10月17日（日） 2010 J2リーグ戦 第30節
千葉 1 - 0 水戸　（16:03／フクアリ／10,277人）
得点者：17' ネット（千葉）
スカパー！再放送 Ch185 10/18（月）後04:00〜
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●深井正樹選手（千葉）：
「試合前に、今日、福岡が勝っていたことは知っていたけど、僕は相手のことはあまり気にしないタイプなので、自分たちが勝つことだけを考えていました。
（ネット選手の得点をアシストした場面は）あの時は確か（倉田）秋がネットの後ろにいて、ネットがニアサイドに水戸のＤＦと１対１でいたので、ネットがシュートできなくても、後ろで合わせてくれればと思いながらクロスボールをあげました。ネットがよく決めてくれたと思います。
ただ、チームとしては勝ってよかったけど、個人的には自分の得点という結果が欲しかった。それは次の試合につながる課題だと思います。前の（攻撃的な）選手にとっては、得点は永遠のテーマですけど。チームとしても、前半の流れのいい時にもう１点取れていれば、違った試合展開になったと思います。次の試合でまたチャンスをもらえたら、今度はゴールしたいです」

●茶野隆行選手（千葉）：
「ウチの『２点目』が欲しかった。ウチが２点取っていれば、勝敗が決まってしまうようなゲーム展開だったと思う。ただ、２点目がなかなか取れなくても、じれないでしっかり守ることを意識してプレーしていた。水戸は高さのある選手が多くてセットプレーが強いので、無駄なファウルをしないことも意識していた。結果的に無失点だったけど、今日はウチにとっては危ない場面も何回かあった。そこで失点しないですんだことは運もあるけど、そういうものも必要だと思う。
攻撃に関しては、サイドで起点を作ってサイドのスペースを突くように、もっとシンプルに速くやってもよかったんじゃないかと思う。相手はクロスボールに対応しづらいようだったし、単純にネットにハイボールを入れても相手のＤＦに跳ね返されていたので。攻めに出た時にちょっと手数をかけてやりすぎたというか、ワンテンポ遅かったところもあった。
福岡が勝ったことは他の選手から聞いていたけど、それは関係ないと思った。ウチはとにかく勝たないといけないわけだから。スタメンも最近はだいぶ固定しつつあるので、その選手間でのコミュニケーションをもっと深めるというか、もっと話し合っていくことが必要だと思います」

●山口慶選手（千葉）：
Ｑ：今日は、水戸の遠藤選手や大橋選手をマークしていることが多かったように思いますが？
「僕が見ているゾーンに遠藤選手はポジション的にも、そして大橋選手は中に入ってくることが多かったので、僕が彼らをマークすることが多かったけど、特に意識してマークしていたわけではなかったです。無失点勝利だけど、周りが言うほど、僕自身は手応えを感じていない。実際に、今日は危ない場面があったし、チームとしてはもっともっとできると思うので。僕と（佐藤）勇人くんのコンビネーションにしても、もっとやっていけると思う。今は、勇人くんが前に出ていって、僕が後ろという形が多いけど、僕が出て行って勇人くんがバランスを取る場面もある。でも、そればかりでは勇人くんに負担がかかるし、チームが今、僕に求めている役割は後ろでしっかり守ることだと思うので。
攻撃に関しては、今日はチームとして２点目を取りたかった。攻撃の部分でも、今のウチのメンバーを見たら、もっともっとできると僕は思っています」

●倉田秋選手（千葉）：
「リーグ戦では久しぶりのスタメンだったので、とにかく勝ちたかったです。苦しい展開になったところもあったけど、勝つことが大事なのでよかった」

Ｑ：今日は一時期はあまり仕掛けていなかったドリブルを仕掛けて勝負をする場面も多かったですか？
「前でアクセントを作りたかったので。大ちゃん（伊藤大介選手）やネットとの連係を意識しながらプレーしていました。相手はそんなに前からプレスをかけてこなかったので、そこはやりやすかったです。でも、個人的にはシュートを１本しか打てていない。チームとしてもシュートを24本も打って２点目を取るチャンスはあったのに取れなかったし、後半になってからは相手に押し込まれる時間帯もあった。チャンスに決め切れなかったことで、苦しい展開になってしまったと思う」

●大和田真史選手（水戸）：
「失点は自分たちのミスからやられたので、残念だった。でも失点して、そこで沈み込んでしまって、相手に２点目を取られてしまってはキツイけど、そこで踏ん張って１失点に抑えられたことはよかったと思います。しっかり守って自分たちが１点取るチャンスを作ろうとするサッカーはできたと思います。
千葉はホームゲームだし、Ｊ１昇格争いをしている状況なので、立ち上がりから前にどんどん来るだろうとは思っていました。でも、それを受けてしまうのではなく、自分たちも仕掛けていくサッカーをしようと思っていました。でも、千葉は思っていたよりも前から圧力をかけてきていました。先に点を取られたくはなかったので残念です。ウチはチャンスに決められなくて負けてしまったけど、天皇杯（３回戦）の清水戦もそうでしたし、いいチームを相手にしっかり戦うことはできたと思います」

以上