9月5日（日） 第90回天皇杯2回戦
びわこ 0 - 2 神戸　（19:01／ホームズ／1,752人）
得点者：63' 吉田 孝行（神戸）、70' 茂木 弘人（神戸）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●三浦　俊也監督（神戸）：
「まずは応援していただいたサポーターの皆さんに感謝します。ゲームの方は非常に厳しい前半戦でした。なぜこんなうまくいかないんだろうかと思いながら観ていました。技術的な問題もさることながら、相手の方が1対1、球際の競り合いといったところをしっかりやってきて、完全に天皇杯の最初で、格下というのは失礼かもしれませんが、100パーセント以上、120パーセントの力を出してきたんだと思います。そういう時間も与えたくなかったので、どちらかというと、相手の方が思うような展開をしたのではないかなと思います。
後半に関してはある程度こちらが支配し始めて、得点も取れたから勝てたが、内容的には低調なゲームだったと言わざるを得ないと思います」

Q：2日前にゲームをやっている2つカテゴリー下のチーム、仕事を持ちながらプレーしているチームに対して今日の内容のゲームをしてしまうということは非常に重たい事態だと思いますが、どういう部分を立て直していく必要があると思いますか？
「今日の内容に関しては、特に前半は技術的な問題もありましたし、モチベーションの問題も特に大きかったと思います。先に点を取って楽にゲームを進めたかったが、そういかなかった。次回出場の権利を得ることはできたので、最低限のことはできたと思います。これがリーグ戦に向けて、良くないような事態につながるかというと、必ずしもそうではないのかなと思います。これは天皇杯だから別の大会ですし、メンバーも多少違います。とはいえ、指摘の通り、自分たちが自信を得られたというゲームではなかったと思います」

Q：なかなか決定力不足が解消されませんが、監督の中で何か大きく変えるような考えはありますか？
「今、フィールドプレーヤーで元気なのは、27人のうち21〜22人ぐらいですから、大幅に変わるようなことはないと思います。得点力不足に関しては、FWだけを責められるような状況ではないと思います。今日の前半、なぜ相手に主導権があるかというと、ボールを中盤の真ん中のところ、FWのところでボールが収まらないと、ゲームの主導権は握れない。そこがなかったという話はハーフタイムにしました。後半になって三原や田中がボールを触れるようになって、ようやくゲームが良くなったと思います」

Q：普段なかなか出番のないメンバーを起用して、彼らに期待するところもあったと思いますが、チームとして、個人として機能しなかったと思います。普段出ているメンバーとの違いを感じましたか？
「自分自身としても、天皇杯の一番最初の試合で痛い目にあっているので、逆に普段出ていない選手のほうがモチベーション高く臨めるのではないかという考えもありました。そのほうが良いと思うところもありましたし、十分今日のメンバーで勝てると思っていましたが、もう少し前半最初から主導権を取りに行きたかったゲームでした」

Q：イ・ジェミン選手を生かすには、ターゲットマンと組ませるのが良いのか、パサーが良いのか。どんなパートナーが良いと思っていますか？
「何試合か出てまだ得点は取れていませんが、彼の良いところは裏に抜けるところなので、パサーあるいはポストプレーヤーがいたほうが良いと思います。パサーは間違いなく必要だと思います。例えば、後半茂木が出たときに、やはり茂木の方がやはりうまく飛び出したり足元で受けたりということができているが、彼はまだ慣れていないこともあってできていません」

Q：同じタイプの茂木選手を並べた意図は？
「前半苦戦した中で、茂木が突破したり引きつけたりしてチャンスを作ることが出来ればという考えでした」

以上