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【J2:第27節 富山 vs 甲府】内田一夫監督(甲府)記者会見コメント(10.09.23)

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9月23日(木) 2010 J2リーグ戦 第27節
富山 0 - 3 甲府 (16:05/富山/3,319人)
得点者:11' マラニョン(甲府)、45'+1 パウリーニョ(甲府)、54' ハーフナーマイク(甲府)
スカパー!再放送 Ch186 9/24(金)前07:30〜
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●内田一夫監督(甲府):

「アウェイで熱い応援をしていただいたサポーターのみなさんに久しぶりに完封のゲームを見せることができてうれしい。前半に2得点し、後半も苦しい時間帯はあったが、ゲームをコントロールながら追加点を取って終えることがきてよかった」

Q:マラニョン、ハーフナー、パウリーニョの3選手がそろって先発するのは開幕戦以来。今回よくなっていた点は?
「ボールが動いているうちに、よいポジションから攻撃、守備をスタートすることがチームとして、どんなメンバーが出場してもできるようになった。その中で彼らそれぞれの良さを生かすことができるようになった」

Q:マラニョン選手を先発で起用した理由と評価は?
「得点を挙げ、彼の良さは出たのかなとは思う。しかし、本来の力はもっともっと高いので、ゲームをやり続けることでもっと良くなると思う。(本日を含め)残り11試合のところで調子を上げていってほしいと思って起用した」

Q:6試合ぶりの完封勝利だが、これまでとどこが変わったのか?
「1つは意識の部分だと思う。1点、2点を取って安心してしまうところがあった。取った後の最初の集中だとか、あるいは2−0ではゲームは終わらないことを学んでいった。2−0から3−2になったゲームが多くあるので。ハーフタイムに選手たちの中でそういう話が出てきていた。このゲームを完封したいという思いも、選手たちの中から出てきていた。これまで良いゲームをしても勝ち切れなかったが、それを自分たちで修正していこうという気持ちが生まれたのだと思う」

Q:富山の攻撃に対して注意していた点は?
「非常にボールを丁寧につないでくるし、そのうえ前線の選手がいい起点となったり、動き出しをしたりしていた。我々としては、まずボールへプレッシャーに行きたかった。そこでフリーの状態で前線の選手にボールを供給されないように気をつけた。もう1つは中盤の選手が時々、中に入ったりして我々のDFラインとか、中盤のラインとかの間のいいポジションをとってボールを引き出そうという狙いが見えた。それで苦しんだ時間帯もあった。それを辛抱強く、最後まで粘り強く守り切れた。それら相手の狙いを理解してケアすることができた。そして最後まで切れなかった」

以上
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