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【J1:第12節 名古屋 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.05.16)

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5月16日(日) 2010 J1リーグ戦 第12節
名古屋 1 - 4 鹿島 (16:03/豊田ス/34,098人)
得点者:44' 野沢拓也(鹿島)、46' ケネディ(名古屋)、53' 興梠慎三(鹿島)、69' マルキーニョス(鹿島)、90'+1 本山雅志(鹿島)
スカパー!再放送 Ch182 5/17(月)15:00〜(解説森山泰行実況吉田太一リポーター水谷陽介)
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:内田選手を使わなかった理由と、彼の移籍はチームにとって大きいのか。
「若い選手が移籍するということは非常に喜ばしいことであって、クラブがそれだけ若い選手あるいは質の高い選手を育てることができたという、ひとつの評価基準にもなります。ただ、チームとしてはダメージはあります。あれだけの能力を持った選手ですので。今後どうやって補っていくのかという部分で取り組んでいきたいと考えております。
彼の欠場に関しては、ACLと平行した戦いの中で彼がどうしても疲労がたまっていたからです。我々はもう一緒に仕事をして4年目になりますけど、彼に聞けばおそらく『大丈夫です、いけます』と答えると予想した中で、本人と話をしました。そこで彼も正直不安はあると。今日はグランパスという高い能力あるいは質を持ったチームが相手ということで、今日みなさんが見たとおり、かなりの負担があるわけです。そこで今小さな違和感がある中でこれだけタフなゲームをすれば、大きなケガになる可能性があった。代わりの選手はいるので、より良い判断をしました。これからワールドカップもありますし、日本代表のことも考えないといけない。打撲系のケガならば状態によってはすぐに回復しますけど、筋肉系のケガはどうしても時間を要するもの。いろんな方々にも迷惑がかかるし、彼にワールドカップで活躍してほしいという考えも私にはあります。そういった話し合いの中で決まったことでした。これから移籍が決まるかどうかはまだわかりませんけれども、本人の気持ちとしては最後の試合に出たいという意志は感じました。しかし先のことも考えて、マネジメントを本人と話し合って決めました」

Q:後半、時間を追うごとに鹿島のペースになりましたが、どのような作戦だったのでしょう?
「我々は2つの大会を平行して戦っているので、今回は中3日というところのマネジメントをしなければいけなかった。特に前半に関しては、私は選手たちにマネジメントすればいいと言いました。そして後半のある程度の時間になれば、相手はホームで勝ちたいので徐々に前に出てくるようになる。そこで大きなスペースを空け始めるのだから、その時間まで我慢していけばいいと言いました。幸運にも前半の終わりで得点ができて、後半の最初には残念ながら失点してしまいましたが、後半はどうしても相手が前に出始める。こういった高いレベルの選手が揃っているチームとなると、誰が出てもおかしくなく、ベンチの選手を出すことでやり方を変えることもできる。名古屋はそれだけのオプションがあるチームなので、我々は頭を使って自分たちの消耗度とバランスをとってやらなければいけなかった。後半、相手が出てくる時間は待っていれば来る。彼らは勝ちたいという意欲が高まったことで、スペースはできる。心理的な部分で我々が我慢して、そのスペースを確実に使っていけばいいというのは戦法として考えていました。それがうまくできたのではないかと思います」

Q:去年のグランパスと、大型補強をした今季のグランパスの印象の違いを教えてください。
「非常に高い質の選手を各ポジションに2〜3人揃えるチームであり、誰が出ても遜色のないほどの戦力を整えているチームです。また途中、ベンチから選手を送り込んでやり方を変えることができるようにもなっています。ですから普通に真っ向から戦っていこうとすると、おそらくかなりの痛い目にあうと思います。本当に頭を使って抑えどころをきちんと抑えてやらなかったら、厳しい試合展開になる相手ではないかと思っています」

以上
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