7月24日（土） 2010 J1リーグ戦 第14節
仙台 2 - 3 新潟　（19:04／ユアスタ／17,281人）
得点者：36' 朴成鎬（仙台）、47' マルシオリシャルデス（新潟）、68' マルシオリシャルデス（新潟）、71' エリゼウ（仙台）、90'+4 マルシオリシャルデス（新潟）
スカパー！再放送 Ch183 7/25（日）前08:00〜
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●黒崎久志監督（新潟）：

「仙台さんと対戦するのはすごく久しぶり、9年ぶり（リーグ戦では）ということ、さらに近いところでダービー的なライバルというところもあって、試合前には、ゲームもすごく厳しい戦いというか、そう簡単に勝てる相手でもないし、タフなゲームになると予想していた。
その中で、前半に先行されて、うちとしては雰囲気的に暗かった感じとなったが、後半になって選手が切り替えてくれた。今までも何回が逆転勝ちをしていることで、そういうメンタリティーを持って後半に臨んでくれて、そこのところで逆転でき、また追いつかれても突き放せた。選手もそうだし、チーム全体も力がついてきたかなというところはある。
あとはサポーターの力が、我々のエネルギーになって、選手も最後まで足を止めずにやってくれたと思っている」

Q:後半に入る前、具体的に選手にはどのような指示を出したか？
「前半、球の動かしのところで、サイドだけになっていたので、もうちょっと真ん中のところでクサビを入れて、そこで落ち着かせるというところを一つと、背後へ狙って入れるということが少なく、足元、足元になっていたので、そこでミシェウを左サイドに入れ、ヨンチョルをトップに動かし、それである程度ヨンチョルが裏に狙い、そのこぼれを（矢野）貴章が拾い、そこからPKとか、そういった中央で前に行くパワーが出たのではないかなと思っている。
あとは守備のところで、ラインコントロールがずるずると下がっていたというのがあったので、そこをもう一回しっかりと、裏を狙われても下げずに上手くコントロールするということを言って送り出した」

Q:DFラインがずるずる下がらざるを得なかった理由は？それから、最終ラインからのつなぎの場面でパスミスが目立ったように思われるが？
「ラインコントロールのところは、相手も蹴ってくるというのはわかっていたが、それがちょっと怖かったのか、早めに後ろに引いてしまい、そこで相手の飛び出てくる選手にオフサイドを取れなかった場面があった。
後半だとしっかりコントロールできていたし、ピッチ上もスリッピーだったので、裏に抜けてもGKまでボールが行っていた。後半は修正できていた。
ボールのつなぎのところでは、前半、センターバックとボランチの関係、距離感が、相手のセンターフォワード二人で掴みやすいような距離感になっていたので、ポジショニングのところで、ボランチの1枚がもうちょっと前に入って、サイドバックからのボールを真ん中で受けられるようにポジションを取るように話した」

Q:マルシオ・リシャルデス選手は、PK、FK、CKでハットトリックを達成した。黒崎監督の長いキャリアの中で、このようなハットトリックを見たことは？
「全部セットプレーですよね。それはあまりないですね。ただ、彼の能力というのは誰もが認める部分があるが、それ以前のところで、彼はセットプレーだけでなくいろいろなところでチャンスを作っていたし、ディフェンスのところでも相手からボールを奪ったりというものある。
チーム全体が、CK、FK、PKを取れるシチュエーションを作ってあげている、彼を活かすためのサッカーができているのかな、という感じがする」

Q:東口選手の状態は？
「ちょっと、今の状態だと何とも言えない。病院で検査をしないと難しい状態。（顔の打撲？）そう、打撲で、顔というか頭も打っているみたいなので。ただ明日、けろっとしているかもしれないが」

以上