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【ヤマザキナビスコカップ 広島 vs G大阪】西野朗監督(G大阪)記者会見コメント(10.09.01)

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9月1日(水) 2010 ヤマザキナビスコカップ
広島 0 - 1 G大阪 (19:01/広島ビ/6,731人)
得点者:66' ルーカス(G大阪)
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●西野朗監督(G大阪):

「ホーム&アウェイのファーストレグ、というイメージだった。
ここでアウェイゴールをとればアドバンテージとなる。勝利も大切だけど、まずはアウェイゴールを奪うことを追求した。アウェイをドローで、ホームで勝てばいいという闘い方を考えると良くない。G大阪のスタイルを貫き、アグレッシブに行きたかった。最初の試合が大事だと思っていた。
得点を奪うまでは積極的にいけたと思う。チャンスもあったし、プラン通りだった。ただ、ゴールの後に追加点のチャンスもあったのに、そこを逃してしまった。それが、セカンドレグに影響するという懸念もある。
最後は広島が前にかかってきたし、佐々木や平井を入れてカウンターを狙ったんだが機能しないこともあり、山口を入れざるをえなかった。
これで前半が終了した。もう一度ホームで、いい闘いをしたい」

Q:ルーカスの起用について。
「患部は、まだ(写真の)画像上では良くないという話だった。ただ、トレーニングでは非常に高いパフォーマンスを見せていた。そこに賭けましたね。
まだフルゲームはやっていないし、練習試合も出ていない。ただ、早くピッチに立ちたい、フルゲームをやりたいという練習での姿勢は、誰よりも強いものを感じていた。不安はルーカスもあったと思う。遠征帯同を告げると、彼は驚いていた。先発を告げても、同じ表情を見せた。ただ、長年彼のことは見ているし、ある程度はできると思ってもいた。そこは、一つの賭けだったし、彼には『45分でいいから』とも言っていた。
ここ最近、中盤と前線のコンビネーションがうまくいっていないところもあり、まずは(ボールを)落ち着かせたいというもあった。
彼には『90分を考える必要はない』と言っていたし、前半0-0でも後半にチェンジすればいいと思っていた。ただ、ハーフタイムもいい顔をしていたし、もう少しできるところまで、というつもりだった。さすがに最後は、自分で×印を出していたが。
本当にきつかったと思うが、とにかく最高の仕事をしてくれた。ベストコンディションに近いようなプレーだった。後に(ケガの)反動が来ないといい、と思っている」

Q:平井を先発から外したのは?
「最近、中盤の構成と前線の連動がいいとは思っていなかったから。前でポイントをつくって中盤が連動していく形に持っていきたい。そこで、ルーカスのターゲットとしての能力やキープ力を狙ってみたいと思った。全体のコントロールの中でのルーカスの起用だった。
平井は、確かに鋭さはあるが、展開の中での役割はまだまだ物足りない。ただ、1点先制すれば、平井が生きるシーンもできるだろうと思っていた。ベンチから見て入っていくことも、今後につながると思う」

Q:橋本の評価は?
「決めないといけないシーンがあった。ただ、持ち味の運動量であり、機動力などはしっかりと出せていたし、バランスもとれていた。あいかわらず、高いパフォーマンスを見せた」

Q:2戦目に向けて?
「まだ、まったく考えられない。天皇杯もあるし、橋本が代表にいくことも考えないといけない。いい形で入りたいと思うが、その時点で誰が戦力として残っているか。来週の頭のトレーニングを見て、考えたい。ナビスコカップの後はJリーグもある。このタイトなスケジュールをどうカバーするかも考えたい」

以上
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