10月11日（月） 第90回天皇杯3回戦
柏 2 - 1 神戸　（13:04／ホームズ／3,775人）
得点者：37' レアンドロ・ドミンゲス（柏）、80' 大久保 嘉人（神戸）、105' レアンドロ・ドミンゲス（柏）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●和田　昌裕監督（神戸）：

「結果的に、残念にも負けてしまった。数的優位を生かしきれなかったというのが全体的なところで、特に前半は相手のレアンドロ（・ドミンゲス）、茨田の２人をエジミウソンとボッティが気にし過ぎて、DFラインとボランチのところがちょっと下がり過ぎていたという印象です。何とか持ちこたえられたらと思っていたが失点してしまい、特に左の近藤のところの上がりがちょっと中途半端になっていた。攻撃ばかりを狙っていたので、茂木を入れることでもう少しスピードを増したいと思って交代させた。
システム的にも４−４−２から４ー１−４−１というようなエジミウソンをアンカーにおいて、相手のレアンドロ、茨田を１人で２人を見る、と。吉田とボッティに関しては、栗澤と大谷のところにもっと厳しくプレッシャー行こうという中で、後半はリズムは作れたと思っています。
大久保の投入はトレーナーと話をして、出ても２０分くらいと言っていたので、そこまで０−１で引っ張ってくれればとという思いでいた。その中で大久保を投入して何とか同点に追いついた。その前にラッキーにも相手が１人退場になって、そのあともかなり時間があったので数的優位をうまく生かしながらサイドを起点に攻撃はしていたと思うんですが、今日も最後のところの質がというのが足りなかったのかなと思います。
延長に関しても１人多い状態なので、とにかくボールをサイド、サイドに動かして相手を走らせて、数的優位を作ってサイドからという形を作ろうと話はしていたが、ちょっとしたミスからカウンターを何回か食らうシーンがあり、その１つを残念ながら決められたしまった。本当に数的優位を生かし切れなかった。リスク管理はしていたと思うんですが、そこをやられた。負け試合なので当然反省ばかりになるが、最後の最後まで獲りにいこうという意識は持ってくれていたし、ただ残念でした」

Q：久しぶりに大久保選手を投入。最終的に５０分くらいのプレーになりましたが評価を。
「まだ完全な状態じゃない中でも得点も獲ってくれたし、延長もかなりオーバーワークになったと思いますが、ひたむきに前に行こう、追加点を狙おうという意識は強かったと思う。ただ周りとの連係の部分はまだまだこれから積み上げていかないといけないなと思いますし、練習で４−１−４−１は少しやっていたが、まだまだシステム変更をした時にもっとパワーが出ればな、と。実際、後半は流れがどちらかといえばこっちに向いたので、そこまではよかったんですが、そこで引き離すパワーが出たらなと思いました。大久保に関しては最後まで、長い時間帯になったけれどよくやってくれたと思います。あと、やっぱり存在感はありますね」

Q：大久保選手は次のリーグ戦・横浜FM戦では先発で使いたいとお考えですか？
「当然コンディションも大事になってくるので、途中からなのか先発かはわからないが、次の試合には絡んでくると思います」

以上