7月19日(月)J2 第18節 徳島 vs 鳥栖(18:30KICK OFF/鳴門大塚)
スカパー!生中継 Ch183 後06:20〜
--試合速報--
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シーズン途中の中断期間はどのチームにとってもありがたいものとなったに違いない。選手個々の疲労やケガの回復が図れたことはもちろん、組織としても感じていた課題をじっくり根本から修正する有益な時間に出来たはずだ。
そしてそれは徳島も例外でない。─いや、ある意味徳島は他チーム以上に中断期間の恩恵を受けたと言ってもいいのではないか。なぜなら、開幕ダッシュにこそ成功したもののその後なかなか調子を安定させられなかったことで、ちょうど選手たちにはスパっとした気持ちの切り替えが必要と思われていたから。それだけに、メンタル面のケアが十分に出来たこの1ケ月は徳島にとって間違いなく大きかった。
その上でいよいよ再開初戦を迎えるが、前述の部分から考えて、やはり徳島のポイントはリフレッシュし立て直したメンタルを自分たちのすべきプレーに反映出来るかだろう。具体的に落とし込むなら、全員が原点に立ち戻った迷いのない姿勢で今季のスタイルとして掲げる攻撃的戦いを貫けるかということ。
それを裏付けるかのように、9日間のオフを挟んだ後から進められた中断期間のトレーニングは攻撃面に大きなウエイトが置かれた。前半戦で脆さを露呈してしまった守備の改善を最重要の取り組みにするのかと思われたが、それよりも目指す姿の確認といっそうの追及に多くの時間を割いたのである。特に美濃部直彦監督が一貫して攻撃のカギに挙げているサイドポジションの動きについては念入りにチェック。中盤の柿谷曜一朗、島田裕介とSB平島崇、三田光らの効果的な絡み方が繰り返し調整され、改めて叩き込まれたと言えよう。すると、その積み上げは日を追って目に見える成果に。自らの切り替えによりクリアな視界を得た選手たちは自分たちのやるべきことを明確に整理して捉え直し、直前のトレーニングマッチなどでは幅、厚み、変化のある魅力的な攻めを次々と披露していた。いずれにしても、中断期間を経て徳島はいい状態を取り戻してきたということだ。
とは言え、チームを再度きっちり仕上げてきたのは対する鳥栖もであろう。
鳥栖はリーグ前半戦を非常に安定した状態で乗り切ったが、その戦いにおいて特筆すべきであったのはチームとして課題を引きずらない確かな修正力。それは敗戦を喫した翌節全てに勝利を収めているという事実が何より物語っている。となれば、中断前の数試合ではやや失点の増加傾向が見えたものの、その修正は十分過ぎるほどあった時間で済んでいるはず。そのことから鳥栖が万全の準備を終えアウェイの地へ乗り込んでくるのは間違いない。
「誇りを持って闘っているなぁって感じられて大きな刺激になりました」とは柿谷の言葉だが、当然彼だけでなく両チームのどの選手もワールドカップ、日本代表の戦いには大いなる刺激を受けたことだろう。そしてそれによって彼らが、自分たちも早く実戦を戦いたいと気持ちを昂ぶらせていることは容易に想像できる。だからこそ、それぞれがチーム状態を充実させ激闘が予想されるこの再開初戦はさらに注目度が高まる一戦。見逃せない戦いとなる。
以上
2010.07.18 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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