7月24日(土) 2010 J1リーグ戦 第14節
浦和 0 - 1 広島 (18:03/埼玉/37,470人)
得点者:72' 槙野智章(広島)
スカパー!再放送 Ch183 7/25(日)前05:00〜
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●細貝萌選手(浦和):
「自分のポジションとして、もっと後ろから縦パスを入れないといけなかった。後半はそれを意識したが、なかなかボールに触れなくて厳しかった。サイドに散らすことが多くて、縦パスが出せなかった。達也さんが裏を狙うと2人で話をしていたので裏を狙ったが、広島の方が怖いパスがいっぱいあった。佐藤寿人選手のところ、彼が動き出して、みんなが見ているという感じで、戦術的に向こうの方がはっきりしていた。オフェンスに関してエジが孤立しているシーンが多かった。コミュニケーションに関してはみんなで声をかけ合うことを意識しようと話していたが、結果として出ないとなかなか厳しい。今、夏場で熱くなってきて、去年もこの辺りから負け出して、なかなかそこから抜け出すことができなかったが、僕は出場停止で(次の試合に)出られないが、とにかく次はチーム一丸となって結果を求めることが大事だと思う。」
●山田直輝選手(浦和):
「(横パスが多かった?)相手に比べてFWに入る回数、FWに入るタイミングが良くなかった。相手はセンターバックも前に出てきて、それで一気に崩された。相手が上手で、こっちが何もできなかっただけだと思う。
(柏木とのコンビネーションは?)前半に一回陽介くんが裏に出た時に合わなかったこともあったけど、要所要所でやりやすかった。これからもっと一緒にプレーできたらいいと思う。
(相手が引いてくるなかで持たされている感じだった?)相手が中を固めてきていたので、なかなかペナルティエリアの中に入り込めない形が前半は多かった。持たされているのもあったけど、自分たちのポジショニングやテンポが良くなかった。
(運動量は?)僕自身は消化不良。もっと前半から走っていれば良かった。後半、逆にこっちが守備を固めてカウンター気味に攻めるというのがはまっていたので、もっとピッチに立っていたかった気持ちはあるけど、監督がここだというところで代えたんだと思うので、それに関して何も言うつもりはない。フィジカル的な問題はなかった。
●柏木陽介選手(浦和):
「(広島を)相手にして改めて思ったのは、チームとして中盤が走る。広島でやっている時はしんどかったけど、相手にした時はもっとしんどいと感じた。でも、前半は支配していただけに、点を取ることをもっと意識してやれればよかった。
(窮屈そうにプレーしていたが?)正直、もっと真ん中でやりたいというのはある。サイドだと自分の特徴がなかなか出せない。どこで出ても活躍できる選手じゃないとダメだと思うが、難しかった。キープするタイプじゃないし、DFと中盤の間でボールを受けることをしたいし、そのなかで周りの選手と距離を近くしてやっていければ自分の特徴が出せる。もっと直輝と変わりながらやれればよかった。流れの中では変わっていたが、そういうところをもっと意識してやりたい。バランスを崩す中で、タイミングをもっと考えていきたい。負けているけど下を向いても仕方ない。別に誰が悪いわけじゃない。こんな暑い中でもサポーターが応援してくれているので、その声に応えられるようにチーム一丸に戦ってこの3連戦であと2勝したい。
(山田直と一緒にやった感触は?)もっと近い距離でやれればいいかな。まだ少し遠いかな。達也さんも入っていい感じになってきているので、あとはエジの周りでしっかり絡めればいい。
(取材中、槙野から「今日は負けたね」という声が飛ぶ。)すいません。今日は何も言えないです」
●田中達也選手(浦和):
「無失点という試合が少ない。無失点でいければ、最低でも勝点1は取れるし、あんなに相手に余裕も与えないし、その辺をみんなと話し合って、まず失点しないことが重要だと思う。今日はプレッシャーのかけ方も悪くなかったと思うし、潰せるところは潰せていた」
●佐藤寿人選手(広島):
「ここではいつも勝てなくて、スタジアムを後にする時にいつも暗い気持ちで帰っていたので、やっと胸を張って帰れる。でも、まだ一回勝ったに過ぎないし、悪い流れを断ち切ったに過ぎない。いかにこれから先も勝っていけるか。
(前半は受け身だったが?)いや、受け身というよりは、相手が前から来るというのがあったので、そこをしのいでスペースを使えればというのがあった。前半0−0なら、ホームで勝たないといけないのは相手なので、バランスを崩してくる。とにかくうちは我慢して90分で試合を決めることを考えていた。しんどかったが、狙い通りゲームを進めることができた。
