8月15日（日） 2010 J1リーグ戦 第18節
京都 0 - 1 Ｃ大阪　（18:03／西京極／10,849人）
得点者：81' 家長昭博（Ｃ大阪）
スカパー！再放送 Ch180 8/16（月）前07:00〜
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●秋田豊監督（京都）：

「立ち上がりから、ゲームプラン通りに戦うことが出来て何度か、チャンスを作ることができたんですが。１点という、ここ数試合取れていない課題が解消できなく、逆に耐えられなくなって、１失点をしてしまったなという感じがします。内容的には進歩しているし、進化していると思っていますので、次につながるとは感じています」

Ｑ：進歩の部分とは？
「ボールを保持する時間が長くなったというのが、暑い夏で相手を動かすというのが前半できたかなと思います。後半になってそこの部分が出来なくなったのは、（ボールを）ロストすることが多くなったので、きつい時間帯が早く来たかなと思います」

Ｑ：後半、右サイドがやや下がってしまって、相手に押込まれる時間帯が長くなったと思いますが…
「向こうがサイドで起点を、サイドで張ってくる様な状況を作ってきたので押し込まれるという形になったと思います。ただ、逆に２人を使っているということは、他の所が空いているので、そういう意味で引きこんでもボールを奪えば逆にチャンスになる。そこは問題ないと思いますが、ボールを奪えているんですけど、ロストしてしまう。簡単にボールを取られてしまうという状況が、やっぱり多すぎたので苦しくなったのかなと思います」

Ｑ：監督に就任してから結果が出ていませんが、雰囲気としてはどんな状況でしょうか
「雰囲気は悪くないですね。本当に前向きにトレーニングしています。自分もそういうトレーニングの成果というのが、本当にグラウンドの中で出てきているので…。ただ、勝利という形で出ていないだけであって、現象としてはすごく出ているので、あともう一歩だなと思いますね」

Ｑ：６試合無得点というリーグ記録に並びましたが、攻撃力を上げるためにどんなことを？
「こういうことをしていく、というのはなかなか言えませんが（注・秋田監督は戦術的なことについては明かせないということを常々口にしています）。やっぱりトレーニングを重ねて行くことと、課題を抽出してそこの中でのトレーニング、今週初めてやったようなトレーニングも少し現象として出ているので、それをやっていくしかない、というふうには感じています」

Ｑ：今日、前線の選手を交代し、最後まで攻撃の活性化を図っていたように見えましたが、ＦＷに入らないように見えました。その辺りはどうやって改善していきますか？
「先ほども言ったように、ボールを奪ってもロストしてしまうことが多いので、そこを改善していかなくてはいけないなと思っています。それがなければ、もっともっとスムーズな攻撃、前半のような攻撃というのが、もっと出てきたのではないかと思っています」

Ｑ：後半のロストという点で、どんな理由があったのか？
「そこは逆に…、分析してもらって。自分が感じているところもあるが、それは言えないので、はい。
（Q：体力的な部分もあるのか？）
それも含めてです、はい」

Ｑ：降格というのが現実味を帯びてきているが？
「いや、もう、前を向いてやるしかないので。自分たちが一番下にいて、上にいくしかない。そういう気持ちで１つでも多く、早く勝利をして、たくさん勝星を挙げて何とか残留を目指していくのは何も変わりません。それはどういう状況であろうが、あきらめずにやっていこうと思っています」

Ｑ：残りの試合も一緒に戦ってくれるファン、サポーターにメッセージを
「今日も多くのサポーターの皆さんが応援に来てくれて、残念な結果になってしまって申し訳ないなと思います。ただ、選手たちは前向きに戦ってるし、今日も戦っていたと思います。最後まであきらめずに一緒に戦ってほしいなと思います」

以上