8月14日（土） 2010 J2リーグ戦 第22節
栃木 2 - 0 大分　（18:03／栃木グ／3,670人）
得点者：45'+2 パウリーニョ（栃木）、71' 杉本真（栃木）
スカパー！再放送 Ch181 8/15（日）前04:00〜
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●赤井秀行選手（栃木）：
「相手のプレッシャーを受けたことで蹴ってしまったのが前半だった。もっと落ち着ければ良かったと思うし、もっと後ろで繋いで行ければ良かったが、前へ前へとなってしまった。でも、ＤＦラインとしては久々の無失点は嬉しい。前半に耐えていい形で点を取り、2点目もいい時間帯に取り、相手も退場していい流れだった」

Ｑ：2点目の起点になっていたが。
「その前までパスミスしたりして全然よくなかったが、あの1本で落ち着けた。草津戦はショックだったが、試合内容は悪くなかったし、このまま続けていこうと思った。明るく皆でやってきたことが結果に繋がった。この勝利を快進撃に繋げたいと思う」

●大久保裕樹選手（栃木）：
「個人的にロングボールの処理のところで、バタバタしたことで相手にチャンスを与えてしまった。それがなんとなく悪い雰囲気を全体に作ってしまった。試合の入りは難しいのでもう少し準備したかった。草津戦でラインを深めにとったことで相手に厚い攻撃をされてしまったので、今日はラインをなるべく高い位置で保ち、中盤でプレスが掛かるように意識した。
後半の立ち上がりは草津戦の二の舞にならないようにと選手間で話した。後半の立ち上がりに凄いパワーを使い、後半の最初に試合を決めるくらいの気持ちでやっていた。相手が10人になると逆に難しくなるが、今日は皆がまとまっていたのでボールの回し方もできていたし、多少横パスを取られるミスがあったが全体的に悪くなかった。今日のような試合を継続していきたいと思う」

●パウリーニョ選手（栃木）：
「ボールが回転した状態で来たが、ちゃんとボールをヒットし、いいシュートが打てたと思う。人に当たってくれたことでシュートコースがずれたことも幸いした。シュートを打つひとつ前のプレーでは、しっかりとボールをミートできなかったので、ゴールが決まった瞬間は最高だった。
前半は相手のゴールへ向かう気持ちが強く、イニシアチブを取れなかった。攻撃回数は数えるほどだった。ただ、ゴールが決まったことで僕等のプレッシャーがなくなった。後半に相手は負けていたので、出てこなくてはいけなくなりスペースが生まれた。後半はワイドに攻撃できたし、プレーしやすかった。ホームで勝てたのは嬉しいし、チームが勝つことがなによりも重要だと思う。ゴールももちろん最高だった」

●杉本真選手（栃木）：
「交代の準備が見えていたので、チャンスがあれば行こうと思っていた。いい形でモツさん（本橋）からボールが来て、ニアにロボが行ってくれたので、あえてマイナスのボールを狙い、イメージ通りにボールをミートできた。
前半はいい形でボールが回せず、行ったり来たりの展開になったが、悪い時間帯に点を取られなかったことは大きかった。前半の終りに点を取れたことで、後半に臨みやすくなったと思う」

●高松大樹選手（大分）：
「前半はずっと自分達のペースだったのに、失点をしてしまった。痛い1点だった。チームがなかなか勝てていないので、1人1人が自分の役割をやらないといけない。後半は10人になって余計に難しくなった。気持ちを切り替えるしかない。
他チームも自分達とやると引いてまん中を固められる。先制点を取られると守ってカウンター攻撃にはまってしまう。仕掛けていかないと、流れがある中で先制点を取らないといけない。まん中が堅いので、もっとサイドで起点を作れれば良かった。先制点を取って守備人を楽にさせてあげたかったが、なかなか上手くいかなかった」

●藤田義明選手（大分）：
「自分達の流れてもできていたが、ワンチャンスを決められ、後半に退場者も出してしまったし、1試合を通じて自分達のサッカーが出来なかったので悔しかった。最後の精度がもっと良くなってくればいいと思う。守備はキク（菊地）とトキ（土岐田）とうっちー（内田）とかとラインをしっかりコンパクトにして、裏のカバーをやろうと話していた。結構、上手くできたと思う」

●河原和寿手（大分）：
「移籍して初めての試合が、古巣の栃木戦というのはなにかの縁なのかなと。試合に関しては非常に勝てなくて残念だった。勝った栃木の戦い方は昨年よりもはるかにレベルが高かった。また大分も頑張らないといけないと、僕自身もレベルアップしなければいけないと思った。試合前はメインスタンドから拍手を、ゴール裏からは温かいのか厳しいのか分かりませんがブーイングをもらった。僕の存在を気にしてくれていたと思うし、僕にとってはブーイングも拍手も嬉しかった」

以上