5月22日（土） 2010 J2リーグ戦 第14節
富山 1 - 2 柏　（13:04／富山／4,555人）
得点者：66' オウンゴ−ル（富山）、86' 澤昌克（柏）、90'+3 大谷秀和（柏）
スカパー！再放送 Ch182 5/23（日）前05:00〜
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●楚輪博監督（富山）：

「残念というのが第一声です。前半から後半の終わりまで、ポゼッションはされていてもディフェンスでは一人ひとりがマークを捉えていた。失点は真ん中でこぼれたボールを裏にクイックに出されて詰められたものと、ロスタイムでのFK。マークがどうだったのかは分らない。集中したゲームだった。ここ一番で、17位のうちと首位のレイソルさんの力の差が出たのかもしれない。そう位置づけないと前へは進めない。しかし、うちの選手は本当によく戦っていた。運動量で負けていないし、献身的によいポジションをとって、奪ったボールを前に運んでいた。得点はオウンゴールだったが、そこには大輔（朝日）、苔口が走っていた。その後に２点目を取りにいく姿勢もあった。前を向いて戦っていたと思う。サポーターの方からの後押しもあった。最後の最後は集中力なのかもしれないが、残念だった」

Q:後半への指示は？
「柏がうちの前でパスを回していたので、後半は裏への走りを警戒してマークをしっかりするよう伝えた。良かったといってもまだ45分だったので、セカンドボールを拾う、切り替えを早くするといったことを90分続けるように指示した」

Q:今季４失点の相手から１点を奪えたことを評価するか？
「まだまだチャンスはあった。そこで決められるかどうかの強さが、勝ち切れるかどうかに関わってくる。90分の戦い方は間違ってはいなかったと思う」

Q:この試合を今後にどう生かすのか？
「（ロスタイムで逆転負けした）こういうシーンは以前に千葉戦でもあった。その時も終盤に追い付かれ、ロスタイムに失点した。次につなげたいと言いながら、何回も同じことが繰り返されるのはまだまだ未熟だから。しっかり集中し、最後まで戦うことにもっと厳しくなければいけないと思う」

Q:リードした後の戦い方で変更はあったのか？
「ディフェンスは変わっていなかったし、そこからチャンスを２、３度と作っていた。人数をそろえて守って、そこから速攻を繰り出す。１点を守り切ろうという意識はなかった」

Q:桜井選手の投入の狙いと交代枠を使い切らなかった理由は？
「桜井選手を入れる前に苔口、朝日でチャンスを作っていた。勝ちにこだわるために、２点目を取るチャンスがあると考えて入れた。（他の選手の交代は）疲れとの兼ね合いだったが、バックラインは集中していたので、今のチームの結束を重視した」

以上