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【第90回天皇杯2回戦 山形 vs 秋田】小林 伸二監督(山形)記者会見コメント(10.09.05)

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9月5日(日) 第90回天皇杯2回戦
山形 3 - 0 秋田 (18:01/NDスタ/3,085人)
得点者:32' 増田 誓志(山形)、68' 太田 徹郎(山形)、89' オウンゴール(山形)
チケット情報天皇杯特集
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●小林 伸二監督(山形):
「あまりいい入りができなかったなと思ってます。振り返ると、3点入ってよかったなあというところ。代えた選手の活躍だったり、新しい若い選手の活躍というのが見えてきたので、リーグ戦につながるなあ、よかったなあという材料と、戻ってきた選手がもう少しやるかなあと思いましたけど、まだゲーム慣れしてなかったかな。そういう意味で、はっきりした部分が見えたと思っています。もう少し、疲れた中で確実に回せると、守備から攻撃については楽になるんじゃないかなと。ちょっとイージーミスが個人で出てくるもんですから、どうしても『もう1回守備だ』となってしまうのを、せっかく取ったからそんなに慌てて攻撃してるわけじゃないんで確実にボールを回していくっていうのも、もう少しレベルが最後の15分ぐらいにあると、随分楽だったのではないか。どうしてもそういうところで個人のイージーミスが出たなと。そのへんを改善をしていきたいなと思っています。
守備については後半少し修正ができたなと思っています。攻撃は、もう少しシンプルに飛び出すことができたり、ボールを回しながらどこかでワンタッチを入れて裏を取るということが、足元だったり裏へ逃げる動きにボールが合わせられるようになれば、預けてセットしてパスするというような、3人目野攻撃を見据えたうえでバスを回していくというのが少しできれば、もう少し飛び出す人と出す人のタイミングが合ったのではないかなと思います。そういうところも併せて、次のグランパス戦につなげていきたいと思っています」

Q:後半に向けて、守備で修正したのはどのあたりですか?
「10番の松田選手に対して誰が行くのかがはっきりしてない。はっきりしてないので、カバーのポジションも悪いということ。もうひとつは、ボールサイドに健太郎(佐藤)が引っ張られたときに、逆サイドに24番(久保田圭一)が下りる。それには誰が付くんだと。受け渡しをするのか。じゃあ、くさびが入ってるんだったら、もう少しシャドーとサイドハーフを絞らせてくさびが入らないようにして外に出すことか、逆に入るんだったらそこはセンターバックがしっかりアプローチをするべきでしょっていうのが前半全くなくて。今度慌てちゃって、10番のプレーだけが気になるものですから、浮き球もタイミングもボールのタイミングじゃなくて、その選手のタイミングに合わせようとするもんだから、もう全部後手なんですよね。ボールも当たらない、ヘディングも越えてしまうとか、ちょっと後手になった判断を前半はしてたなと思います。そこの部分と、右サイドの山田と北村の関係で、どっちがマークしてスローワーにどっちが付くんだというところ。2対2の局面で状況関係なく、山田が数的優位にボールサイドに行ってしまうもんだから、どうしてもそこを使われてしまうという。要するに、状況判断なくしてボールに行くというところがちょっと出てたので、そのへんの修正はできたと思います」

Q:太田選手の評価とこれからの期待があればお願いします。
「今日はサイドで使いましたけど、プレーが続くということと精度が高い。前半については、受け手と出し手ぐらいの2人の関係でガチャッ、ガチャッとリズムがなかなかつくれないなかで、彼のところに行くと収まったり、次のプレーを見据えて動けるんですよね。どこかに入るとサポートに行ったり、彼が入れて出て行ったり、左サイドで流れてたんですよね。そういう意味では、元気がいい相手でもこれぐらいできるなということと、後半は今度少し相手の足が止まったなかで精度の高いプレーが見えたなということ。ポジションをサイドハーフからシャドーに変えたんですね。そうすると、より中央で受けたりターンができるところが今日は出たなと思います。得点のシーンもそういうところがあったので。なかなか出す機会がなかったんですね。頭から出す機会がなかったものですから、今回はいい活躍と、計算できるようになったなと思います。ただ、まだ1回だけなので、続けられるように頑張ってほしいと思います」

Q:宮崎光平選手の交代の意図は?
「まず、田代と誓志(増田)のところにはボールはあるんですけど、少しキープが長くて、収まるんだけどキープが長くて最終的には取られてしまうというところが出たということで。あそこに受けれる選手が欲しいなということで、フル(古橋)はやっぱり直線的な動きが多いので、飛び出したりというところでいくと点になってしまう。なので、そこを動かして、光平の、ディフェンスとディフェンスの間だったり、ラインの間で収まるというところを期待して、そこはまずひとつ代えました」

Q:昨年、大学生を相手に金星を渡してしまうことがありましたが、今日の試合にあたって、それが頭に浮かんだりしましたか?
「いや、それどころじゃなくて、リーグが忙しくて忘れていたんですけど、金曜日にここ(NDスタ)で1回戦を見たときに、ハーフタイムの(場内の)ビデオで流れたんですよね。『ああ、そうだそうだ』という感じになって。でも、負けたのは事実だったんですけど、J1が大学に負けるのが歴史だというのを知らなかったもので、『あらー』という感じで。今回も負けるとまずいなというのは正直、思ってたんですけどね。一番怖いことで、大学生は今からの道ですけど、秋田にはJでやっている選手がいるんですね。年齢も若い選手もいるし。ひとつはやっぱり、『(Jに)戻りたい』というところの大きなアピールのひとつと、もうひとつはクラブが新しいんですね。で、クラブに対してニュースが欲しいと思うんですね。秋田だったり、秋田から東北に発信する…。チームのニュースが欲しいとなると、天皇杯というのは間違いなく全国版ですから、発信されるんですよね。そういう2つのところがあるのではないかなと。個人の要素とクラブの要素があると、メンタル的にすごく厳しいゲームになるなということを選手に話しました。今日の一番大事なことは、自分たちのメンタルをしっかりするということ。相手に合わせることなく、自分たちが持っているものをしっかりと出すことが一番大事なゲームになる。そういうわけで、受けてる場合じゃないんですけどね、なかなか前の選手をつかみきれなかったと思うんですよね。動いたり下りたりというのがはっきりできなくて、ちょっと回されたような形になりました。もう少し、ボールへのアプローチと動いた先をきちっとバチッといくと、そこまで多分流動的じゃないのでボールの出所が限定されたと思うんですけど、そこはちょっと前半できなかったのではないかなと思います。そういう意味で、怖い相手だと選手には伝えました」

以上
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