10月24日（日） 2010 J2リーグ戦 第31節
福岡 2 - 0 北九州　（16:03／レベスタ／10,287人）
得点者：20' 永里源気（福岡）、24' 大久保哲哉（福岡）
スカパー！再放送 Ch185 10/25（月）後09:00〜
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●永里源気選手（福岡）:
「前半の立ち上がりから、いい形で入れて自分たちのペースで試合を進め、その中でゴールを決めることができたのは素晴らしいことでした。末（末吉）も質のいいボールを上げたし、町（中町）はシュートが打てたと思うんですけれども、確実な方にボールをくれたので、僕は決めるだけでした。２人に感謝したいです。ただ、後半は相手のペースになってしまい、自分たちのリズムを刻めずに、後手後手でサッカーをしていたので、それは今後に向けての課題だと思います。３位の千葉との勝点差は４になりましたが、前回は７差が開いた後にすぐに追いつかれてしまったし、上と詰まって、下と開いたということを考えるのではなく、我々は残り全試合を勝てば昇格が決まるので、周りのことは気にしないで自分たちのサッカーを続けられるように、次の試合に向けて、この１週間でしっかりと準備をするだけです」

●中町公祐選手（福岡）:
「セットプレーの崩れというか、あの場面ではファーにスペースが空いたのでそこへ入り込んで、ボールもシュートができるものだったんですけれども、中に何人か詰めてきているのが見えたので確実な方を選択しました。自分がマークを外したところで決まったと思います。今日は篠田監督が福岡ダービーの歴史の一歩だから負けるなと、僕たちの気持ちを高ぶらせてくれましたし、選手たちも、レベルファイブスタジアムでの最初の北九州戦ということで、絶対に勝ちたいという気持ちがありました。後半は少し押し込まれましたけれど、結果として勝利を手に入れられて良かったです。僕たちが勝ち続けることによって、甲府や千葉にプレッシャーを与え続けられると思うので、これからも勝ち続けたいです。これからも難しい相手が待っているので、まずは全力で目の前の相手に立ち向かって行って、その結果にＪ１昇格が付いてくれば最高ですね」

●李鍾民選手（福岡）:
「デビュー戦だったので緊張感がありましたが、マコ（田中誠）さんからの指示を聞きながらプレーしていました。前半は守備の面では良かったんじゃないかと思っています。けれど、その中でも直さなければいけない部分もありますし、攻撃面ではもっと上がっていく姿勢や、最後のクロスボールの質を上げることなどが足りないなと感じました。また次の機会があるときは、そういったものを積極的に出すプレーをお見せしたいと思います。それと韓国のサッカーとの比較では、日本のサッカーは切り替えが非常に速く、カウンターも鋭いので、必ず次の準備をしておく必要性を感じました。パスの速さは韓国より速いと感じました。練習ともだいぶ違いました。それは試合に出ることで、少しずつ慣れていくと思います」

●大久保哲哉選手（福岡）:
「後半は厳しいゲームになりましたけれど、前半で２点をリードして、展開的には、ああいう風になるのは仕方のない部分もあったかなと思います。とにかく、勝点３を取ることが非常に大切でした。他の会場では、ジェフが負けたとか、柏が引き分けたとか聞いていますけれど、それは本当に関係なく、目の前の試合で勝点３を取ることが我々がやらなければならないことでした。その結果として勝点３が取れたのは大きいですね。前半は圧倒できたという感じはありました。後半は押し込まれましたけれど、２点リードしていたことでゆとりはありましたし、後半立ち上がりのピンチを除けば　大きな決定機はなかったので、いいリズムではなかったけれど、比較的落ち着いてゲームを進められました。ただサッカーは甘くないし、このまますんなり昇格はできないし、チームとして苦しい時期が必ずあるので、チームで協力して戦って、自分もプレーで示していきたいと思います」

●レオナルド選手（北九州）：
「（ダービーのサポーターは）すばらしい雰囲気だった。勝点3を取って帰りたかったです。（試合に出る）チャンスはあると思うので、明日（の九州チャレンジャーズリーグ・福岡戦）しっかりアピールしていきたい」

●佐野裕哉選手（北九州）：
「自分たちの守備がはまらず早い時間に取られてしまった。後半はいいサッカーができたので、立ち上がりからやっていかないとこういう結果になる。ケガ人もいて、自分の得意とするポジションでプレーできない選手もいるけれど、それでも頑張っているので、勝点3を目指して、下を向かず、サポーターも応援してくれているので、応えていきたい」

●長野聡選手（北九州）：
「（福岡との試合は）特別ですね。頑張っている姿勢をもっと見せられたら、もっといい試合ができたと思う。もっと盛り上げていくために、時間もかかるし、結果も出さないといけないけど、一人一人応援してくれる人を増やすように頑張りたい」

●河端和哉選手（北九州）：
「悔しいです。前半がもったいなかった。後半は良いサッカーが出来ていたしそれを最初からやらなきゃいけないし気持ちがなかった訳じゃない。チームとして何をするかをはっきりする事が必要だし後半はしっかりできていた。そうすることによってチームが良くなっていく。前半はミスが多かったしポジショニングの部分もあったしラインを上げられなかった。後ろにかかる負担が大きかったのでセットプレーで失点してもったいなかった。後半はやることがはっきりした。まだ試合があるので下を向く必要ないし振り返る必要はないので次の試合に勝つように準備するだけです」

以上