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【J1:第25節 鹿島 vs 清水】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.10.02)

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10月2日(土) 2010 J1リーグ戦 第25節
鹿島 1 - 1 清水 (17:04/カシマ/22,236人)
得点者:11' 小野伸二(清水)、53' 岩政大樹(鹿島)
スカパー!再放送 Ch183 10/4(月)前11:00〜
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:今日の試合だけ観ると見応えのある良い試合で、それぞれにチャンスのあり、アントラーズは20本シュートを打ってるので決まってもおかしくなかったかもしれませんが、いずれにしてもリーグ戦のことを考えると我慢比べの試合だったわけですが、残りの9試合をどのように戦っていくのかということ、今日の試合はどういう想いだったのかを聞かせて下さい。

「僕自身も非常にすばらしい試合だったのではないかと思います。おもしろいことに、前期というか相手のホームで戦った時の内容と今日の内容は、ホームチームの部分だけで評価をしたとすると、我々が自分たちのホームで圧倒的な強さと主導権を握って試合をしたけれど引き分けてしまった試合でした。では相手が自分のホームでどうだったのかというと、これだけ支配して圧力をかけたかといえばできませんでしたが、試合には勝つことができました。サッカーというのは複雑というか、そこがおもしろい部分なんだと思います。内容が良いからと言って、必ずしも勝てるわけではないですし、内容が悪くても勝てる時があります。そうしたおもしろみがあると思います。

試合に関しては、競争意識が高く、ダイナミックさが両チームにあったのではないかと思います。20本というシュート数をいわれてますけど、おそらくもっとその数字は高く出来ると思いますし、それができない唯一の理由はピッチコンディションではないかと思います。何度かあった決定的なチャンスのタイミングで、皆さんは上から見ていて把握できたかわかりませんが、シュートを打つタイミングでボールが変な弾みや余計な弾みをしたり、トラップしても弾まないはずのところで弾んでしまったり、いくら技術や能力が高くてもピッチコンディションが伴わなければ厳しい状況になります。例えば、コントロールしてシュートという場面でもリズムというのがあるわけですが、それをやろうとしたタイミングでできないのはグランドが影響している部分もありますし、ホームの試合というのはどこのチームもホームチームが押していく状況になるわけです。我々もそうやっって行くわけですが、チャンスになったときに決められるタイミングのところや、パスやシュートのタイミングでボールが浮いてしまったり弾んでしまうとちょっとずれたりします。そういう厳しさがうちのホームの試合ではあると思います。

あと、リーグの状態に関してなんですが、残り9試合で勝点9という状況ですが、勝点9というのは3試合分の勝点です。いろいろなことが9試合のなかにはあるだろうし、我々はまだ諦めずに34試合の最後まで戦い抜くという意志でしっかり取り組んでいきたいと思います」

Q:後半に比べると前半は攻めがスムーズに行かなかった部分があると思いますが、その要因は何かということと、後半流れを変えるために選手に強調した部分はなんでしょうか?
「立ち上がりのどちらに流れが行くかわからないタイミングでは、我々の方が主導権を握っていたのではないかと思います。立ち上がりに関してはそんなに大きな問題はなかったし、サイドで数的有利な状況をつくっていく、起点をつくていくという部分はうまくできていたと思います。ただ、そのなかで失点をしてしまって、失点の仕方については小野選手のすばらしいシュートという、見ていて楽しい選手であるし、いちサッカーファンとしてはすばらしい選手だなといつも関心される部分もあります。それを讃えなくてはいけないと思います。自分たちのミスもありますが、それは新たな機会に話をしたいと思います。
1点とったなかで、相手はリトリートしてスペースを与えずに対応しようとやっていたわけで、そうするとなかなか入っていけない部分もありますし、自分たちのリズムをつくれない、ピッチコンディションが影響してなかなか組み立てができない状況が一時的にあったと思います。ただ、後半に入ってからは相手にとられたのと同じ時間帯で同点に追い付いて、そうすると相手も徐々に出てこなければなりません。彼らにとっても引き分けは好ましい結果ではないので、相手も出てくる状況になってスペースができれば我々もそのスペースを使うことができます。オープンな試合になったのではないかと思います。そういった相手の戦法、特に1点とってからは、ゴールキックなりスローインなり、接触があったら倒れて時間を稼いでいく、時間が経つのを願うという作戦は、うちと対戦するどこのチームもやってくるわけであって、少しでも得点した時間帯を長くしていく、あるいは我々の時間帯で時間を上手く操るのはひとつのやり方です。それが消極的な姿勢になった部分が相手にはあったかもしれませんが、時間帯、状況、求める結果によって変わってきます。それが後半のなかで相手が出てきた影響もあり、我々の長所も出せるようになったと考えております」

Q:今日は勝点3がどうしても欲しい試合で、選手もピッチでそれを表現したと思いますが、最後、勝ちきれなかったのは何か足りない物があったと思われますか?
「先ほども理由や状況を説明してきました。ただ、対戦相手が格下ではないですし、評価するべき相手で質の高い選手や組織力を持っているチームです。そう簡単に勝てる相手ではないのですが、ただチャンスを多くつくれたわけで、サイドからの攻撃、クロス、セットプレー、流れのなかでも相手のゴール前でワンツーをしたり、いろんなあらゆるレパートリーというか、自分たちが持っている武器を出し切ったのではないかと思います。決まるところがうまくいかなかったわけですが、それはピッチコンディションというものが最後のレパートリーを出す際に、精度というものが大事になってくるわけであって、選手の精度が悪いと言い切ることはできないと思います」

以上
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