9月26日（日） 2010 J2リーグ戦 第28節
岡山 0 - 4 甲府　（13:03／カンスタ／6,245人）
得点者：49' マラニョン（甲府）、60' 藤田健（甲府）、68' パウリーニョ（甲府）、86' マラニョン（甲府）
スカパー！再放送 Ch183 9/28（火）前04:00〜
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●影山雅永監督（岡山）：
「前半は耐えて粘って、相手に崩されることもなく、プランどおりに進めた感じです。ただ後半開始早々のセットプレーからの失点によってゲームがマイナス方向に動きました。ただ、2点目3点目は彼らのクオリティの高さ、藤田選手のミドルシュートのクオリティ、パウリーニョ選手のボールのないところでの動きと出て来る時の完璧なタイミング、ああいうところをしっかり抑えるのは本当にむずかしいと思います。しいて挙げれば、カウンターに持っていかせないところなんですが、甲府は個の部分、プラスハードワークについても非常にクオリティが高いですね。J1を争うにふさわしいチームだと思います。個の部分、ハードワークの部分、いろいろ含めて今日は完敗だと思っています。以上です」

Q:ゲームプランについて。
「押し込まれることはわかっていましたので相手の3トップ、中盤の構成力、ロングボールを含めていろんな攻撃をしてきますので、それに対しての対応は粘り強くやってくれたんじゃないかと思います。相手のシステム、戦い方に関しては練習どおりに戦えたんじゃないかと、前半については思います。最初の失点、セットプレーからマイナス気味のギリギリのボールを、頭をひねるように持っていかれて、甲府は普段どおり動かす余裕が生まれましたし、我々は点を取りに行かなければならなくなった、ということです」

Q：サイドからチャンスを作れて、守備を崩されていないのに、これだけ差がつくのは、どの部分が原因でしょうか。
「個のクオリティを補うことを,コーチ陣がやらなくてはいけないのですが、甲府は個の強さと、加えてハードワークが素晴らしいですよね。パウリーニョ選手がボールを失うと、自陣のペナルティーエリア付近まで、うちの白谷を追いかけて止めていましたが。うちとしては、個の部分を少しずつ上げていきながら、集団として戦う部分では、いくら相手がやっていようと、劣ってはいけない。そういうことを肝に銘じられるゲームだったと思います」

Q:今必要なものは。
「続けること。練習の賜物でしかないですから。とくに3点目のようなタイミング、ボールのないところのクオリティなんてものは、繰り返し繰り返しでレベルを上げていく、もう一つは、切り替え、ハードワークで絶対相手に劣らない、ということを続けていくことだと思っています」

Q:千明選手の評価は。
「どんな状況でも変わらないでプレーできる選手で、ポンと入れても、思い切りやってもらいたいと思いましたけども、彼自身としてはもっと出来ますし、もっとクオリティ高いものをもっていますので、いいデビュー戦を果たせたのではないかと思っています」

Q:次への修正点は。
「まずは休息ですね。前半は甲府もですが、重くて、気温が高くて仕方ないですよね。体も頭も一度休ませて、我々最後に逃げてしまった訳でもないですし、ファイティングポーズを取らなくなった訳でもないですから、一度休んで、ハードワークをーシーズン最後まで出来るよう、ちょっとでも成長していこうと、休み明けから顔上げてやっていこうと思います」

以上