6月12日（土） 2010 J2リーグ戦 第17節
東京Ｖ 1 - 0 富山　（13:03／駒沢／3,316人）
得点者：12' 阿部拓馬（東京Ｖ）
スカパー！再放送 Ch184 6/13（日）前04:00〜
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●楚輪博監督（富山）：

「立ち上がり１５分くらいに点が入って、残念かなという感じです。ただ、今日の内容は、後半は本当にウチにミスすごく多く、よく１点で終わったなというぐらい、中盤自陣のコートでのパスミスとかコントロールミス、判断のミスで、相手に何回もスチールされて、それでもよく耐えたねという感じでした。今までのゲームの中でも、すごく悪かったなというイメージが強かった。
ただ、後半残り１５分ぐらいの中の姿勢は、点を取りに行こうという意欲がしっかり見えた。でも、７５分間は何をやっていたの？というと、本当にミスの連チャン。あまりにも悪すぎた。そこからメンバー交代もそうですが、運動量だったり、ゴールを目指すこと、同点にしようというのが最後の１５分ではしっかりとみれた。でも、その戦い方を１５分だけじゃサッカーはできない、結果は１−０という意味では、今年ワースト２、３ぐらいの本当に悪い内容だったかなという印象です」

Q：ミスが多かったということですが、その理由は？
「ドリブルとか自陣での判断。そこはリスクではなく、フリーの人間にパスを回そうだとか、今度はフリーのところに回しても、フリーの人がコントロールミスだとか初歩的なミスが多かったというイメージです」

Q：コンディションの問題もあったのでしょうか？
「どうでしょう。でも、相手も同じですし。残り１５分ぐらいは点を取りにいく勢いは見れているので、つなぎの段階でそこはリスクを背負って（いくべき）じゃないのに、リスクを背負ってるというのは、あまりにもスキルが足りないんじゃないかと思う」

Q：中断に入りますが、不本意な順位からどうやって巻き返していきたいか。
「別に、今そんな１６試合を振り返るという感じではない。ただ、このゲームというのが中断期間に入る前のゲームという意味では、基本に忠実にできていないねというイメージです。本当に今日の内容は悪かったです」

Q：選手交代の意図は。具体的にどういう指示を出したのでしょうか？
「上園に代わってヒデ（石田選手）を入れたのは、運動量と、長い距離を走ってあげて、バックラインからのフィードをしやすくしようと。裏に長い距離走れば、そこが見えるので。なかなかボールも人も動かない状況で、ヒデを入れて、長い距離走ってボールを受けてあげなさいと。そこからもう一度セカンドボールを拾うようなプレッシングをかけましょうと。
舩津というのも、渡辺と運動量というところで交代。本当は（石田選手と）２枚代えしようと思った。でも、ちょっと先にヒデを使いました。
クロ（黒部選手）のところも、負けていて、残り１３分か１４分だったので、ハッキリと点を取りに行こうと。そこで運動量も上げて欲しいので、永富を入れました。トップという意味では、自分のところでヘディングで競るんじゃなくて、動いてくれないといけなというか。負けているのに、ゆっくりというんじゃないので。それは戦術の問題というところです」

以上