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【J1:第17節 広島 vs G大阪】西野朗監督(G大阪)記者会見コメント(10.08.07)

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8月7日(土) 2010 J1リーグ戦 第17節
広島 0 - 2 G大阪 (19:03/広島ビ/18,069人)
得点者:22' 橋本英郎(G大阪)、26' オウンゴ−ル(G大阪)
スカパー!再放送 Ch308 8/7(土)深02:00〜
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●西野朗監督(G大阪):

「いい形でスタートできたし、リードも奪えた。
ただ、そこから自分たちでコントロールしないといけないのに、逆にポゼッションをとられてしまった。前半の終わり頃は、攻めの糸口をつかめなくなった。こういうゲームプランではなかったのだが、前節に続いて『逃げ切り』という流れになってしまった。(これを)定着はさせたくないんだけど。
ただ、今は現実的に、オフェンシブに、ずっと攻撃を続けられるような状況ではない。うまくゲームをコントロールしている、という言い方にしたい。そういうカードを切りつつもカウンターで追加点を狙ったし、バランスよく闘ってはいた。
ただ、今後の上位との闘いの中で、これだけでは通用しなくなる。守備から攻撃への強さをつくりながら、やっていきたい。ただ、守備に自信を持てるようにはなってきたので、攻撃の方を強調していきたい」

Q:橋本が3試合連続得点となったが。
「ハシはゴールがとれていることもあり、オフェンスへの意識が強くなっている。もともと機動力があり、アップダウンできる。そこを攻撃で活かしてほしいと思ってあそこ(攻撃的な位置)で使っている。
そこでゴール前まで顔を出すスタイルも見せてくれている。なかなか中盤の攻撃的な選手がそこまでいけない中で、彼がよく2トップに絡んでくれているし、長い距離を走ってゴールに向かっているからこそ、相手もマークしづらい。攻撃だけでなく守備も含め、いいバランスをとってくれていると思う」

Q:守備から攻撃への強さ、ということを具体的に。
「ポゼッションした中で、遅攻で相手を崩したりショートカウンターを狙うのが本来のスタイル。ただ、こういうコンディションでは、ポゼッションをやりきって攻撃を続けられない。また、攻め続ける必要もない。ただ、もう少しボールを大切にして、突破口を見つけたい。今日は、ボールを自分たちで失って、相手に攻撃権を与えている。攻撃しきれないのなら、落ち着いて遅攻に切り替える。そういうメリハリというか、遅攻か速攻か、前に行くのかポゼッションか、そこは試合の流れの中で強調しないと。何となく、前はスペースを狙って走り、後ろは1テンポ遅れている。遅攻・速攻の判断を共有していかないといけない」

Q*前半は左サイドを集中して突いてゴールも生まれたが、後半は逆にその左サイドを狙われた。その部分も含めて、サイドの攻防について。
「清水選手がどういうスタイルなのか、情報がほとんどなかった。彼がどこで使われるかによって、森脇や森崎浩司のポジションも変わってくると思った。
スタートは、彼に縦を突破され、持ち味を出させてしまった。ライン際で安田がどう対応するかな、と思っていたんだけど、彼を抑えるのではなく前に出ていく中で、彼のウイークポイントも見えてきた。一度仕掛けて突破できると今度は清水選手も低い位置を取り始めたので、積極的にそこを突けと指示を出した。平井もうまくそのスペースをつけたと思う。
ただ後半は、相手が選手をチェンジしてフレッシュな状況になる中で、広島がポジションを落とさずにリスクを負って前に出てきた。そうなると、安田もどうしても見切れなくなる。かなり左サイドをつかれてしまったが、そういう場合でもラインコントロールでカバーしないといけなかった。攻守が前半と違って、後半は安田もバランスを失っていた。
この試合はサイドの攻防が鍵だった。互いにポゼッションをしたいのだが、つけたポイントはサイド。つかれたポイントもサイドだった」

Q:広島には監督就任以来、リーグ戦では負けていないが。
「言われて、初めて気がついた。どの試合も簡単には勝てていない。いつも互いのスタイルを出し合っている。ポゼッションされたくない、守備だけに追われたくない。そういう気持ちは、みんなある。ポゼッションサッカーの代名詞を広島に譲りたくないと思っているし。
ただいいゲームを、互いに質の高い試合はやれている。面白いとまでは言わないが、拮抗した醍醐味は出し合っているのではないか」

以上
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