クラブ存続を心から願う東京Vサポーターが、その思いを、“チケット売上貢献”という現実的な形として表わすこととなりました。
第26節(9月18日vs栃木戦)後、有志たちがミーティングを開催しました。その際に提案された「自分たちのカンパ金で、ゴール裏に『サポーターズシート』を作ろう」との意見に多くが賛同。その場で募ったシート資金は282083円(有志団体発表)にも上り、無事実現する運びとなったようです。
これまでも、署名活動、ビッグフラッグ掲揚など、まず身近でできることで、Jリーグはじめ、各クラブ、企業、メディア、もっと広く言えば、日本中に東京Vサポーターの気持ち・願いを伝える活動を行っていました。
しかし、「もちろん、署名や横断幕も大事だけど、もっと重要なことは、存続が決まって以降も来年、再来年と繋がる現実的な形でのクラブ貢献だろう」(東京Vサポーター男性)という実質的かつ継続的なサポートを望む声も挙がり、誕生したのが『サポーターズシート』だったのです。
現在、Jリーグ主導で運営されている東京Vが存続するためには、まず、来季以降クラブ経営を引き受けてくれる親会社を探すことが絶対条件です。さらに、新規スポンサー獲得も必要です。
そのために、羽生英之新社長はじめ、東京V社員は連日、全力を挙げて営業活動を続けていますが、その活動を後押しする上でも、また、すでに出資・協力してくれている稲城市、立川市、多摩市、日野市や、スポンサー企業各社などに対する謝意・今後変わらぬ支援への願いを表わす意味でも、サポーターも観客動員に対して立ち上がり、真剣に取り組んでいることを示すのは、非常に価値のあることではないでしょうか。
『サポーターズシート』は、第28節(9月26日vsギラヴァンツ北九州戦@味スタ)から、東京Vホームゲーム6試合で、地元・東京の子供達を中心に、サッカーやヴェルディを応援してくれる人を幅広く招待するとのこと。
シーズンも残り10試合となり、選手たちはJ1昇格のために今まで以上に気合いの入ったプレーを見せてくれるはずです。この素晴らしい機会を利用して、ぜひ東京Vのサッカーを生で味わってみて下さい。
以上
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2010.09.25 Reported by 上岡真里江
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