仙台 0 - 0（PK 3 - 2）浦項 （18:00／ユアスタ／8,921人）
■再開後の仙台ホームゲーム初戦
7月24日（土）J1 第14節 仙台 vs 新潟（19:00KICK OFF/ユアスタ）
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●手倉森誠監督（仙台）：
「今日のプレシーズンマッチは、まず自分たちがこの先Jリーグで良いところまで行かなければ、めったに実現しない浦項との試合だということで、今ある全力を振り絞って挑もうという話をした。
お互いにリーグ再開までの中断期間に準備してきた中でのテストマッチということで、フィジカル的にも一進一退。最後まで点を取れなかったことは反省だが、ところどころでキャンプで取り組んできたスピードあるボール回しを意識してできていた。まだまだ高めなくてはいけないところもあるが、何とかそれは2週間でやっていきたい。
こういうプレシーズンマッチだが、白黒はっきりつけるためのトロフィーがあって、PK戦で勝てた。ホームチームとして、準備された物を我々が獲れたという意味では、気持ちの良い大会だった。
これを良い糧にして、リーグ戦につなげていきたい」
Q:フィジカル的に強いと言われている韓国のチームを相手に、当たり負けしない場面も少なくなかった。この辺りをどのように考えているか？
「その辺で浦項は、我々よりも少し悪い状態でのゲームだったのではと感じている。もう少し激しくくると思っていた。どちらかといえば攻守において、若干準備が良かったのがうちだった。
でも浦項の力も絶対にこんな物ではないと思うし、浦項に引き分けられたからOKというのではなく、浦項は力半分でやっていたんだろうと考えて、もっともっと高まっていかなければならない。そう考えて進みたい」
Q:前半に負傷で退いた太田選手の具合は？
「足を突いた感じ、次のプレーができなかったので、ちょっとひねっている。あざも少し出てきている。あれ以上無理しなかったのは幸いだった。
明日検査をしてみる。足は突ける状態なので、大事には至っていないと思う」
Q:PK戦で勝利に貢献した、GK桜井選手の評価は？
「佐藤洋平GKコーチが、MVPに桜井と発表されたのを聞いて『桜井でいいのかよ』という第一声だった（笑）。ゲームの中で、キック（のミス）でチームのリズムを少し壊すところもあったが、桜井自身もそういったところを反省していて、PK戦の前には『PKでは、やりますよ』と話をしていた。PKの強さは彼の持ち味だと思うし、あそこは本当に仕事をしてくれた。
逆に、ゲームの中でそういった反省点があったからこそ、挽回できたのかもしれないが、ああいう持ち味プラス、ゲームの流れを保つようなゴールキーピング、キックというのが、彼のこれからの課題だと思う」
以上
