9月8日（水） 2010 ヤマザキナビスコカップ
Ｇ大阪 1 - 2 広島　（19:04／万博／6,498人）
得点者：26' 佐藤寿人（広島）、56' 森崎浩司（広島）、82' ドド（Ｇ大阪）
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●ペトロヴィッチ監督（広島）：

「我々今日は勝利するためにここにきました。もちろん言うほど簡単な試合ではなかったが、たとえ相手が１１人でも勝利できたんじゃないかと思っています。やはりチームはこの前のリーグ戦ではホームで２−０で負け、ナビスコカップの第１戦でもホームで1-0で負けていたため、選手たちのリベンジしなくてはいけないという気持ちが強かったからです。

私は今日の試合をこう見ています。ガンバとの過去２試合の対戦では、ガンバはうまく我々をだまして勝利をしました。ただ決して内容的に負けていなかった。今日はその過去の敗戦からしっかり学んで選手がしっかり戦ってくれた。私自身選手たちが出してくれた結果を喜んでいる。このチームはクラブの歴史を何度も塗り替えてきた。今季はACLに出場し、初めてナビスコの準決勝に駒を進めることが出来た。
ただ、選手たちが出してくれた結果を喜ばしく思ってはいますが、内容については満足していない。なぜなら、チャンスをしっかりとものにできていないからです。チャンスに対するゴールの割合がまだまだ足りない。今日のような展開ならば２点よりもっとゴールできたはずです。もっと追加点をとらないといけなかった。チャンスの数からすれば３−１、４−１の試合だったはずです。しっかりゴール前までボールを運びながらシュートまでいけていないシーンがたくさんあった。まだまだ我々は学ばなければいけないと思う。
我々は引き続き、日々ハードワークをしないといけない。今日も若い選手が素晴らしいプレーをしてくれた。私たちは若い選手を育てながらチームとして結果を出していくのはすごく難しいことだが、そのために更にハードワークしていきたい。私は選手をほめたいし、おめでとうと言いたいが、こういった試合ならもっと落ち着いた形で試合を締めくくらないといけない。私はこの日本でのサッカーに対する考え方を少しでも変えていきたいと思っている。私たちは１−０で勝てば満足というサッカーはしていない。いい内容の試合をして勝つという高い目標に、これからも挑んでいきたい」

Q:槙野選手代表から戻って翌日ですが、起用した意図は？動きは？
「槙野は我々のチームの中で最も高さがある選手です。相手チームには２メートル近い選手が３〜４人揃っているので、彼らに対応するために槙野を入れました。相手は長いボールを入れてきてパワープレーにきましたが、それに対応できる、我々の中で高さがあるのは槙野なので彼を入れました。昨日は代表選手でしたが、今日はチームでいいプレーをしました。代表選手は常にいいプレーをするものだと思う」

Q:左サイドで槙野を起用しました。意図は？
「私は槙野が左サイドでいけるとは知らなかったが（笑）、昨日原監督代行が左で起用したので今日もそこに置いてみた。槙野は私のところで１８才くらいからプロのキャリアを始めたが、そういったプレーができるとは気づいていなかった」

以上