5月22日（土） 2010 J2リーグ戦 第14節
千葉 2 - 1 東京Ｖ　（19:03／フクアリ／12,428人）
得点者：29' 高木俊幸（東京Ｖ）、64' 山口慶（千葉）、85' 青木孝太（千葉）
スカパー！再放送 Ch182 5/23（日）前11:30〜
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●青木孝太選手（千葉）：
「（得点の場面は）最初はシュートを右側に打とうと思ったんですけど、ボールをトラップしようとした時にスリッピーで足下に入りすぎたのとＧＫが前に出てきたので、とっさに右足のあのシュートに変えました。
前回、フクアリで試合に出た時はゴールを決められなくて悔しかったので、今日は決められて良かったです。
（山口慶選手のゴールをアシストしたヘディングは）実は、あの慶さんのボレーシュートの形は練習でやっていたので。うまくいってよかったです。監督からも練習の成果が出たなと言われました」

Q:以前、『ヘディングは自分の得意なものだから』と言っていたが、今回はゴールではなかったにしても得点に絡めたが？
「ゴールを取れれば一番いいんですけど、ヘディングでチームに貢献できたので。今日はいつもよりも早い時間に交代出場したんですけど、あまり疲れを感じなかったのは、練習のおかげだと思います」

●山口慶選手（千葉）：
「今日は前半からいつもの自分よりも前に出ていくことを心がけてプレーしていた。スタメンで試合に出られなかった時、何が自分に求められているのかを自分なりに考えていたので。その結果、少し中盤のバランスを崩してしまうところもあったけど、崩れたからこそ自分の得点が生まれたのかもしれない。あの得点は（青木）孝太と練習していた形でした。自分でも良く入れたなと思うゴールでした。
前半から自分のところにボールがこぼれてこいと何度も思っていた。前半はＦＫで失点したけど、相手にやられている感じはしなかった。後半になって孝太が入ってからは、攻撃で斜めの動きとか連動の動きが出てきたと思う。ウチにもゴールポストに２回当たるシュートがあったりしていたので、ゴールが入ればスタジアムの雰囲気が変わると思っていた。僕のゴールで勢いが出てよかった。
最近はアウェイの試合だと少しアグレッシブさが足りないようなので、次の水戸戦は最初からしっかり戦っていきたい」

●工藤浩平選手（千葉）：
「フクアリでは千葉に１点入るともう１点という雰囲気になってチームが乗ってくる。でも、本当はそういうふうに追いつめられた状況にならないようにしないといけない。（途中で選手交代もあって少し下がり目の位置になったのは）監督の指示というよりは、自分としては少し引いたところで多くボールを触ろうと思った。しっかり動き出しをしていけば、後半のような攻撃ができると思う」

●アレックス選手（千葉）：
「（東京Ｖの川勝監督がアレックス選手が動き回って攻撃の起点になっていたと話していたことについて）自分がそういう選手なので、今日もいつもと同じように普通のプレーをしていたと自分では思っている。相手に先に点を取られると苦しい試合になるけど、勝つことをあきらめずにプレーしていた。
（今日は青木良太選手や和田拓三選手など、前節までスタメンで出ていなていい選手がスタメンだったが）練習や練習試合を一緒にやっていたので、誰が出ても困ることはないし、変わらなかったと思う。東京Ｖはテクニックがあってうまい選手が多いけど、若いチーム。もう少し賢くサッカーをやられていたら、千葉はもっと困っていたんじゃないかと思う」

●高木俊幸選手（東京Ｖ）：
「（直接ＦＫのゴールは）非公開の練習などでああいうＦＫの練習はしていました。最初から左サイドを狙っていたわけではなく、ＧＫを目がけて蹴るようにしていました。最初からコースを狙うとダメで、ＧＫを狙って蹴ると左や右にボールがブレるイメージで蹴りました。千葉に押し込まれる時間帯は苦しかった。それでも、前半はしのげていたんですけど……」

Q:サイドから仕掛けての惜しいシュートやヘディングでの惜しいシュートもあったが？
「（平本）一樹くんが前で起点になってくれていたので、こぼれ球を拾ってシュートを打とうと思っていて、ああいうプレーは狙っていました。ヘディングシュートはもう少し（ボールがゴールの枠の内側）だったら入っていたかなと思います」

●富澤清太郎選手（東京Ｖ）：
「前半から相手にボールを持たれてパスを回されて押し込まれていた。
ウチのセンターバックが相手の選手と競り合うのが多いというのは、それだけ相手に押されていたということ。それでも集中して（失点を）ゼロに抑えようと思っていたんだけど、相手に回された分、それが効いてきて、後半から少しウチ（の運動量）が落ちてしまった。五分五分のボールを千葉に拾われるようになってしまった。ちょうど自分が前に出たりしたところで相手にやられて失点してしまって、無失点に抑えられなくて、攻撃陣には申し訳ないと思っています。
でも、技術的にはウチの選手のほうが高いし、みんな頑張っている。千葉との差は埋められない差ではないと思います。今日に関してはしょうがないので、次の試合に向けてタフにならないといけない」

以上