10月9日（土） 第90回天皇杯3回戦
横浜FM 2 - 1 鳥栖　（13:05／ニッパ球／3,949人）
得点者：23' 中村 俊輔（横浜FM）、59' 小野 裕二（横浜FM）、85' 早坂 良太（鳥栖）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●松本　育夫監督（鳥栖）：
「昨夜の日本代表戦、大方の予想を覆して日本代表が素晴らしいゲームでアルゼンチンを破った。今度は我々が、ランクが上のJ1を相手に同じように予想を覆す勝利をめざそうと、スタートした。しかし、やはり選手の一つ一つのボール扱いの厳しさ、相手との関係を考えてのボールの止め方に差があった。単に処理しているJ2の選手と、相手の状況に応じた非常に厳しいボールコントロールを行っているJ1のF・マリノスの選手で非常に大きな違いを感じた。また、ボールを受ける側の動き出すタイミングと要求、これもJ1とJ2の差が非常にあった点だ。だからJ1のチームはパスがよく通る。J2の選手の場合は、出されてはじめてプレーするということで、受ける側の主導権をとったパスの受け渡しという面でも違っていたと思う。こういう差が、11人集まった中では、より大きな差となっていく。今日の我々のやり方は、相手にスペースと時間を与えない中盤の守備をやらせようと心掛けた。ある程度、成果を出していたと思う。ただ、（中村）俊輔に伝家の宝刀の左足のフリーキックを決められてしまった。あの場所、俊輔の一番得意なところでのフリーキックを決められた。これによってF・マリノスが余裕を持ってボール回しができてきた。前半０−０で折り返せれば、後半の選手交代によって、ある時間から優位に立てるプランがあった。しかし残念ながら、俊輔のフリーキックの先制点によって主導権を奪われてしまった。これが今日のゲームで一番大きなポイントだったと思う」

Q:DFラインに飯尾（和也）を起用した意図は？
「呂成海が、次のゲームから２試合出場停止になるので、ゲームから遠ざかっていた飯尾を入れて、ゲーム感覚を戻すとともに、木谷との実戦のコンビネーションや戦術的な理解を図った。飯尾は久しぶりのゲームで、あれだけハードなプレーをしたので両足に筋肉疲労を起こしてしまった。次のゲームを考えて影響が出ないうちに交代した。プレー内容については、ベテランで守備のリーダーらしく、周囲への指示もしっかりできていて、次のゲームも期待できるものだった」

以上