6月25日(金)2010FIFAワールドカップ南アフリカ デンマーク vs 日本(03:30KICK OFF/ロイヤ)
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●オルセン監督
「まずデンマークのジャーナリストの皆さんにお知らせしたい。昨日、みなさんはデンマークサッカー協会の職員と試合をして勝利した。その試合に私がプレーしなかったわけだが、これが私が犯した唯一の戦略的な誤りだった(笑)。
ここからまじめな話をしよう。ここまでレベルの高い、身体能力、才能のあるチームとなると、かなり高い目標を達成できるだろう。だから我々は志は高く、野心も持っている。それでも一歩一歩、前へ進まなければならない。次の相手である日本もベスト4を目指すという野心を持ったチームだ。明日は両チームとも全能力を結集した戦いとなるだろう。ワールドカップとは、さまざまなチームが集うパーティーだと考えている。その中で、わが国を代表している我々のチームは、非常に幸福だと思う。国のため、国民のためにベストを尽くしたいと思う。
日本については、非常に質の高いチームである。ピッチの中で連帯を発揮することが、何よりも重要である。個々の選手がそれほどでないチームであっても、素晴らしい結果を出すことができる。デンマークも日本も、いずれも素晴らしいチームではあるが、ワールドカップの優勝候補ではない。それでも、それぞれが潜在能力をしっかり引き出すことができれば、どんなチームに対してもビッグゲームを披露することができるはずだ」
Q:自らのスタイルの発揮と、相手のスタイルに対する適応とのバランスをどう考えるか?
●オルセン監督
「スウェーデンのサッカーはよく知っているが、スウェーデン語はあまりよくわからない。OK、質問の意味は理解した。デンマーク語で答えさせていただく。もちろん相手のチームを尊重する、それから自分のチームのクオリティーに焦点を当てる、両方が必要となる。もちろん自分なりの力を発揮しなければならないが、その日の運というものにも左右される」
Q:相手との身長差については?
●オルセン監督
「それも試合の一要素としてはあるかもしれない」
Q:イエンセンは練習していなかったが、明日はプレーしないのか?
●オルセン監督
「今日はプレーしていない」
Q:調子が悪い選手は?
●オルセン監督
「イエンセンが明日、出場できないかもしれないこと以外は、今はここでは言えない」
Q:ベントナーがキープレーヤーであることについての認識は?
●オルセン監督
「まずベントナーがプレーできるかどうかの判断をしなければならない。それは明日決めることだ」
Q:デンマークに長身選手がそろっていることにメリットを感じているか?
●オルセン監督
「背が高いという事実以外に、何も述べることはない」
Q:選手は日本との身長差についてどう考えているか?
●クロルルップ選手
「高さのメリットを生かせればとは思っている。ジャンプしたときは、我々のほうがメリットがあると思う」
●グランケアー選手
「背の高さを生かせる部分はあるだろう。ただし戦術的なことに関しては、多くを語ることは避けたい」
Q:ナーバスになっているか?
●オルセン監督
「そんなことは絶対にない。エキサイトしているかと尋ねられれば『もちろん』と答えるだろう。わくわくしない人間は監督になどなれない。明日は自分たちのラッキーパンチが決まる日であってほしいと思う」
Q:選手の年齢層が高いことをどう考えるか?
●オルセン監督
「グランケアーは今32歳だから、あと8年プレーできると思う。年齢の高さは前向きに考えるべきだ。十分に調子がよくて体力があり、よいプレーをしている選手であれば、それでいい。ワールドカップやユーロでの経験もあるわけだし。また代表チームの場合、お互いをよく知っているということも重要だ。お互いの良い部分もそうでない部分も知り尽くしているのは、ポジティブな要素だと思う」
●グランケアー選手
「エリクセンは18歳、ヨーゲンセンは34歳。23人の選手がそろっていて、全員がデンマークを代表するベストの選手だと見なされている。年齢そのものが重要ということではない。私の世代の選手が、永遠にプレーできるわけではないが、ここにそろっている選手は国のベストの選手なんだ」
Q:これほど長くプレーできる世代というのは、彼らが優れているということか?
●オルセン監督
「彼らが質の高い選手であることは疑いない。これほど長い間、高いクオリティーを保っているのだから」
Q:カメルーン戦での日本についての印象は?
●オルセン監督
「驚きではなかった。ワールドカップでは日本は驚きをもたらすチームのひとつだと思っていた。アジアのサッカーについて、我々は何も知らないわけだが、過去半年の日本のプレーを振り返ってみて、非常によい試合もあったことを知っている。昨年はオランダに0−3で敗れたが、今回は高い質のチームになっていた。集団的な力を結集できるチームであれば、いずれよい結果を出せる。日本も国のために全力を懸けて戦っている。もちろん、我々も全力を尽くすつもりだ」
Q:ラッキーパンチがないまま敗れてしまったら?
●オルセン監督
「もちろん大変失望する。我々は志、野心がある。けがを抱えた選手もいるが、とてもクオリティーの高いチームだと思っているので、それらの問題は解決できると考えている。もちろん相手のクオリティーの高さについても理解している」
Q:ベントナーのけがの状態はどうなのか?
●オルセン監督
「2日に1回は練習を休んでいるが、良好と言えるだろう。プレーをすることで、故障箇所にどんな反応が起こるのか、彼自身が注意深くチェックしているところだ。こういうけがの場合、常にそういうことをしなければならない」
Q:昨年9月のオランダ戦を踏まえ、日本の戦術についてどう考えるか?
●オルセン監督
「より守備的になる可能性がある。先日のオランダとの試合は0−1だったが、オランダは非常に高いプレスで攻撃的でアグレッシブだった。日本もアグレッシブに戦ったが、それは相手が非常にアグレッシブでプレッシャーが強かったからだ。明日はそのプレッシャーが低くなることで(オランダ戦との)違いが出てくると思う」
Q:ベントナーが出場する可能性は五分五分か、それとも7割か?
●オルセン監督
「私は数学が苦手なのでよくわからないし、確信も持っていない」
Q:平凡な質問になるが、明日は勝てると思うか?
●オルセン監督
「勝つと思う」
Q:選手の年齢について、グランケアーの世代がベストだったのはいつごろだったと考えるか?
●オルセン監督
「ワールドカップということでいえば、予選の段階で2年間よいプレーをしていても、本大会でよくなければおしまいだ。それぞれの選手がピーク時というものを維持したいと考えている。彼ら『ビッグ・ジェネレーション』は、今大会がピークではないかもしれない。それでも予選を勝ち抜かなければ本大会には出場できないわけで、予選でピークだった選手は、ここでもピークの力を出せるかもしれないと考えている」
Q:なぜ明日、勝てると思うのか?
●オルセン監督
「戦術的なことの詳細は答えられない。それでもこのチームが、これまで以上のいいパフォーマンスを発揮できると信じている。それは明日、実際にお目にかけることにしたい。確かに本調子でない選手もいるが、極めて重要な試合で全員が最善を尽くし、運が味方すれば、きっと我々は勝利することができるだろう」
以上
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【SAMURAI BLUE(日本代表)試合予定】
■2010FIFAワールドカップ南アフリカ グループE
2010年6月24日(木)27:30(日本時間)/ルステンブルグ
SAMURAI BLUE(日本代表) vs デンマーク代表
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