9月19日（日） 2010 J2リーグ戦 第26節
千葉 2 - 3 柏　（18:33／フクアリ／18,031人）
得点者：9' 林陵平（柏）、17' 谷澤達也（千葉）、33' 北嶋秀朗（柏）、81' レアンドロドミンゲス（柏）、83' 青木孝太（千葉）
スカパー！再放送 Ch181 9/20（月）前07:00〜
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●江尻篤彦監督（千葉）：

「まずは今日、たくさんのサポーターが駆け付けてくれている中で勝つことができなくて大変サポーターの方々には申し訳ないです。ゲームに関しては選手はよく戦って走ってくれたなと思います。
前半から我々の左サイドのところで上手く数的優位を作られてしまってディフェンス４枚がぐっと下がってしまうシーンがあって、それをうまく修正しながら自分たちで柏のボールの動かし方に対応しようという話でやったんですが、後半の立ち上がり、あそこにレアンドロ・ドミンゲスと３人絡んできてうまくうちらの左サイドを突かれてしまったシーンで何回か決定機を作られてしまったなと。あそこでやっぱりうまくスペースと人を使われてしまうとラインがぐっと下がってしまう。または違うところで破たんが来たところで、２列目からの飛び出しという形で何シーンか作られてしまった。そのところは次に向けてちょっと修正しなければいけないかなと思っています。攻撃に関しては１週間、柏の分析をした。１点目の形と２点目の間・間で受けてというのは前回の柏戦で失敗した大きな要因だった。間・間でしっかりボールを動かしながら焦らず、今日は高さのある選手もいなかったので、シンプルに上げるよりはしっかりつないでいこうと。その中で伊藤大介のような選手がある程度、こういう中でも使えるという目処が立ったのも、敗戦からの一つ収穫かなと思っています。言い訳はするつもりもないし、今の現実を受け止めるしかありません。これが我々の力ということを感じて１週間準備してやっていきたいなという風に思っています」

Ｑ：いつもに比べてパスのミスであるとか、細かいミスが多かったように思うんですが、それは相手のプレッシャーが強かったのか、それともそういう感じはなかったのでしょうか？
「前回の福岡戦で縦へ、縦へと急ぎ過ぎてしまった部分とうまくリズムを作っていかないといけないというところで１週間トレーニングしながらやってきた。ミスが出たのも現実ですし、その中でもうまく相手のサイドを攻略しながらラストのクロスの質の精度を上げなきゃいけないかなと思いますが、無闇に長いボールを放り込んでディフェンスの背後と。前回、福岡との試合で、それで決定機を作れていたものですから、シンプルに行っていた。でも柏相手にはそれでは通用しない。自分たちがしっかりとボールを動かしてということをチャレンジしようと1週間やってきていた。チャレンジは次につながると僕は思っていますから、何とかもっと質の高いサッカーができるようにしたいなと思っています」

Ｑ：ネルシーニョ監督が『千葉と対戦するときはダブルボランチにするのが効果的だ』とおっしゃっていたんですが、実際に対峙してみてどうでしたか？
「ネルシーニョ監督は策士ですから、いろんな対戦相手を考えながらシステムを変えてくると。そういう形の何通りかはしっかりシミュレーションしてきました。相手がダブルボランチであろうが、ダイヤモンドであろうが、３トップであろうが、ある程度、こちらも対策を練りながらということと、我々はうまくサイドで起点を作ろうという形で、相手には怖いレアンドロ・ドミンゲスもいるんですが、逆に良い攻撃の相手に対して速く切り替えをして、速くポジションを取って攻めようという形では何回かは持ち運びはできていたかなとは思います。しかし、そこからがもう一つシンプルに速い攻撃なのか、もう一つ間で受けて出ていくのかという形で質を高めなきゃいけないという風に思っています。ダブルボランチに対しても僕も流れの中でアンカーを１枚にしてということも考えて、こちらもいろいろな策を考えて、あとは交代策ですね、やってきていたので僕とネルシーニョ監督の差かなというふうに思っています。選手は一生懸命にやってくれたと思います」

以上