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【第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会開幕記者会見】出席者コメント(2)(10.08.30)

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★第90回天皇杯 J’s GOALでは2回戦から速報実施します!
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本日、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会の開幕記者会見が行われました。
会見での出席者のコメントは以下の通りです。
>>出席者コメント(1)はこちら

●西野朗監督(G大阪):
「こんにちは。天皇杯がいよいよ我々、Jリーグも参加してスタートするんだなという、そういう季節になったんだなと実感しています。毎年いいチャレンジをこの天皇杯で、ガンバはできていまして、今年、昨年と元日に連覇できている。元日にサッカーをやれる喜びを実感しますし、そこで天皇杯を掲げると言う最高のの幸せ、喜びを感じられる、その瞬間をまた目指して選手とともに更にチーム力をあげて、元日に向けていい準備をして行きたいという気持ちでいます。
天皇杯は自分が現役、学生の頃から参加をしていて、本当に元日にやりたいという思いで、そういう選手生活を送っていました。また、指導者になってからも最後のシーズンの最終的なタイトル、歴史的な大きなタイトルにかける思い、年のはじめにサッカーをやれるという…そこを目指して現役、指導者として取り組んで来たので、本当にその歴史のある大会にいよいよアプローチしていくんだなという感じはしています。

少しでもチーム力を上げていかないと、その大きな目標に達成できないと思っています。今、Jリーグ、ヤマザキナビスコカップと並行して走っていますが、その中で天皇杯はかなり厳しい道のりですが1つ1つ、スタートするにあたって全力で勝ち抜いて、ノックアウト方式なので、いろいろなアマチュアチームのJリーグチームに対する思いとか非常に強く感じますし、そのJリーグの使命も感じて戦わないといけない試合だと思っています。1試合、1試合、国内大会と併用して天皇杯に対して厳しい姿勢で入っていきたいなと思います」

●明神智和選手/主将(G大阪):
「こんにちは。監督もおっしゃいましたが、元日の国立でピッチに立つということが選手にとって、あの場に立った者にしか分からない喜び、感動、達成感など感じるものがあるので、また今回もあの場に立ちたいという思いが強いです。先ほど程聞いた話なんですけど、この長い歴史の中で3連覇を達成したチームがいないということも聞きましたので、なんとかガンバ大阪の名を歴史に刻みたいということも、強く思っています」

●遠藤保仁選手(G大阪):
「非常に歴史のある大会ですし、Jリーグだけではなく、アマチュアのクラブチームや大学、高校…は出るかよくわからないですけど、そういうチームと対戦する面白さもあるし、トーナメント方式なのでいろんな番狂わせも、この大会の一つの…見ている分には楽しいところなのかなと思います。僕らは3連覇を目指して元日に喜べるように頑張っていきたいと思います」

<質疑応答>

Q:西野監督にお伺いします。ヤマザキナビスコカップ、Jリーグと並行して戦う難しさをどのように感じていますか。

西野監督:
「Jリーグのチームが順当に勝てる大会では本当にないと思っています。予選というのは今年もすでにかなり早い段階から進んでいて、予選を各地域で戦って、それはおそらく、秋に、Jリーグのどこかのチームとやりたいという思いで、都道府県の地域の代表が、少ない予選から、厳しい試合を勝ち抜いて来ている。我々はそれを受けるという…そのJの貫禄を見せなくてはいけないんですが、それを圧倒するようなアマチュアや地域の代表のスピリットを毎年感じる中で、順当に勝ち抜けたというシーズン…初戦から楽に勝てたという感じは全くしていないんですよね。それだけ厳しい試合になると思う。
それは、それだけ各地域、Jへの思いがあるということだと思う。そういう中で我々はJの威厳を、サッカー界の発展のためにもそういう貫禄をみせなきゃいけないんですが、非常に難しさは感じます。国内の試合が並行して入っているので、チーム編成が難しいところもあるんですが、やはり1つ1つの試合に対して、大きな価値観やモチベーションを高めていかないと、本当に毎年いくつかのチームはアマチュアのチームに足元をすくわれている。それはあってはいけないことだと思うので。初戦から各地域の代表ですが、Jの貫禄をみせられるように入って行きたいという思いです。ただ、直近する試合に当然、Jリーグの試合やヤマザキナビスコカップが入ってくるので、そういうチーム状況を考えないといけないんですが、とにかく最高の準備をしたい。この大会には流れもあるので、ノックアウトの中で天皇杯を勝ち抜いて行くリズムや流れもあるので、しっかり入っていかないといけないし、ガンバは毎年が元日に出てくるという、そういう定着したものも、これからまだ先も作っていきたいと思っている。とにかく全員、全力で、戦っていきたいと思います」

Q:両選手にお伺いします。3連覇がかかっている。各チームがガンバを目標にして戦ってくると思います。それを受ける側として意気込みをお願いします。
明神選手:
「気持ちで受けるとあまりいい結果が得られないと思うので、やはり3連覇に挑戦する強い気持ちを持ってやることが大事だと思います。

遠藤選手:
「2連覇は過去のこと。僕らはチャンピオンになるという強い気持ちを持ってやるだけですし、相手がどこであろうと自分たちが勝利するまでなので。いいパフォーマンスで常にチャレンジしていきたいと思います」

Q:お三方におうがいします。史上初の3連覇がかかってきますが、一発勝負、トーナメント戦でガンバが強い秘訣は?言える限りで教えてください。

西野監督:
「そうですね。天皇杯というのは、大きな大会の1つで、歴史のある大会で、監督とすると、システムの中で年末にチーム力をあげていくことほど難しさを感じることはないんですよね。これは日本のシーズン、選手、クラブの…正直契約の問題もあったり、移籍の問題が起こったり、年末にはすでにチーム編成が来季に向けての動きがあったり。チーム力を常に維持していく難しさというものを本当に感じます。その中で大きな大会に臨まないといけない。という現実があって、本当に真のチーム力、クラブ力の真価が問われる大会だと思います。確かにJリーグやヤマザキナビスコカップなど、シーズン中にあるタイトルをとる難しさはありますが、さらに天皇杯に対してのモチベーションを常に上げていくとか、現実、来季に違うチームに行く選手もいる中でチーム力を維持しないといけない。そういう中で、天皇杯、元日を目指すのはスタッフにすれば難しさを感じるところですが、やはり、それ以上に選手たちがどう天皇杯にこだわって戦えるかだと思うんですよね。それがガンバの選手一人一人、そのタイトルへのこだわりやモチベーションというものが、毎年強いな、と。ここ数年で3度決勝に出ている訳で、そういう中で選手たちの天皇杯に対する強い気持ちが…これは並ではないと思います。いろいろなチーム力というものは個人がそういう気持ちを共有していかないと上がっていかないし、そういう意味ではガンバの選手たちの強い思いを年末に常に感じて、チームを作れるので、非常に自分とすればやりにくさの中で選手たちに逆に引っ張られるという感じの中で試合をしている…それが強さじゃないかと思う。

明神選手:
「監督の言う通りです」

遠藤選手:
「たまたまだと思います」

以上

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今回で第90回を迎える『天皇杯全日本サッカー選手権大会』が、9月3日(金)にいよいよ始まります。果たしてジャイアントキリングは起こるのか?!トーナメントならではのアツい試合をぜひスタジアムで体感してください。
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今年は1回戦と2回戦が中1日での開催となっており、1回戦の会場と2回戦の会場は近いところが多いので、1回戦からの観戦もオススメです!
★1回戦を観戦したらTwitterで是非つぶやいてください!(ハッシュタグ#90th_jyoho)
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