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【ヤマザキナビスコカップ 広島 vs 清水】清水側プレビュー:フレッシュなメンバーでアウェイでの第1戦に臨む清水。難しい戦いの中で、失点が続く流れを断ちきり、チャンスを生かすことができるか(10.09.29)

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今回も非常にハードなスケジュールになる中、清水にとっては何とかホームでの第2戦につなげなければいけない準決勝第1戦。アウェイで非常に難しい戦いになることは十分に覚悟しながら、2試合トータルで必ず決勝戦に進むことを誓って、選手たちは広島ビッグアーチでの決戦に臨む。

リーグ戦では、前節の直接対決に敗れたことによって名古屋との勝点差が11に開き、残り10試合での逆転優勝がかなり難しくなった清水。しかし、長谷川健太監督は「まだあきらめる必要はないし、自分もけっしてあきらめていない」と語っており、ACLへの出場権を獲得する(3位以内に入る)ためにも、この広島戦から中2日で迎えるアウェイの鹿島戦を捨てるわけにはいかない。
しかし、ヤマザキナビスコカップは現時点でもっともタイトルに近いところにいる大会でもあるので、当然全力で優勝を狙いにいかなければならない。
そう考えると、今回はかなり難しい選択を迫られたが、長谷川監督は攻撃陣を中心にメンバーをある程度入れ替えて、アウェイでの第1戦に臨むことを決断した。名古屋に大敗したショックから精神的に切り替えるという意味でも、アウェイで有効な戦いをするという意味でも、それは合理的な選択と言えるだろう。となると、あとは出場した選手たちがどれだけ自分の力を発揮できるかという部分にかかってくる。

システム的にも、今回は同じ4-3-3でも、ボランチを2枚にするような形に変える可能性が高い。狙いはもちろん、アウェイで失点を最小限に抑えるためだ。そこでカギを握るのが、ボランチに入ると予想される鉄人・伊東輝悦。「まずはバランスをとりながらプレーしたい。ただ、負けたくないゲームだけど、守っているだけじゃなくて、攻めて点も狙っていきたい。少し慎重に、バランスをとりながらだけど、積極的にいくことも大事だと思う」と本人も語る通り、攻守のバランスのさじ加減が難しいゲームになるだろうが、そこは彼の豊富な経験が生きてくるはずだ。
また、相手のカウンターへの対応という意味では、チーム内で伊東の右に出る者はいない。名古屋戦では、気持ちが前にはやってしまった中でカウンターから何度もチャンスを作られ、それが5失点の最大の要因となったが、今回はその心配は少ないだろう。
「前節大敗しているだけに、失点が多いという流れをここで断ち切りたい。アウェイでもあるので、まずは守りを大事にしていきたい」(DF平岡康裕)、「失点が続いているし、波が激しいので、まずは落ち着かせたい。うちは本来守備から入るチームだし、ポゼッションされても焦らずに自分たちのサッカーをしたい」(GK西部洋平)と守備陣も語る。
ボールポゼッションに関してはJ有数の力を持つ広島との戦いで、押し込まれる時間がいつもより長くなることは想定済み。その中でいかに冷静にゴールを守りきれるかが、清水にとってはまず第一の課題となるだろう。

そこで90分間安定した守備ができれば、広島の焦りを誘うことができ、カウンターのチャンスも増えてくるだろう。そうなると、前線のフレッシュな選手たちが生きてくる。とくに、出番に飢えていた原一樹と大前元紀は、このチャンスで結果を出してアピールすべく、大いに気合が入っている。
「相手は攻撃的なチームだし、ディフェンスの選手も上がってくるので、そこでボールを取れればチャンスになると思う。(自分にも)チャンスは必ずあると思うので、それをしっかり生かしたい」(原)。「ゴールに向かって行けるところはドリブルでどんどんいって、シュートをどんどん打って、チームに流れを作っていきたい。それで点が取れたらいちばんいいし、攻撃に力を注ぎたい」(大前)。
勝負強さが抜群の枝村匠馬も含めて、前線には速攻で大いに力を発揮する選手が揃うので、アウェイゴールの獲得も大いに期待したいところだ。
もちろんチームとしては、守ってカウンターという狙いだけでなく、自分たちがボールを支配して押し込む時間もできるだけ多くしたいと考えている。そうした状況になっても、ドリブルで勝負できる選手が前線にいるのは楽しみな部分となる。

「まったく試合に出ていない選手たちではないし、十分戦えるメンバーは選んだつもり。今回のメンバーもしっかりとやってくれると思っている」と長谷川監督は自信を見せる。と同時に「難しいゲームになるのはわかっているが、2試合トータルで何としても決勝に進めるように、しっかりとファーストレグの戦い方というのをやっていきたい」とも語る。
理想と現実という対比で言えば、第1戦に関しては現実的な側面が強くなるだろうが、今はチーム状況としても何より結果が大事なとき。2年ぶりの決勝進出に向けて、選手たちにとっては気迫と意地の見せどころでもある。

以上

2010.09.28 Reported by 前島芳雄
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