9月5日（日） 第90回天皇杯2回戦
佐川印 2 - 3 京都　（18:00／西京極／1,838人）
得点者：9' 塩沢 勝吾（佐川印）、31' 水本 裕貴（京都）、92' 葛島 崇繕（佐川印）、102' ディエゴ（京都）、105+1' 角田 誠（京都）
チケット情報 ｜天皇杯特集
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●水本裕貴選手（京都）:
「神戸に向けての課題もあった。まぁ、勝ったことが一番だと思います。（前半の入りで先手を取られていたが？）ボール際結構取られていたので、セカンドボールとか。立ち上がりが悪かったのは、そのせいでズルズルいったかなというのがあるので。どういった相手に対しても、立ち上がりちょっと取られるときついのでね。最近、そういうことが無かった分、こういうことしてはいけないなと思いましたね」

●加藤弘堅選手（京都）:
「練習中に、どんなポジションでもやることは戦術的にも理解しているので、それを、何と言うか…、（監督からは）『頼んだぞ』という感じで背中押してくれたんで。裏を取る回数が疲れてきてから無かったので、上手く裏を取りたいなとは思っていたんですけど。それが、左サイドでは上手く取れなかったんですけど、（渡邉）大剛君がボールを持った時とかにペナルティエリアの横を取ったりとか。あそこを、何と言うか…、意識して動き出すということはなかったんですけど、あそこを取れれば上手くチャンスになるなというのは気づきました。
どうしても早い時間帯に点を取られてしまった部分があったので、皆も前へ前へと言う気持ちがあった分、どうしてもあせっちゃった所があったと思うんです。それがしっかり、いつもやっている様に守備から入れていれば、前半の失点もなかったと思いますし、前半ちょっと立ち上がり悪かったのが全てかなと思います」

●金成勇選手（京都）:
「いつも通り、（監督からは）点数につながるようなプレーを頼まれました。そういう風な感じで入ろうと思いました。チームが焦っていたというか、どうしても後半に決めたいという思いがあったと思いますし。ちょっと落ち着いてボールを回すというか。難しいこと、難しいことをしようとしたのかなと、中でやっていて感じました。今日の勝ちは、相手がＪＦＬだろうと、すごく価値のある勝ちだと思うので、次につながるようにしていけるようにしたいと思います。どうにかＪリーグでも勝てる様に頑張って、修正するところは修正してやっていきたいと思います」


●大槻紘士選手（佐川印刷ＳＣ）：
「（Ｊ１クラブについて）やっぱりちょっと違いますね、差、というのは…。でも、大体どこのＪリーグのチームもそうなんですけど、戦い方というのはある程度似てる部分はあるんですよ。基本的にそんなに前から来ない、ＪＦＬは逆に来るし。ブロックを引いて、攻めさせて、奪ってカウンターというのが主流というか。今、そういうサッカーが何処のＪ１クラブを見ていても多いと思うんですけど。基本的にその戦い方という部分では、そんなに大きな差は、僕は感じないんですけど。だけどやっぱり、本当に単純なんですけど、止める蹴るのミスの数が、例えば清水とかなんて少ないですよね。京都ももちろん僕らより、もちろんしっかりしている。そういう部分で僕らとの差というのは、そういうのが一番大きい。ミスの数。本当に単純に止める蹴るというのが…、やっぱりそこが大きいですね」

Q:でも、そのミスも折り込み済みで、『どうやって勝つか？』というところでは？
「そうですね。自分たちのあのブロックのかけ方を、かなりやってきたんですね、最近特に。多分、京都からしてすごくやりにくかったと思うんです。『やりにくい』と思うだろうなと、自分たちでは絶対分かっていたし、それでイライラしてくるのも分かっていた。（京都の）奪った後のカウンターというのは、ビデオを見ていても、そんなに切り替えも早い訳でもない。そこを突いていこうというのが僕たちの狙いでもあった訳ですけどね。そういう面では何回かそういういい場面はあったんですけどね。そこを如何に決めるかという。決定力はね…、どうしても…。行けるところまで行ってやり切れずにまた逆にカウンターを喰らう部分もありますしね。どれだけの試合巧者になれるか、というのは、一回のリズムを掴めば。今日、先制点を取ったじゃないですか。そうなればガッとこっちにリズムが回ってきて。だから、先制点を取れていなかったらもしかしたら２−０、３−０で９０分終わってたかもしれないし。（先制点を）取れたことが９０分通して良かったですね」

以上