5月29日（土） 2010 ヤマザキナビスコカップ
Ｃ大阪 0 - 1 仙台　（14:00／長居／14,321人）
得点者：70' 高橋義希（仙台）
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●石神直哉選手（Ｃ大阪）
「今日は決めるべきところで決められないで、逆に相手に決めるところを決められたという感じです。仙台もそんなにチャンスはなかったですし、でも、ああいうミドルシュートを決められてしまった。ウチはチャンスがいっぱいあったんですが、それを決められなかった。前半について、スローというわけではなかったですが、お互いそんな感じでした。（メンバーが変わったことでズレが生じた？）まったくなかったと言えば、そうでもないし。逆に僕とかもチームのなかでは新しく入った選手という状況。もしかしたら、そういうズレを感じているかもしれないし、僕に対してもそういうのもあるのかもしれない。ただ、そこまでうまくいってないわけでもなく、形もできていますし、悪くはない。あとは最後だけ。決めるかどうかというところだけ。決められれば、今日の試合もいい形になっていたと思うので」

●播戸竜二選手（Ｃ大阪）
「後半から点を取りにいくための交代という感じで入りました。仙台は守備では最後のところでブロックを作ってきて、マンマークで来ていたというのもあり、また取ってからのカウンターというところで攻めてこられていた感じはありました。個人的には、クロスを受けることを意識して、（ウラに出る）タイミングを狙っていたんですが、相手のDFもケアをするし、もうちょっとうまくマークを外せればよかったかなというシーンは何度かありました。今はメンバーを代えながら、若い選手を使って底上げしたいというところもあるので、あまりネガティブに、悪い方向に考えすぎないようにしなければいけない。負けたのはすごく残念ですし、ナビスコで上に行けなくなりましたが、それはしょうがないというか……。アマラウにしても、（上本）大海にしても出場停止で出られなくて、でも、そのなかで他の選手たちが経験を積めたというのは、よかったと思うし。あまりにも、勝てないからどうかというのを重く考えすぎず、チームとして反省して、次のことを考えていきたい」

●山口螢選手（Ｃ大阪）
「初めはやっぱりバタバタしていましたが、徐々に慣れていきました。でも、（失点につながった）スローインのところで横パスを流してしまい、そこは直していかなければいけない。自分はウラに抜けたりするプレーが得意なので、それを狙っていこうと思いましたが、狙っていったときに（小松）塁さんとかとかぶってしまうことがあり、後半は控え目にしてやっていました。ミドルシュートについても狙っていこうと思っていました。個人的には体力は大丈夫でした。仙台については、自分はやったことがない相手でしたが、J1とJ2ではちょっと違うかなと感じました」

●藤本康太選手（Ｃ大阪）
「今日はちょっと、チームも、個人としても、最悪でした……。相手のサイドハーフが中に入ってきてプレーしていたんですが、それをあまりつかみきれず、マークをつかんだらつかんだで、相手のボランチがフリーになったりして、その辺うまくいっていなかった。ラインが下がり過ぎているように見えたのは、守ってカウンターというのがウチのスタイル。ただし、攻めさせていたというよりも、攻められていたかなという感じは自分たちにもありました。ディフェンスをしていても奪いどころが全然はっきりしていなくて、それで中盤で回されて、ミドルとか危ない場面もあったりして、結局それでやられてしまいましたし、そこは反省しなければいけない。（最後、キムの退場で、GKを務めたが）GKというよりは、普通にディフェンスして、ビルドアップにも参加しましたし、ゴールの中にいればいいかなという感じだけでやっていたので、GKとは思ってやってはいなかったです。（山口ら若手の堅さは）たぶんあったと思いますが、そういうのは自分たちのような試合に出ている選手らで落ち着かせてあげればよかったかなと。（山口）螢もいっぱいいっぱいになっていたところもあり、もっと声をかけて落ち着かせてあげられればよかったと思います」

●小松塁選手（Ｃ大阪）
「チャンスもありましたし、どっちに転んでもおかしくない試合でしたが、僕も個人的に決定的なチャンスがあったので、そこを決めるかというのが、スコアにも関わってくると思うので、これからも戦いがあるので、また修正していきたい。（メンバーが普段と違うところでの連係面について）僕も今季初先発だったんで、他の新たに入った選手とも練習でずっとやってきていて、特長も分かっているし、その面では問題はなかったです。でも、要所でミスがあり、ミスから失点しているので、そこはこれからつき詰めていかなければいけない。残り2試合、（予選突破の）可能性はなくなったのですが、その2試合を無駄にしないよう、2試合とも勝てるよう、しっかりやっていきたい」

●高橋義希選手（仙台）
「チーム全体でいい試合ができたと思うし、そのなかでゴールを決めて、とてもうれしいです。監督からは『とにかく前が空いたら打っていけ。裏を狙っていけ』と言われていて、それを意識してプレーしていました。ゴールについて、ブレ球はいつも練習していましたし、いいところに来たら狙っていこうと思っていましたが、打った瞬間GKの正面に飛んでしまったので『どうかな？』と思ったんですが、うまくブレてくれて、入ってくれました。なかなかここまで出場することが少なく、チームのためになかなか役に立てなかったというか、そう思っていたのですが、やっとここでチームに貢献でき、点も取ることができ、チームメイトも本当に喜んでくれて、すごく感謝していますし、うれしかったです。前節ピッチに立って勝ったので、またピッチに立って、勝てて、サポーターと皆さんと一緒に喜ぶことができて、本当によかったです。本当にこの2連勝はうれしいですが、まだまだ（予選突破が）決まったわけではないので、気を引き締めて、次の試合に臨みたい」

以上