(槙野へのアシストは?)マキからフィニッシュに持っていけるボールが直接来ると思っていたが、マキはたぶん出してもう一回というイメージがあったんだと思う。マキから良い形でボールが入ってきたし、(槙野が)フリーだったので、あとは僕がしっかり出せばというところだった。マキもしっかり決めてくれた。彼は去年たくさん点を取ってくれたけど、今年はまだ取っていなかったので、FWじゃないけどここから波に乗ってほしい。今日は守備の部分でも勝利に貢献してくれたと思う。
(槙野への注文は?)ずっと広島でやってほしい(笑)。
(前半のサッカーは監督の指示か?)監督というかチームとしてこうやっていこうと話した。わざわざ相手にスペースを与えるサッカーをしてもしょうがないし、スペースを与えれば仕事ができる選手が多いので、コンパクトにしてボールに行く時に一人一人が距離を短くすれば、よりアグレッシブに行けると思っていた。それはチームとして、特にセレッソ大阪戦あたりからトライしてきている。それを継続していくことと、青山が戻ってきてくれて、一本のパスで決定的なチャンスがある程度作れるので、スペースがある状況でやりたいと思っていた。守備の時に前から奪えればいいが、奪えなかった時に大きなスペースを与えてしまうし、コンパクトにすれば相手もそこにボールを入れてくるのは難しい。とはいえ、ゴールに近いところまでボールを運ばれてしまう危険性はあるので、ある程度のラインまで来たらもっとボールにしっかり行くことはしないといけなかった。前半そこが甘いシーンがあって、達也に左足で2本くらい打たれた。あれは間違いなくボールにいかないといけないゾーンだった。そこは修正する必要がある。
(これまでは逆に広島が持ってカウンターを受けるという展開が多かったが?)監督から今までそういう失点があったので、今日はそういうことがないようにと話があった。カウンターを受けないことはいつも以上に心がけていた。
(監督はサンフレッチェのサッカーができなかったと言っていたが?)結果を出さないといけないし、理想通りにやって結果が出てないというのでは意味がないので、時には現実的な戦い方をしないといけない。勝つことが次につながる材料になる。浦和に勝って、悪い流れを断ち切るのが一番大事だった。
(柏木が抜けた影響は?)今日はうちらしいサッカーで勝ったというわけじゃないし、赤いユニフォームを来ていた8番がうちにいればというのはあるし(笑)、彼が抜けて痛い部分はある。ただ、チームとして良い方向に行っていると思う。
(戦い方に幅が出てきているが?)少しずつ大人のサッカーができるようになってきている。鹿島じゃないけど、しんどくても結果を出す。結果を出しながら細かい修正をしていくのが鹿島の良さだと思うし、それが少しずつできてきているという実感はある。
(柏木が広島は自分たちのサッカーができればそこで満足してしまう部分があると言っていたが?)今は勝たないと意味がないと思ってやっている。
●槙野智章選手(広島):
(ゴールを決めたが?)やっとです。
(柏木との対決は?)あんまり意識はしていなかったつもりだけど、対面でプレーしていたので、初めての真剣勝負だったし、すごく楽しかった。
(ゴールシーンは?)僕は寿人さんにラストパスを出したつもりだけど、寿人さんがうまくターンしてくれたおかげで、寿人さんが走り込んだところにうまくスペースができて、僕があそこに走り込むことができた。
(よくつめていたが?)監督から常に考えて走れと言われているので、その成果が出ました(笑)。
(足のケガは?)本当に恥ずかしいけど、パフォーマンスをした時に足をつった(笑)。そのままプレーもできたけど、あそこで続けるより他の選手が出た方がチームのためだと思って、無理はしないということで自分から交代のサインを出した。
(いつ痛めた?)回っている時です。(パフォーマンスがちょっと違ったが?)2009年バージョンは回って、(矢を)抜いて、打つというのをやっていたが、2010年は先に取って、上に投げて、回ってキャッチしてというちょっと違う形。やっと披露できたので、よかった。
(佐藤寿人が残留を決め、2人のコンビで決めたが、思うところは?)寿人さんはこのチームに絶対に必要だし、これからもチームを引っ張っていく選手だと思っているので、残留を決めたことはすごくポジティブに捉えている。そういう偉大な選手が本当はゴールを決めたいはずなのに、僕にアシストしてくれた。1点以上の重みがあると思っている」
以上
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