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【W杯メンバー発表!】会見での岡田武史監督(SAMURAI BLUE 日本代表)コメント(全文掲載しました)(10.05.10)

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本日、2010FIFAワールドカップ南アフリカにのぞむSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバー発表会見が行われました。会見での岡田武史監督のコメントは以下の通りです。
★メンバー速報はこちらのページでチェック!
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Q:登録メンバーの23人を決めた今の気持ちは?

「あとは本大会に向けて最高の準備をして戦い抜くんだというスッキリとした気持ちです」

Q:今回の選考基準は?

「チームが目標に向かって勝つために、どういうメンバーがいいか。色々なシチュエーションを想定して、どういうタイミングで、どういうポジションだったらどういう選手がいいのかということで決めました。そういう意味では、力のある選手を上から23人選んだというわけではありません」

Q:これまで70,80%決まったとおっしゃっていたが、100%決めたのはいつか?

「最終的にいつ決めたかといわれると、今日の朝です。自分に問いかけて、もう一度メンバーを見直して、これで行こうと最終的に決めました。今朝のミーティングでは、議論ということではなくて、スタッフに決めたということを伝えて5分くらいで終わりました」

Q:選考で最も悩んだことは?

「全てのポジションで悩みましたし、何人かの候補の中でどっちにしようかと考えました。どちらが上か下かなんて誰にも決められないと思いますが、私の中で最終的には感覚的なもので、この選手で行こうと決断しまた。
(この23人でどんなサッカーを表現したい?)いつも言っているように、我々日本人がW杯で勝つために、アグレッシブに攻守にわたり全員でハードワークするサッカーをしたいと思います」

Q:GKで楢崎正剛選手(名古屋)、川島永嗣選手(川崎F)そして最後に川口能活選手(磐田)の名前を読み上げられましたが、川口選手を選んだ理由は?

「彼には、第3キーパーという非常に難しいポジションのなかで、彼のリーダーシップの部分と、選手からも一目置かれている存在が大会を戦う上でどうしても必要だと考えて選びました。
(現在、川口選手は怪我でクラブでも試合にでていませんが?)今、怪我でできていない選手は稲本(川崎F)、玉田(名古屋)そして川口(磐田)ですが、怪我人の状況は常に追跡していて、その中で川口は練習試合もしているし、次のナビスコカップ辺りから(試合に)出すつもりだという状況だったので、代表の集合時には十分プレーができると判断しました。
そういう状況を把握したうえで、若い選手、経験のない選手を引っ張っていく力、今までチームキャプテンをしてきた彼なので、そういう部分に期待をしています」

Q:DFでは岩政大樹選手(鹿島)も選ばれましたが、DF選考の基準は?

「いろんな状況にあわせて使い分けていきたいと。今まで闘莉王(名古屋)と中澤(横浜FM)中心でやってきましたが、彼らがもし怪我だった場合には、他のやり方を考えなくてはいけないということや、最後にパワープレーをされた時の対応など、いろんな状況を想定してこのメンバーを選びました」

Q:本田圭佑選手(CSKAモスクワ/ロシア)に期待する事は?

「彼はオランダからロシアにいってかなりプレーが変わりました。本人も自覚しているようですが、今の本田にはものすごく大きな期待をしています。彼が成長したおかげで、チームは得点という部分で可能性が大きくなりました。そういう意味で、彼には得点に絡むプレーを期待しています」

Q:FWで、矢野貴章選手(新潟)を選んだ理由は?

「彼の豊富な運動量、フィジカルの強さです。ドローで来ている時に彼を入れることで、セットプレーの種類や、前線での追いまわし、またはカウンターでの飛び出しといった部分も増える。荒さもありますが、彼のフィジカル、スピード、運動量に期待して選びました」

Q:森本貴幸選手(カターニャ・イタリア)はこのチームでの経験が少ないが、彼に期待することは?

「彼の特徴はフィジカルの強さ、ゴール前での強引さです。スタートで使うかは決めていませんが、途中から出てもゴールに向かっていく姿勢、またはゴールを取るということを期待しています」

Q:怪我などもある大久保嘉人選手(神戸)をあえて選んだ理由は?

「大久保は怪我とか、Jリーグに戻ってきて本領発揮できない試合も多かったんですが、ここにきて本来の野性味というか、そういうものが徐々に戻ってきたという印象を受けています。1対1で勝てないと(ボールを)まわしても崩せないので、その中で彼は一瞬のスピードや、あたりの強さを持っているので、そういうことで彼を選びました」

Q:FWの選考が注目されていましたが、改めてこのメンバーでどうやって得点を取っていくのか?また、直前合宿での一番の強化ポイントは?

「どんな形でも点を取れればいいですが、当然我々の武器であるセットプレーを大事にしたいです。早い攻撃を使っていかないと、しっかり下がって守られたときに、今のカメルーン、オランダ、デンマークのブロックを崩すのは簡単じゃないので、高い位置でボールを取った時の速い攻撃を念頭に置いています。
これからの強化の面では、いくつかの修正ポイントがあります。特にDF面において、カウンターへの対処、そしてロングボールへの対処という部分を、本大会前の3試合(5/24韓国戦、5/30イングランド戦、6/4コートジボワール戦)のなかでチェックしていきたいと思っています」

Q:最近、岡田監督の口から「ベスト4」という目標があまり聞かれませんが、改めてW杯での目標は?

「目標は全く変えていません。ただ、その目標達成のためにはグループリーグを突破しなくてはいけない。その中で一番大事なのは初戦のカメルーン戦だと思っていて、今はそれに向けて集中しています。そして、この23名で我々はそれを実現できると思っています」

Q:初戦のカメルーン戦が最も大事という話だが、突破に向けての星勘定はどう考えている?

「なぜ第1戦が一番大事かというと、まだアウェイのワールドカップで1勝もしたことがない国ということで、初戦で勝点を取らないとチームがメンタル的にダウンするのではないかという懸念を感じているからです。
オランダは超一流だと思っていますが、勝点を取る可能性が全くないかといわれると、可能性は低いかもしれませんがあると思っていますし、その可能性にチャレンジするのが我々の仕事だと思っています」

Q:監督自身は2度目のW杯になるが、前回のリベンジという気持ちはあるか?

「今大会で日本がどうしたら世界で通用するかということを考えて、そのなかで勇気を持ってチャレンジして行こうとしているので、前回のリベンジということは考えていません。ただ、2度目という事でプラスがあるとしたら、チームマネジメントの部分での経験が生きることはいくつかあると思います」

Q:本大会では強豪国と戦うわけですが、日本がここだけは負けないという部分は?

「今のチームのいいところは、何度もチャレンジしていくところ。攻守にわたる運動量、そして切り替えの速さ、組織としてのまとまりという部分が長所だと思っています」

Q:ファン・サポーターに向けてのメッセージをお願いします。

「今日23人を発表しました。今後怪我などの理由で変更になる可能性もありますが、この23人をベースに、南アフリカでいい結果、いい内容、日本人らしいサッカーをできるようにベストを尽くしてきます。是非応援して頂きたいと思います」

以上

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【ワールドカップ前、最後の国内戦開催!】
2010年5月24日(月)19:20/埼玉
SAMURAI BLUE(日本代表)vs 韓国代表
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