8月7日（土） 2010 J1リーグ戦 第17節
京都 0 - 2 新潟　（18:04／西京極／6,818人）
得点者：28' 曹永哲（新潟）、78' オウンゴ−ル（新潟）
スカパー！再放送 Ch183 8/8（日）前07:00〜
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●黒崎久志監督（新潟）：

「しんどかったというか、そういうゲームだったんですけど。最後まで全員が集中してできたというところと、失点のところが０で終われたというのがすごく大きい試合だったと思います。先制点というのが非常に鍵になる試合だと思ったので、そこのところで（チョ）ヨンチョルが抜けだして、落ち着いてゴールに流し込むことができましたし。前半はポゼッションのところでも、上手く相手をいなして裏を取って何回かシュートまでというのもあったので、そこらへんのところでもうちょっと精度を上げてゴールに結び付けられれば、もっと良かったなというところはあります。
後半のところで一人少なくなって、全員が意志を統一して、そこのところのメリハリがはっきりできた結果で、上手くマルシオ（・リシャルデス）の、飛び道具というか、それで追加点を取れたので、後は落ち着いて守備の方でしっかりと固めて跳ね返して、それをまた拾ってということができたんじゃないかなと思います」

Q:サイドで上手く起点を作っていたが、それは監督からの指示なのか、選手の判断か？
「そこは選手が感じる部分もあるし、うちのところもバランス良くポジショニングを取らないと（いけない）。やっぱり前線が横一線に並ぶと、相手のそこからのカウンターという脅威があるので。そこらへんのところで、上手くデコボコというか、ギャップを作りながらボールを回せれば、ヨンチョルのところも上手く引いて受けて、飛び出してという感じは点に結びつけたと思うので。うちの方はサイドのところで起点にするのが、一つのポイントになってくる。そこのところが上手くいけば、いい攻撃できるし、なかなかそこのポジションが取れないと、逆にカウンターとかプレッシャーがかかってしまうかなというのはあります」

Q:サイドで詰まっても、落ち付いて対応していた様だったが、選手に焦りはなかったのではないか？
「そうですね。今日の前半の部分に関しては、しっかりとボールを動かして攻め急ぎだけはちょっと良くないと思ったので。コンディションの部分もあるし、しっかりマイボールで動かして、相手の守備の方を多くさせて、相手のスタミナを奪うような戦いが出来ればなと思って戦いました」

Q:一時は最下位にいながら、今節で１１戦連続負けなしとなりましたが、チームで変わったと思う所は？
「自信ですよね。選手もそうだし、もちろん自分自身も初めてやったというのもありますし。そういうところで、自信というか、経験のところで、上手く分かる、というのもアレですけども。トライできるようにチャレンジできる様になったのがこういう結果になったのかなと思いますけど」

Q:一人欠きながらも、再開後初めての完封ですが、ゲームコントロールの感想を。
「そうですね、０で終われたというのが１０人にしろ、１１人にしろ、そこのところが今日求めていた部分で、ポジションをスライドしながら、一つ一つのところをさぼることなくしっかりとやってくれた。足を止めずに対応してくれたというのがうちらしい選手、うちらしいサッカーをしっかりと１０人になってさらに出来たかなと思います」

Q:京都の４−３−３は想定内だったか？
「京都のシステムの方は、ワイドの選手がいなかったので、多分そこで４バックでくるなという感じはしたんで、そこのところは上手くミーティングのところでやれた部分もあります。ただそうなると４バックなので前に多少プレッシャーがかかってくるのではないかなと思った。ウチのディフェンスラインで回すところもあるので。それでもうちの方も慌てず、ボランチとセンターバックのところが上手く回せたというのがあったので、それがハマっていたかなと思います」

Q:後半退場してから、マルシオ・リシャルデスを１トップに置きましたが。
「退場してからのところは、最初３枚のところでボランチ３人入れて対応出来るかなと思ったんですけど。相手がクロスのある選手を入れてきたので、それでプレッシャー的にかかりづらかったということがあるので、矢野を下げてマルシオを１枚にして、それで対応したという感じですね」

以上