10月13日(水) 第90回天皇杯3回戦
清水 4 - 1 水戸 (19:00/アウスタ/3,107人)
得点者:53' 大橋 正博(水戸)、63' 岩下 敬輔(清水)、66' 小野 伸二(清水)、90'+1 大前 元紀(清水)、90'+4 太田 宏介(清水)
チケット情報 |天皇杯特集
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●長谷川 健太監督(清水):
「天皇杯の難しさを改めて思い知らされた一戦でした。こういうゲームになる要素も十分にあったので、そうなっても慌てずに最後まで自分たちのサッカーをやろうと選手たちに話をして、水戸も必ず出てくる時間帯があるので、そういう時間帯まで我慢すれば、かならず勝つチャンスはあると。なので、なかなかうまくいかなくても、それで慌てることなく、1試合を通してみんなで戦おうという話をした。実際、本当に難しいゲームになったのかなと。
水戸の特徴のというのは、ピンチがあっても身体を張って自分たちのゴールを守ると。それが前半から本当に最後の最後のところで身体を張って防がれて、GKも非常に素晴らしかったと思います。また、サイドバックが上がったスペースをカウンターで突こうと、非常にチームとしても戦い方がよく整理されていて、最後も一歩間違えれば同点に追いつかれるような場面もありました。終わってみれば1-4というゲームでしたが、内容からすれば、延長戦に入ってもおかしくないような内容だったと思っています。ただ、選手たちに話をしたのは、どんな相手であれ、どんなゲームであれ、先制されてひっくり返すのは非常に難しいと。そういう中で落ち着いて最後まで戦ってくれたというのは、本当に選手たちに感謝したいと思いますし、サポーターもナビスコカップで負けて本当に苦しい状況ではあったと思いますが、試合前から声を出して、前を向こう、戦おうという声援を送っていただいて、本当に感謝したいと思っています。
良い試合をしながら、なかなか結果を出せない現状にありますが、最後まであきらめずに前を向いて戦っていきたいと思っていますし、そういう姿勢が最後に何か結果につながるような形になればいいなと思っています。そういう意味では、そのきっかけとなる勝利がつかめたということは、ひとつ大きかったと思います。週末にまたホームでリーグ戦があるので、何とかそのゲームに良い形でつなげて、そこでまた勝利を収めるように、短い時間ですけど、きちっと準備をしていきたいと思っています」
Q:伊藤翔選手が初めての出場でしたが、彼のプレーにはどんな感想を持っていますか?
「翔の特徴は出ていたと思っています。仕掛けてシュート、非常に良いものを持っていたと思います。ただ、どこかで流れを変えなければいけないということで、慣れているメンバーを入れたほうが、よりスムーズにいくのかなと。どうしてもコンビネーションというのは後半の途中まではまったく見られず、個の力で攻めて、そこで突破してチャンスを作るという形が続いていて、もうそうは言っていられない状況になったので、翔が悪いわけではなかったですが、今までやっていたのと近い形に戻してやらせました。ただ、翔は翔なりの特徴を出してくれたと思っています」
Q:兵働選手をもう少し早く交代させたかったと思いますが、それは難しかったですか?
「兵働は3点目を取るチャンスがあったので、伸二とのワンツーで抜け出して。あれを決めてくれれば、そのまま代えようと思いましたが、2-1という状況で、なかなかそこまでの余裕はなかったですね。水戸もきちっとしたチームでしたし、何とかJ1のチームを倒してやろうという気迫も感じられたので、なかなか兵働を代えるというところまでは行けなかったですね」
Q:小野選手は、展開が展開であれば、使わないという可能性がありましたか?
「いや、そんなことはないです。どちらにしても、今日ベンチに入れたということは。今日は(プレー時間が)30分で終わるかどうかわからない状況でしたが、そんなに余裕はなかったですし、伸二を温存することは考えてなかったです。週末を踏まえても、少しゲームをやったほうがリズム的にはつかめるだろうという思いは初めからありました」
Q:彼が入って流れが変わりましたが、小野選手のプレーの評価は?
「皆さんが見ている通りの感想だと思います。1人入るだけで全然展開も違いましたし、非常に攻撃も活性化したと思っています」
Q:山本真選手の状態は?
「捻挫ですね。明日になってみないとわからないです」
Q:岡崎選手がケガで、週末も欠場になりそうな中で、今日のフレッシュな3トップの評価は?
「永井はよくやってくれたと思っています。90分持つとは思っていなかったので、そういう意味では90分戦ってくれたということと、プレーも非常に良かったんじゃないかなと。十分フローデ(ヨンセン)と争えるだけのポテンシャルを持っている選手だと思っていますし、今日のプレーというのが、そのきっかけになってくれればと思っています。フローデも体調が万全ではないので、永井は十分これから切れるカードだと思っています。
一樹と翔に関しては、彼らもよくやってくれたと思っていますが、一樹は一樹だなあと。良いときはゴリゴリ行きますけど、やっぱりミスも多いですし。ただ、切り換えのところを一所懸命やろうという意識は伝わってきたし、チームが今こういう状況で、何とか自分がプレーをしてチャンスをつかもうという気持ちが非常に伝わってくるようなプレーをしてくれたと思っています。もう一度映像を見て、誰を使うかということは、これからまた考えていきたいと思っています」
以上
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