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【J2:第22節 千葉 vs 熊本】江尻篤彦監督(千葉)記者会見コメント(10.08.14)

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8月14日(土) 2010 J2リーグ戦 第22節
千葉 2 - 0 熊本 (19:03/フクアリ/10,435人)
得点者:52' ネット(千葉)、88' オウンゴ−ル(千葉)
スカパー!再放送 Ch183 8/15(日)前04:30〜
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●江尻篤彦監督(千葉):

「まずは今日もたくさんのサポーターがフクアリ(フクダ電子アリーナ)に駆けつけていただいて、素晴らしい応援をしていただいた結果が勝点3に結びついたかなと思っています。ありがとうございます。
まあ、ゲームに関してはやっぱり決める(べき)ところをしっかり決めたいなというのが率直な感想で、もう少し楽なゲーム展開には運べたかなあと思っています。今週、トライしてきたことがよくフィールド上で選手が表現してくれたかなと思っていますし、何よりもハードワーク、90分間、熊本さんよりもできたことがこの勝点3につながったかなと思っております」

Q:今日は選手の配置を変えていて、工藤選手を右に、倉田選手を最初はベンチにということだったが、これはどのような意図だったのか?話せる範囲で教えていただきたい。
「話せる範囲で(笑)。あんまり話はしたくないので(笑)。(質問した記者の方が)うまく引き出すので。そういうのを分析されているようなので、あんまり言えないんですけども。まあ、僕のひらめきです。以上です」

Q:5月以降、連勝ができなくて、勝ったと思うと次は引き分けちゃう。勝利が続かないと、ここが一番問題だと思う。これを乗り越えないと上位に行かれない。ここをどうやって、この夏場を克服するのか?
「立ち上げ当初から、今、戦っているスタイルが大きく変わってはいないと思うんです。夏場だから省エネでやろうとは一切思っていません。もう、相手がどこであろうが今日戦った戦い方をしっかりホームでもアウェイでもやるつもりでいますし、この元にあるものはフィジカル的な要素とメンタル的な要素だと僕は思っているので。夏場だから、まあいろいろ時間を考えてトレーニングを考えて、トレーニングの質と量を考えるということは当然、能力の高い指導者ならばみんな考えると思うんですけども。幸い、僕は能力が低いので、もう全力で全て納得がいかなかったらピッチ上で納得がいくまでトレーニングさせるということを、この夏場でもやってきていますので。あとはもう信頼してやってきたっていうことを自信として、ピッチに送り出す。もう相手よりもハードワークをして戦う。もう、それが連勝へのきっかけだと僕は信じてますので、そういうことをやっていきたいなと思っています」

Q:先ほど、決めるところを決めておきたかったということですが、ボールを拾えていた割にはあんまり決定機にまでつながらなかったと思うが、これにはハーフタイムにどのような修正をしたのか聞かせてください。
「いや、僕自身はそんなに決定機が少なかったとは一切思っていませんので。今やっていることの質を高めるという作業だけだと思っていますし、選手にもそのように伝えています。ハーフタイムには気持ち的な部分ですね。何回かゴールマウスに押し込めばゴールになったシーンがあったので。このシーン、この前半が勝負の世界では一番危険だと思っていましたので。選手のケツを叩きました」

Q:CKが10本近くあったが、左右のどちらから蹴っても精度が今一つで決められなかったが、この点は今後、どのように修正するのか?
「当然、根気強くやっていくしかないですし、どうでしょう。J1の横浜FMの中村俊輔選手みたいな選手がいれば、また違った展開になるのかもしれませんけど。僕は今いる選手の質を上げる。この作業をやってますので、根気強くトレーニングしていく。ボールタッチのところからもう本当にストロングでボールをしっかり押し出さなくてはいけないとか。そういうところに関わってくると僕は信じてますので、もうとにかく練習ですね。とにかくたくさんボールを触らせる。たくさんボールを蹴らせる。それ以外、解決方法はないので、もう(移籍の)ウインドーは閉まっていますし、そういう選手を獲ってくることはできないですし、僕自身は今いる選手で十分戦えると信じてますので、しっかり練習させたいなと思っています」

Q:CKは左右で別々にキッカーを分けているのか?
「いや、適当に選手達が決めてるんじゃないですか。僕はそこまで細かい人間じゃないので、あいつらが自分でやっているんじゃないですか。蹴りやすいほうで蹴っているのかもしれませんし。適当って言っちゃいけないですね」

Q:久しぶりに千葉を見たんですが、戦術的なディシプリンは上がっているように見えました。今、ゴール前のことはあまり気にしていないとおっしゃっていたが、実際に相手も対策をたててきて、そこは堅く守られたところだと思うが、そのへんでのサイドの一工夫は?今日のゲームに関しては、どのような点が必要だったのか?
「ラストの20メートルということは、僕は選手に伝えているので。その20メートルのボールのタッチ、ボールの置き方。あとはスペースをいかに使うということをやる。あとは、数的優位なのか、不利なのか。そういう状況でドリブルなのか、パスなのか。本当に、今、皆さんもそうですし、日本のサッカー界の得点力不足がそういうところに全部凝縮されていると思うので。一つひとつ課題をクリアしていくしか、僕の頭の中にはそれをやるしかない。今いる選手のもと、いつ、どこへ、どのタイミングで。それが5メートルなのか、10メートルなのか、足下なのか。足下のスペースなのか。受け手はステップをどういうふうに踏んで、相手を止めさせなきゃいけないのか。止めた中でボールの置き方で、どこがどういうふうなアプローチでシュートまでもっていくのか。
もう本当に僕自身はそういうのにこだわりながら、毎日のトレーニングメニューを組んでいますので、うまくいかない時は僕の力不足ということで。もう本当にそういうところです。細かくあげればいろいろたくさんあります」

Q:首位の柏が4試合勝てなくて、今、追いつく絶好のチャンスだと思うが?
「うちらもつまづいていますので、あんまりそういう大きいことは言えないんですが、 本当に一つ一つ、目の前の相手に全力を尽くして一生懸命僕の未熟な頭をしっかり活用して、次の岐阜戦でしっかり勝点3を取る。それが柏に追いつく唯一の術だと思っていますので」

以上
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