9月23日（木） 2010 J2リーグ戦 第27節
柏 5 - 1 札幌　（19:04／柏／6,916人）
得点者：60' 北嶋秀朗（柏）、63' レアンドロドミンゲス（柏）、72' 古田寛幸（札幌）、80' レアンドロドミンゲス（柏）、82' 工藤壮人（柏）、90'+3 茨田陽生（柏）
スカパー！再放送 Ch182 9/24（金）前07:30〜
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●ネルシーニョ監督（柏）：

「前半は相手も守備を固めて、スペースに飛び出していくことができなくて、雨の影響もあり、蹴るプレーが多かった。相手の退場もあり、後半はクリエイティブにアグレッシブにいかなければいけないということで、選手を交代して、中盤の前をやっていた茨田をボランチにして、そこに澤を入れて飛び出す動きを活発にやってくれと、守備のところは後ろに任せられる計算があったので、そういう指示を出しました。それから１点取って、２点取って、落ち着いて試合を運ぶことができたのではないでしょうか。悪いピッチコンディションの中で自分たちのサッカーができたと思います」

Ｑ：小林祐三選手をボランチで起用した意図は？
「千葉戦（の退場）で栗澤を失っていたので、そこに入れるなら小林かと思って、彼はその能力もあるので使いました。しっかり役割をこなしていましたけどポジションを替えた理由は藏川がイエローカードをもらっていて、こういうピッチコンディションなので２枚目が出るかもしれないということで。あとは中盤の構成力を上げたい、クリエイティビティを上げたいということで、茨田をボランチにして澤を入れ、先ほど話した内容のとおり、プランＢを後半に使いました」

Ｑ：残りリーグ戦は１０試合になって、今の好調をどう評価していますか？
「いつも選手に話しているんですが、最終節までリーグは続く。我々がやってきたことはもちろん浸透していますので、進んでいくことを続けたいと思います。昇格するのは３クラブですが、目標はタイトルを持ってＪ１へ上がることですので、確かに今の順位で勝点差を考えれば他のクラブよりは有利だと思いますが、先ほども言ったように毎試合毎試合地に足をつけて次の目標はタイトルを獲ることと、焦点は同じで進んでいきたいと思っています」

Ｑ：今日のようなピッチ状況だと蹴ることが多くなってしまうんですが、それでもつないできたのは監督の戦い方と見ていいんでしょうか？
「ロングボールが前半は多かった。つなげるボランチ、茨田、大谷はパスの技術、構成力はありますから、彼らに要求したことはレアンドロと澤、あとは２トップの北嶋、林に良いボールを供給しろ、上でなくて下で、芝の上を転がして攻撃をしていってほしいと。さらにサイドバックの攻撃が前半は見られなかった。サイドバックもいつもどおり上がっていくと修正を入れました」

以上