5月22日（土） 2010 ヤマザキナビスコカップ
京都 2 - 1 Ｃ大阪　（14:00／西京極／12,566人）
得点者：45'+1 水本裕貴（京都）、70' 播戸竜二（Ｃ大阪）、79' ディエゴ（京都）
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●角田誠選手（京都）
Ｑ：非常にバランスが良かったように観えましたが？
「そうですね。バイタルのとこに入れられても人の距離が近かったし、そんなに怖い場面というのはなかったと思いますね」

Ｑ：ルーズボールを拾うというよりもルーズボールをダイレクトでつなぐという感じでしたが？
「正直セレッソのプレッシャーがそんなになかったから、結構、安藤とも繋げるな、とは話をしていたし。思ったより相手が動いていなかったから、それが原因じゃないですかね」

Ｑ：守備でも、ボランチのサイドへの対応もすごく良かったのでは？
「多少、動かされた部分もあるんですけど、上手くコントロールできたかなとは思いますね」

Ｑ：だから、守りと同時に攻撃への糸口がすぐ掴めていたという感じがしましたが？
「そうですね。今、ドゥトラが入って、彼が縦に早いから。ボール取ってすぐにそこ、カウンター使えるんで」

●増嶋竜也選手（京都）
「しっかりブロックを作って、皆が落ち着いてできるようにリーダーシップ取ってやってくれと言われたので、そういう意味では上手くブロックを作れていたし、主導権はほぼこっちが握っていたような感じもしてたし、ただ、出来れば無失点で行きたかったんですけど。バランスはすごく良かったし、日本人でやっているというのもあったので、コミュニケーションも取れてたし、あんまり危なくなかったんでね、良かったと思います」

Ｑ：中盤の選手の守備とのバランスが良かったと思いますが？
「そうですね。なるべく、ワントップに対して二人余らないようにしたかったので。アンちゃん（安藤）と角さん（角田）を家長選手のところまで下げずに、一個前に上げさせて、家長選手のところとか、乾選手のところとかなるべく僕が行って後ろが二人で一人を守る感じで、上手く入ってきた所に対して一人が行ける様なシステムをとってたので、上手くハマって良かったです」

Ｑ：攻撃に関してもタッチ数を少なくして回っていた様に観えましたが？
「一人一人の距離が近くてパスも上手く回っていたし、そこからのサイドチェンジとか、ディエゴが上手く絡んで、ディエゴが好きなように出来ていたので、良かったかなと思います」

Ｑ：課題としては、後半、小松選手が入ってきて、２トップ気味になり、その対応あたりですか？
「（森下）俊がつりだされて１対１になった時点でバランスが良くなかったので、ああいう場面をなるべく作らせないことと、作られた時に、ボランチが早く横についてあげられれば、俊も気持ち良く勝負できてたと思うので、そういう対応をもうちょっと修正できればいいかなと思います」

Ｑ：攻撃面でも繋ぎの場面で、相手のプレッシャーが早くなったので大きく蹴るしかないという場面も多くなったような気がしたが？
「いや、あれは意図的に裏に、一回飛ばそうと思ってやっていたので、けっして詰まって詰まって、遅くなってという訳でなくて、意図的にやっていたので、けっしてそれは悪くなかったと思います」

●中村太亮選手（京都）
「今日は、この間のマリノス戦に比べたらそんなに、守備面ではけっこう粘れる場面はあったんですけど、攻撃ではもっと前半から飛ばして行けたらなぁと思っています。シュート精度もちょっと悪過ぎて。まだ仕掛ける意識はあったのでそれは良かったかなと思います」

Ｑ：対面の高橋選手と対峙して、何か感じる部分とかあったのですか？
「自分が高い位置を取ったら、高橋さんは４枚のサイドバックだったんで、絶対に引いていくというか。それで、僕が上がったらスペースが空いたりしてディエゴとかが上手く使ったりしてたんで。先、攻撃の先手を取っている時はいい形が出来たんですけど。逆に向こうが上がってきた時には乾さんとか家長さんとか使って前に出てくるというのは分かっていたので、それは意識して守備ができたと思います」

Ｑ：中村選手が高橋選手の所を一つ崩せば、相手の４バックを大きく崩せたのではと思いますが、そこまでは仕掛けられなかった？
「うまく吸収されている場面があったので、スピードとかを。その辺がちょっと仕掛けづらかったので。ＦＷが一枚降りてきて、出してもう一回受けるという、前半も何回かあったんですけど、それが上手くいったら、多分結構裏を取れていたんですけど、それが今回あまり上手く行かなかったので」

●尾亦弘友希選手（Ｃ大阪）
「リーグ戦同様しっかり臨んだんですけど、相手に主導権を握られてしまって、やり方が悪かった。風上になってしまって全体をコンパクトにして、一人一人の距離も遠くてパスも上手く回らなかった。コンディションは悪くなかったが、気候だったりボールの奪われ方が悪く苦しくなってしまった。ナビスコカップは2敗したが、しっかり結果を受け止めて、次なんとしても勝ちたい」

●丸橋祐介選手（Ｃ大阪）
「今日、急きょ出番だったんですけど、緊張せず、一本一本繋ぐことを考えました。上手くやれた所もあったが、ボールを失った所もあった。精度はまだまだ。ハーフタイムに左サイドでのＦ．Ｋのボールは全部自分が蹴れ、と言われた。最後、ディエゴをフリーにして悔いが残る。後半はボールもよく回っていたが、最後の所を決め切れなかった。今後の試合に向けて、きちんと準備をしたいです」

以上