、72' アレックス（千葉）、86' パウリーニョ（甲府）
スカパー！再放送 Ch185 11/1（月）前10:30〜
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●江尻篤彦監督（千葉）：

「選手は一生懸命に頑張ってくれたと思いますし、素晴らしいサポーターの前で勝点を挙げることができず、甲府に敗れたことは全て僕の責任かなと思っています。サポーターも一生懸命に応援してくれましたし、選手も一生懸命にやってくれたので、監督の能力がないということですね、はい。以上です」

Ｑ：選手は一生懸命に頑張ってくれたということですが、試合の内容自体はある程度、監督の思った通りにいったのか？
「いや、特に前半はイージーなミスからの失点というのはちょっと計算外ですね。トレーニングをしっかりやってきたんですけど、…はい」

Ｑ：イージーなミスということなんですが、ハーフナー　マイク選手へのマークというかケアはわりとできていたと思います。それ以外の選手へのケアが少し緩くなったのかなという印象でした。そのへんの意識はトレーニングからどう取り組んできたのかと、実際に試合ではどうだったのか？
「練習では『ハーフナーではない、その周りだ』ということで、トレーニングをしていたんですけど、出せなかったというのは僕の責任ですね。はい」

Ｑ：残り6試合でまだ昇格の可能性は残っていますが、今後の試合をどう戦っていくのか？
「１試合、１試合、次の札幌戦でしっかり勝点を挙げられるように準備をする以外は他にないと思いますので、目の前の相手から勝点を挙げるしかないです。残りの試合を全部勝つしかないですし、あとは上位の結果待ちということになると思うので、全力を尽くしてやりたいなと思います」

Ｑ：Ｊ２を初めて戦う中でシーズンの最終盤を迎えて、Ｊ２の難しさで感じていることがあれば教えてください。
「上位のチーム、柏も一度降格して苦い経験をしていますし、甲府も福岡も苦しい戦いをしてつかんできているものがあると思います。ウチはウチでやらないといけないこととか、ここまで築き上げてきたチームの伝統というものも踏まえて、我々は我々で想いがあって取り組んでいます。それをそういうふうな経験で、と言ってしまうと、それで尽きてしまうんですが、サッカーって11対11でボールが１つで、相手のゴールにねじ込むか、こちらのゴールを割らせないか。どちらもなければ引き分け。単純なスポーツなんですが、やっぱり奥深い、今、言われたように厳しさなり、いろんな要素が含まれていると思いますし、そういう要素を含めての戦い、それはＪ１、Ｊ２に関わらず、どのレベルでもそういう戦いだと思っています。そういう中で我々はこの現状を真摯に受け止めて、次に何をしないといけないかというものをしっかり選手と話をしてくしかないかなと。当然、難しいと言えば難しいで終わってしまう。その中身はいろんなことがあると思うので、その中身というものをみんなでしっかり見つめていく。そういうことになっていくと思いますし、（残りの）６試合、何があるかわからない。全力で戦う以外にないので、全力でやりたいなと。可能性のある限りやっていくし、難しいＪ２の中だろうが、何だろうが、やっぱり結果を出したものが上に行く。出せなかったものがこのリーグに甘んじるということは、どこのステージも変わらないと思っています」

Ｑ：残り６試合での課題は？
「もう１回、選手と話をしようかなと思っています。逃げることは簡単ですし、楽な方向に向かうのも簡単。ここからジェフのこれからの未来のためにもやらなければいけないことが山積みなので、ピッチに戻した時にはもう一度やってきたことを見つめて、可能性のある限り、全力で戦い抜くということをもう一度選手たちと話したいなと思います」

以上